08年12月18日(金)
江戸東京博物館で開催中の「珠玉の輿〜江戸と乗り物」展が見たいとの家内の要望で両国へ出かけた。
折りしも浅草では「羽子板市」開催中。両方を見るべく9時頃家を出た。
先ずは江戸東京博物館に10時チョット過ぎに到着。平日の午前中はさすがにジイチャン・バアチャンのみ!
我々もその中にすっかり溶け込み、順路に従って見学。 大名家で使われていた男籠や女籠。そしのて、奥方が愛用していた手洗い
桶や書函など、蒔絵を施した絢爛豪華な調度品を感心しながら眺めて行くと、人だかりのする展示品がある。 近づいてみると最近
米国スミソニアン博物館で発見されたと話題になった篤姫の籠である。 外装もさることながら、源氏物語の場面を描いたきらびや
かな内装部分は繊細で気品があった。
約1時間の見学を終え今度は浅草へ。 時計は既に12時をまわっている。
先ずは腹ごしらえと”三定”の天ぷらを食す。 これまで浅草に来ても、いつも食事時間と合わないことが多く、食べたいと思って
いて食べはぐっていた”三定”を食べることが出来た。 安くて手頃な天丼を食べたが、味付けも良く、軽い口当たりで美味しかった。
食事を終え、仲見世通りを進むと、年末恒例の羽子板市。通りの左右に羽子板屋さんがずらりと並び盛んに声を掛けている。
伝統の歌舞伎役者の羽子板に混じり、石川遼など話題の変わり羽子板も並んでいた。 ここは見物するだけで終わり、すっかり迎春
ムード一杯の浅草を後にして帰路についた。
すっかり迎春ムードの浅草仲見世