日々是好日

2024年1月19日

石焼き芋作り  
 昨年の畑は夏の暑さで近年にない不作だったが、サツマイモだけは豊作だった。 

昨年のサツマイモは、”紅はるか”と”シルクスイート”と言う2種類の品種を育てた。  
この2種類は甘さが売りの品種で、特に焼き芋や干し芋に適していると言われている。 

 10月にこれらを収穫し、甘味を出すために土が付いたまま新聞紙で包み、段ボール箱に詰め、更にこの箱を毛布で包んで1月まで約2か月間保存していた。

 これを昨日開け焼き芋作りをした。  事前にネット情報で勉強して臨んだが、結果はそこそこ満足ができたかな?

 最初はネットで見たとおり、お菓子の空き缶にホームセンターで買った10mmの川石を入れ焼いた、
 しかし、4、50分過ぎた頃突然ボツっとした小さな音共に火が消えた。  コンロの熱で缶の表面が熱くなり、その輻射熱でボンベが高温になって安全装置が働いた物と思われた。
 それでも芋は焼きあがっていたので試食するとホクホクでいい感じ!

 安全装置が働く焼き方は危険だと思い、以前買ってアユの塩焼きなどで使った焼き芋専用の陶器製の壺を思い出し、それを使うことにした。



       

    @         A           B         C


   

    D             E一番左側のやつは蜜が出ている


  @壺に石を敷き、塩水に漬けて甘味を出したサツマイを並べた。
  A、Bその上にまた石を入れてコンロに火を付けた。そのまま50分ほど弱火で焼いた。 
  C下からだけではなく、鍋に炭を入れて上からも攻める。
  Dほとんど蜜は出なかったが、ホクホクした焼き芋が完成した。
  E余ったやつは真空パックして冷凍保存。 これを解凍して冷たいまま食べても美味しい。
   もちろん暖めても良し。 


 今回、3回焼いて合計12本ほど焼いてみたけどその都度発見や失敗があり、焼き芋作りは
 奥が深いことが分かった。 
  まだ芋は沢山残っているので次回は蜜が出るような作品を作ってみたい(笑)
 
 今度は干し芋作りに挑戦します!






塩水に50分漬けて甘味を引き出す





1回目完成品




空き缶でやったら危険だった

2024年2月1日


干し芋作り

 今回は干し芋を作りました。
 
 ネット情報を基に、紅はるかとシルクスイートを蒸かし、特製の干し芋カッターでスライスして、

干し籠で3日間干してハイ出来上がり!

 文字にするとごく簡単だが、実際は気を使いながら、そして失敗をしながらどうにか完成させた。

 甘さもあり干し加減もまあまあで第1作目としては合格点かな・・・


       
    
     @         A       B       C      D
 


    

     E        F      G        H


    

   I       J        K         L 


 @ 軍手と薄い手袋と特製竹べら
 A、B、C、D 蒸かし器を使い、弱火で約1時間蒸した
 E、F、G  皮と皮部分をこ削ぎ落し右のボールに入れて廃棄。
   更に芯に向かって外側を大胆に、惜しみなく削ぎ落とすと黄色い部分のみ残り、
   仕上がりが綺麗になる。
   削ぎ落とした芋は左側のボールに貯め、栗と一緒に煮て栗きんとんにした。
 H 特製の干し芋カッター(自作。勝手なネーミング)で約10mmの厚さでスライス。
 I 干し籠で3日間干した。
 J、K 2つに折っても弾力があれば出来上がり。
 L 真空パックして製造保存。


 焼き芋は、まだまだ工夫の余地があるので、もう一度挑戦するつもりです。





弱火で約1時間蒸す





天日で3日間干した


2024年2月4日 栗きんとん作り
 干し芋作りで発生した芋の削ぎ部分の活用を考えた。
 
 干し芋作りでは、蒸かしたサツマイモの皮とその皮下部分を廃棄せざるを得なかったが、黄色い綺麗な干し芋に仕上げるために更にその奥の白みがかった部分までも廃棄するのは忍び難かった。
 
 芋丹精込めて育てたサツマイモなので、若干白みがかったこの部分を何とか活用したいと考え思いついたのがサツマイモを使った栗きんとん。 ネット検索するとレシピ記事が出ていた。 

 

