08年12月1日(月)
福島県郡山へ出かけた。
昨日到着し、本日は南会津にある観光スポットである”塔のへつり”を観光。
会津地方で”大川”と呼ばれる”阿賀川”が、「百万年の歳月をかけて、浸食と風化を繰り返し見事な景観を創った」とのことで、
この近辺一番の景勝地となっている。
近くには、江戸時代の宿場の面影を今もそのままに残した"大内宿"や”湯野上温泉”などがある。
この二箇所には、岩魚釣りなどの折りに2度ほど行ったことがあるが、何故かこの”塔のへつり”だけは素通りしていた。
先日、紅葉真っ盛りの”塔のへつり”をテレビで放映しており、その美しさに引かれて今回来てしまった。
しかし、既に紅葉は終わってしまい、浸食しされた岩肌が寒々と阿賀川と向こうにあるのみ。
阿賀川に掛かる橋を渡り、対岸を散策しようとしたが、浸食して出来た遊歩道は僅か数十mのみ。
通行止めのその先は岩が崩れてきており、降り積もった落ち葉が覆っていた。
テレビで見たような美しさと迫力も無く、おみやげに山で栽培したという”ナメタケ”を購入し、早々に引き上げた。
国道に出たところに手打ち蕎麦屋があったので大盛りを注文。出てきた蕎麦は、太さバラバラで「素人でももっとうまく切るぞ!!」
といいたくなるようなヤツ。しかし、オヤジさんの言うとおり新蕎麦の香りと打ち立ての蕎麦はすこぶる旨かった。
帰宅(家内の実家)して食べた”ナメタケ”もすこぶる美味であった・・・・・
阿賀川に掛かる橋と浸食された遊歩道