2005年の渓流

(4)

4回目

2008年5月19日(土) 5時〜13時 福島県横向き温泉 釣果3匹

最近はもっぱらこの横向き温泉の川専門になってきた。何処へ行っても人が多く場荒れしているので、遠出をしてもがっかり
することが多く、つい横着をしてしまう。
釣場到着は5時チョット前。さすがに雪は無く、新緑が目にまぶしい。

早速支度をして、鬼チョロをエサに取敢えずエサ釣りからスタート。目の前の落ち込みから釣りを開始したが一向に反応なし。
そして100mほど上ったところのやや流れが速い石脇を流すとキラリとヤマメが反転した。すかさず合わせるとグングン下流
へ流れていく。今回新作の渓流タモを使う場面になったが道糸1m程の”ちょうちん仕掛け”なのでタモは使いづらい。
頭上は開けていて脇も河原状態なので一気に抜き上げ河原の草むらに・・・・。
22cmの綺麗なメスヤマメ。釣り開始30分であった。

これは幸先がいいとゲットし思わずにんまり!この調子だと28cm級も?夢は膨らみ、やる気も満々!。
すかさずこのポイントの直ぐ上の小さな落ち込みに鬼チョロを入れた。すると直ぐにググッと大きなアタリ。今度はチビヤマメ。
16cmか?これは再放流し大きくなって戻ることを期待!!

幸先よい連荘で気分もよく更に上流へ。この川には毎年入っているのでポイントは全て熟知している。次のポイントは岩盤下
の深い落ち込み。ここは昨年オモリを追加して川底までエサを流し込み見事22cmを釣り上げたところ。今回もオモリを
追加し川底を流すが全然反応なし。河原には昨日のものと思われる足跡がビッシリ。ふと下流を見ると釣り人が一人。この川
も連日攻められているようだ。

その後、上流までのいくつかのポイント丁寧に探り釣り上がったが途中一度だけアタリが有ったのみだった。
上空が開けたところではテンカラによる毛ばりも試したが、毛ばりにも反応は無かった。

帰路は道路に上らず、毛ばりを振りながら川を下ることにした。しかし、毛ばりには一向に反応なし。途中大きな溜りで小さな
ライズがあったような気がした。慎重に毛ばりと流すと16cmのチビ岩魚。岩魚はヤマメに駆逐されたと思っていたが、生き残
っていたのを確認して放流した。

結局、最初に釣り上げた1匹のみの釣果だったが、これが最後に掛かっていたらこのヤマメも再放流しただろうに・・・
かわいそうなことをしたと思いつつ結局刺身にして堪能させてもらった。甘みがありとても美味しかった。

22cmのヤマメ

新緑がまぶしい渓流

今年新作の渓流タモ