        
       @         A        B      C      D


          
   E           F         G       H
        I   



 @ 2月1日の干し芋作成で、綺麗に仕上げるために削いだ部分をボールに取ったが、
   それを冷蔵保管していた。
 A 栗きんとんに仕上げるためには、黄色く色付けする必要がある。 そこで、生芋を
   輪切りにしてクチナシの実で色付けした。
 B、C クチナシの実。
 D クチナシの実を袋詰めにして潰し、輪切りにした生芋と一緒に煮た。 
   すると、煮えた芋が黄色く色付いた。
 E 栗きんとんにするために、栗の甘露煮を用意した。
 F、G 保管しておいた@とDの煮た芋をヘラで混ぜ合わせ、Eの栗を混ぜ合わせて更に
   ヘラで混ぜ合わせた。
 H、I そこに、砂糖・栗甘露煮の汁。みりん・はちみつなどを加えて出来上がった。
   甘さを抑えたつもりだったが、抑えはきかなかったが美味しかった。

  


栗きんとんの出来上がり




甘く仕上がった




左側のボールに取った
削いだ部分を活用した


2024年2月10日 春節の思い出

今朝ベトナム滞在の友人からメールが来ました。

 上海滞在時代の後輩(日本人)で、現在ハノイで日本語教師をしています。
 ベトナムはテト(旧正月)で、夜中から正月を祝う花火で喧しいということだった。

そこで思い出したのが上海の春節のこと。
 
上海には約3年間滞在したが、上海の春節(旧正月)も爆竹が凄い!。
 受注前のプレゼンテーション段階のころは、出張中はもっぱら上海市内のホテルを
 転々としていた。

その日は外灘という旧疎開地域の繁華街にある和平飯店に滞在した。
 このホテルは、ロシア系ホテルで、戦前に建てられた上海では有名ホテルのひとつ。
 石造りの重厚な作りで、部屋も広くベッドも大きく(シングルなのにダブル並み)
 立派なホテルだった。


 すでに何回かプレゼンをして顔なじみのお客様が春節の話になって、
 「今年から市内での爆竹は禁止されたので静に春節を迎えられそう」と話していた。

仕事も終わり、何時ものように仲間と一杯飲んで早めにベッドに潜り込んだ。
 すると、夜中にバン・バン・バンっと遠くで銃を打つ様な音がしだして目が覚めた。
 寝ぼけまなこのままボーっとしていたら、段々音がはっきりしてきた。
 やがて、寝ぼけなまこの頭に浮かんだのは「今日は春節!」「これは爆竹音だ!」
 しばらくベッドでぼんやりしていたが、ますます爆竹の音が激しくなっていった。

 話に聞いていた中国の爆竹を確かめたくなって、やおら起き上がりロビーに降りて行った。
 表に出てみると、ホテル前の南京路のあちこちで小さな輪になった人々が爆竹を鳴らしている。
 あたり一面は、爆竹が破裂するバン・バン・バンの連続音と濛々として漂う煙と硫黄の匂いが
 通り一面を覆っていた。

よく見るとその輪の中には、なんと爆竹を取り締まるべきお巡りさんまで参加しているでは
 ないか!

 さすが中国! 本音と建て前の国!
 市内での爆竹禁止などどこ吹く風で楽しんでいたのだ。
 濛々と漂う煙と破裂音の連続。 
 ふと、「この中でピストルを発砲しても分からない! 完全犯罪成立!」と思ったのはテレビの
 見過ぎだったか!(笑) 
 そう思ってしまったほど強烈な春節の爆竹だった。

 今朝のメールから、上海滞在時代の春節や国慶節、香港返還などのお祭り騒ぎを思い出し、
 ひとりひとりの民衆は、どこの国も同じ善良な人たちだと思った次第です。




三角屋根が特徴の和平飯店(左側)
(上海和平飯店HPより)





正月飾り
(インターネット画像より)




2024年2月17日 石焼き芋作り 第2弾  
 
 前回の焼き芋作りで、最初にお菓子の空き缶で焼いたところ、缶の輻射熱でコンロの
 ガスボンベが高温となり、危険と判断して陶器製の壺に変えたが、壺だと1回に焼く芋の数が
 4〜5本と少なく効率が悪かった。

  その後、ネット上では空き缶で作っているケースもあったので、前回なぜダメだったのか
 考えた。
  その結論は、空き缶がボンベのところに近づき過ぎだったのでは?と思い、缶の端を
 ボンベから3cmほど離して焼いてみた。 
  すると若干熱くはなるが、ヤカンを掛けた時と同じくらいの熱さにしかならなかった。 
  そこで、効率よく焼き芋を作るため、空き缶を使って焼き芋を作ることとした。
  ちなみに、空き缶利用では1回に7〜8本焼くことができた。

