日々是好日

08年11月26日(水)

家内、娘と二人の孫を連れディズニーランドへ出かけた。
毎年1、2回は孫孝行のためにディズニーランドへ行くことにしており、孫達も楽しみにしているようだ。
今月、来月は”クリスマス・ファンタジー”というスペシャルショーを行っており、それを目当てにこの
時期にお声が掛かった次第。

いつもジイジーは場所取り要員。今回も心得たもので、本と簡易椅子を持参して9時に入場。
お目当ての”クリスマス・ファンタジー”の座席抽選に外れ、早速孫達から立見席確保のお願いをされた。
そこで、11時40分スタートの”クリスマス・ファンタジー”の場所取りを開始。

天気が良く、風も吹かず、まずまずの天気なれど気温はそれ程高くない。防寒服に身を固め、かねてから
読み進めていた”カラマーゾフの兄弟”を本日は一気に読み進めるつもりである。

この小説は、今年、亀山郁夫が新訳し、話題となったものである。十七、八歳代に米川正夫訳(だったと
思う)を2、3回読んだが、やたら小難しく、内容理解に苦労した思いが残っていた。
リタイアし、新訳が出たのを機に、一気に読破するつもりで全5巻を買い求めていたが、釣りや畑や野暮
用でなかなか進まず、半年掛けてやっと3巻目にたどり着いていた代物だ。
先ずは2時間ジックリ読み進み、残りは午後の部に持ち越すことにして、始まったディズニーショーを観る。

毎回思うことだが、来る度に内容が代わるテーマランドやアトラクション。維持するには相当な費用と努力
がいるんだろーな・・・・ 5万人入場して、入場料だけで約2億5千万円の売り上げ。飲食店やホテル
などの副収入がどの位かはわからないが、原価も相当掛かるんだろーな・・・・ つい心配してしまうジイ
ジーであった。

午後は、コースター系の過激な乗り物を楽しんでいる上の孫や娘を尻目に、スモールワールドやピーター
パンなどの緩いアトラクションを下の孫と家内と一緒に楽しんだ後、夜のパレードの場所取り開始。
薄暮の中、かすんで来た目を騙しながら約1時間読み進めた。

エリクトリカルパレードは、クリスマスバージョンだそうだったが、何時ものショーとあまり変わらない。
それでも電飾デコレーションの周りで踊るキャラクター達の衣装は、最新のものは液晶を使っているようで、
背負っているバッテリーが極端に小さくなっているのが印象に残った。

今回も場所取り要員の役目をしっかり果たしたが、こんなジイジーやバアバーが沢山いるのではないかなー。
シルバー用の入場券の他に場所取り要員用入場券も発売して欲しいなー・・・・・