日々是好日

2020年
11月12日(木)

長瀞の紅葉  
 今年はコロナ過でどこへも出かけられない日々が続いた。  例年なら泊りがけでの行楽だが、感染を心配しながらの旅は気が進まなかった。  世間ではgotoトラベルやgotoイートなど恐れを知らない人々のニュースなどが流れているが、高齢者の我が家ではそれらはお呼びでない!!

 それでも、友人達にも会えず、孫達の顔もチョット見てすぐ退散するような1年をおくっていると気が滅入ってくる。
 そんな折、TVで埼玉県荒川の長瀞の紅葉を放映していた。  長瀞といえば大きな岩畳みが有名だが、以前からなぜが小学校の遠足で行ったこの岩畳みが印象に残っいる。  その時この岩畳でクラスごとに記念写真を撮った思い出と共にその写真が暫く実家に残っていたような気なする。  そんな訳で、何かの折に長瀞が紹介されるともう一度あの岩畳を確認したいと思っていた。

 コロナは心配だが、日帰りでの紅葉狩りなら大丈夫ではないかと覚悟を決め、今年の紅葉は長瀞決めた。  早速、長瀞までのアクセスルートや紅葉ポイントなどを調べると、山奥の近くて遠い所と思っていた秩父が、意外にも2時間弱で行けることが分かった。
 紅葉ポイントも長瀞市内とそこから20数km奥の三峰神社辺りが見ごろとのこと。 
 
 当日は8時少し前に家を出て、柏のICから三郷、大泉を経由して花園ICで高速道路を降り、そこから一般道を約30分ほど走り長瀞に10時半頃無事到着。
 通勤時間帯の走行なので2、3時間はかかるとは思っていたが、案の定三郷から大泉までの外環道が混んでおり、長瀞に到着は11時過ぎであった。

 カーナビのとおり長瀞の岩畳を目指して行くと川に突き当たり、道はそこで行き止まり。  そこには迷い車を待ち構えたように民家の有料の駐車場。  ここへ車を止めて先ずは念願の岩畳へ直行した。

 大きな岩山を切り裂くように荒川が流れ、川の向こうの岩壁に映える紅葉の樹々。  その川の手前には小学校の遠足で見た岩畳みが広々と伸びていた。  そして、なんとした偶然かその岩畳にはどこかの小学校の遠足の一団が、昔の我々と同じようにその広い岩の波の上で記念写真を撮っていた。
 カラフルな服装の小学5、6年生とみられる子供たちを見ていると、色黒写真に写った我が小学生時代の姿は何とみすぼらしいものだったと思い出しながら借日の感を覚えた。

 いにしえの思い出に浸った後は、モミジがきれいと紹介されている”月の石もみじ公園”を目指して歩いたが、ほんの数分で行けそうに思えた場所に何時まで経ってもたどり着けない。 10分ほど歩いたが見つからないので車に戻り、車を走らせると我々が諦めて車に戻ったほんの少し先にその公園があった。  もう少し頑張ればよかったと悔しがりながら駐車場を探したが、あいにく駐車場は満杯。  残念無念と車窓から紅葉真っ盛りの樹々を眺めて次の目的地へ。

 次の向かったのは長瀞市内の宝登山神社。  この境内にも若干のもみじが奇麗な紅葉を見せていた。  お参りを早々に切り上げ、近くの食事処で昼食。  この地の名物の”豚みそ重”を食べてみたが味噌味が強すぎてチョットしょっぱかった。

 昼食後、宝登山神社の裏山である宝登山(ほとさん)にロープウェイで登った。  山頂には宝登山奥の宮や小動物公園などがあるようだったが、昼飯前に散々歩いた(ような気がした)ので全てパス。
 山頂からの秩父の市街地や山々の紅葉を眺めてそのまま帰りのロープウェイで下山。  この後は20数キロ先の三峰神社に行く予定だったが既に1時を過ぎている。  これから三峰神社の紅葉はチョットきついので、今回はこのまま帰ることにした。

 帰りに道の駅2ヵ所によって帰宅したが、秩父は春の花々が美しい所なので次回は春に訪れてみたい。
 



長瀞の岩畳

右中央下の小さな集団が
記念写真撮影中の小学生





岩畳のライン下りの船着き場





宝登山境内内の紅葉



2020年
12月12日(土)
白鳥池と雑魚  毎年師走に入ると印西に有る白鳥池で雑魚の販売が始まる。  千葉県印旛沼の西側の田圃に毎年シベリアから白鳥が飛来する。  白鳥池と言われているが、実は池ではなく、普通冬場は水を抜く田圃に水を張り白鳥の越冬地にしているそうだ。  

 約30年前頃農業用放水路工事のために一時的に田圃に水を張ったところ、数羽の白鳥が飛来したのを機に、地元の人たちが毎年田圃に水を張り、白鳥に餌付けをして保護してる。  そして、地元有志による「白鳥を守る会」をつくり毎年飛来する白鳥たちの面倒を見ているとのこと。

 その「白鳥を守る会」の運転資金の一部と捻出するために、毎年12月の土・日に印旛沼の雑魚(モロコや川エビなど)を販売する。
 産地直送で生きてるまま販売するので、正月用に(?)雑魚の甘露煮用を求めて地元の人や近隣の人々が買いに来る。  我が家でもその販売情報を近所の人に聞き、数年前から買い出しに行くようになった。

 今年も小一時間掛けて白鳥の観察と雑魚の買い出しに行ってきた。  今年は例年より暖かいので、雑魚が巣(多分越冬するサカナが集まる枯草や枯れ枝が密集する場所?)の中に入っていないのでひとり1kgまでしか買えないとのことだった。  この雑魚の販売は、白鳥の保護のためか、販売日や販売開始時間を一切公表していない。  従って、知る人ぞ知る人たちが大体8時頃から集まりだすようだ。

 我が家でも8時半過ぎに現地に到着したがすでに10台位が駐車していた。  雑魚は印旛沼からまだ到着しておらず、雑魚を待つ間に白鳥の観察をした。
 白鳥池には白鳥の数よりよりカモの群れが多くいて、白鳥池というよりむしろカモ池と言ったほうが良いような有様だった。

 しばらく白鳥達を眺めていると、数羽ずつ白鳥が大きな声で鳴きながら飛び立っていく。  ひとグループが飛び立ち、しばらくすると次のグループがまた飛び立つ。  大きな羽音を立て我が頭上を超えていく。  前夜からここで過ごし、日が昇り気温が高まると餌を求めて飛び立つのか?  印旛沼方面に飛んで行く。

 そうこうしながら30分ほど経った頃、待望の雑魚が到着した。  ソーシャルでスタンスを守り、2m間隔で並んだ人たちが次ぐ次と袋に入った雑魚をブル下げて帰っていく。  我が家も雑魚1kg(1800円)を買い求めた。  昨年はエビも買ったが、エビは甘露煮にしてもヒゲや足が歯に触りあまり旨くない。  従って、今年は雑魚のみ購入した。  帰宅して甘露煮を作ったが、新鮮な材料で造るものはやはりうまい!  コロナに苦しめられたが、今年も無事終わりそうだ!




     雑魚販売場


白鳥よりカモの方が多い白鳥池


拡大すると居る白鳥


雑魚の甘露煮

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