  今回は塩水でさらす時間を変え、芋もアルミホイールで包んで焼き、焼きあがったら毛布で
 包んで保温し、そのまま8時間ほど寝かせて甘味を引き出すことにした。



         
    @        A        B       C



       
    D        E       F       G



       
    H        I       J       K



 @、A 10%ほどの塩水に8時間ほど浸した芋を黒いアルミホイールに包んだ。
 B、C 小石を敷いた上に4本並べ、その上に更に小石を敷いた。
 D、E 1段目の上には、銀のアルミホイールに包んだ塩水に浸さない芋を並べた。
   (これは、塩水に浸すか浸さないかで味に違いが出るか否かを検証するため)
 F 約1時間弱火で焼いた後、20分間そのまま放置し、その後1段目と2段目を
   入れ替えて更に1時間弱火で焼いた。
 G 2時間かけて焼いた芋を取り出した。
 H アルミホイールで包んだままの芋を更に新聞紙で包み、それを薄い布団に包んだ。
 I 布団に包んだまま段ボール箱に入れて8時間寝かした。
 J、K すっかり冷えた芋を空けてみると、蜜が吹き出た甘い焼き芋が出てきた。
   沢山出来たので、保存用に真空パック詰めにした。

 <今回解かったこと>
 *黒いアルミホールは熱の吸収が高く、銀のアルミホイールの芋より早く焼ける。
  (1時間弱火で焼いた時に、銀ホイールの芋が硬いままのだったが、
   黒ホイール芋はすでに焼きあがりに近いぐらい柔らかくなっていた)

 *塩水に浸しても浸さなくても甘さに大差はなかった。

 *甘さの違いは、芋の種類と焼きの温度(弱火/中火)と時間が関係するらしい。
  (紅はるかが一番甘かった。焼き時間は弱火で長時間掛けて
   その後ゆっくりと温度を下げていくと甘くなるようだ)

 *アルミホイールで包んで焼くと、焼け焦げはできるが、水分が蒸発しないので
  柔らかいままねっとりした焼き芋になる。
  外はパリパリ、中はしっとりのいわゆる焼き芋らしさにするにはホイールを使わない
  ほうがいいのかも知れない。

  焼き芋も作りもオクが深い!(笑)







蜜一杯の焼き上がり









お菓子の空き缶で作った




アルミホイールで包んで
約2時間弱火で焼いた


2024年3月24日 土器が出る畑

我が家で借りている畑からは時々縄文土器の欠片(かけら)と思しきものが出る。
  この辺りは、多分縄文などの古い時代から人が住んでいたと思う。

20年ほど前にこの畑の道路を挟んだ北側を住宅地として整備したときに市の
 発掘調査が行われたことを思い出した。

 この発掘調査でどのくらいの土器などが出たかは知らないが、半年ほどかけて数人で
 発掘していたのを覚えている。

つい先日も夏野菜の準備で畑を耕していたら小さな土器の破片が出てきた。

 同じエリアでやっている畑友達は、時々天地返しといって手掘りで深さ1mほどの
 穴を掘り、上下の土を入れ替えている。

 そんな時には深さ1mほどのところに平べったい丸い石が規則正しく並べられて
 いたこともがあると言っていた。
 また、時には
掘り当てた小さな土器の破片を繋いで壺のように組み立てて畑の
 オーナーにプレゼントをしたと言っていた。

我が家の畑のエリアから南側の雑木林を約5〜60mほど入ると、そこから急に
 約15mほどの深さの谷になる。

 谷から先は西側にその深さのまま利根川に向かって開けている。

縄文時代の頃は千葉県北西部辺りまで海が迫っていて、茨城県南部の我が家の畑の
 あたりなどは湿地帯の中だったと思う。

 そんな湿地帯でも高台はあっただろうから、我が家の畑などはちょっとした高台に
 なるので縄文人が住んでいても不思議ではない。

当時はすぐ下の谷まで水が迫ってワンドの様になっていただろうし、高台の住人は
 そのワンドの中の魚介類を採って食べて、高台の家で一家団欒を楽しんでいたのかも
 知れない。

時々出る土器の破片を見ると先人たちがすぐそばに住んでいるような、そして、
 そんな人たちに会いたいような気がするひと時である。



       
    畑から出てきた縄文土器?の欠片たち
    右側の欠片は穴が開いてないので土器の足の部分かな?


2024年4月2日 久しぶりのサッカー観戦


 6年ぶりでサッカー観戦をしてきました。


 小生は鹿島アントラーズのファンだが、鹿島のスタジアムまでの距離が片道70km位あるので
 スタジアム観戦に躊躇していた。 数年前まえから長時間車を運転すると左足付け根の臀部が痛む
 ようになってきた。 加齢だと諦めて、大好きなアユ釣り以外は遠出しないようにしてきたので
 サッカー場へも行かなくなっていた。その代わり、スポーツ専用番組DAZNの契約をして週末は
 Jリーグやヨーロッパリーグ観戦を楽しんでいる。


 それなのに今回スタジアム観戦となったのは、鹿島アントラーズがファン拡大のためのキャンペーン
 として配布した無料券
を入手できたことによるものです。
 鹿島アントラーズからの案内メールが来て、無料券抽選のお知らせが載っていた。  試しに応募
 したら見事に当たり、久しぶりにスタジアム観戦が急にをしたくなり今回の鹿島行きとなった次第
 です。

 当日は対ジュビロ磐田との試合であり、J2から今シーズンJ1に復帰した相手なので3−1位で
 楽勝かと思ったが、
フタを明けてみると1−0の辛勝だった。 
 しかも虎の子の1点はPKでの得点だった。

 この勝利により、鹿島アントラーズの順位は4位となったが、いつまで上位キープを続けることか
 できるか心配だ!


 無料券の座席はスタジアム上段であり、選手の顔までは判別できないが、背番号やドリブルの仕方
 などで見分けがつく。

 この席のメリットは全体の動きが見渡せるので、以前からこの席を意識的に買って観戦している。

 中段の席は選手の息づかいやボールを蹴る音も楽しめるが、遠くのサイドやゴール付近のプレイが
 見づらいのであまり好きではない。

 15時キックオフの2時間前までに到着するつもりで行ったが、意外に時間がかかり到着したのは
 13時半過ぎ。


 心配した足の痛みが2回ほど出たが、その都度休憩を取りながら無事スタジアムに着いた。
 
スタジアムに入るとすでに半分以上の席が埋まっていたが、上段の前部付近に席を確保することが
 できた。

 キックオフ迄時間あるので、鹿島スタジアム名物の“もつ煮“をゲット。 噂通り旨かった。
 この日はぽかぽか陽気で気温も20℃に近いような天気だったせいか子供連れの若いファミリー客
 が多かった。

 サポータ席は鹿島カラーの赤いユニホームを着た20代の若いサポータで埋め尽くされている。
 
 15時05分にキックオフ。  鹿島は盛んに相手ゴールに攻め込むが、元日本代表キーパー
 川島のファインセーブに
阻まれて得点できない。
 一方、鹿島は時々磐田の逆襲に遭い、かろうじて鹿島キーパーの名手早川の好守でピンチを
 切り抜けていた。


 前半30分を過ぎた頃、左からの名古のコーナーキックのボールを関川が頭で合わせた時に相手
 ディフェンダーの手にボールが当たり
ハンドの反則を獲得。 これでPK獲得! 
 誰が蹴るのかなー?  多分今年新加入のセルビア代表のチャルビッチかな? と思ったら、
 な・なんと鈴木優磨が蹴るようだ!

 思わずこれはダメだ! やめてくれーと心の中で叫んだ。

 昨年6月の湘南ベルマーレ戦で鈴木優磨がPKを蹴ったが、見事に失敗しボールはゴールの枠外へ。
 
しかし、相手ゴールキーパーがゴールラインより前に出ていて反則となり、再度やり直しの
 チャンスを貰った。 

 今度は外さないだろうと安心したが、蹴ってみると再びボールは枠の外へ! 
 “おまえプロだろ!!” 鹿島ファンはみんな
思った!

 こんな優磨が蹴るので期待はしなかったが、小刻みな助走を付けて蹴ったボールは見事にゴール
 のど真ん中に入りネットに突き刺さった。

 瞬間スタジアム全体が大きな歓声に包まれた。

 ゴールのど真ん中に蹴ったボールは、キーパーの足元を掠めて見事に入ったが、試合後のインタ
 ビューで優磨は、PKは苦手なので
思い切ってど真ん中に蹴りましたと言っていた。 
 名手川島の足に当たらず得点できたが、エース(優磨)に花を持たせるアントラーズはまだまだ
 甘いのか?  ちょっと心配だ!


 そのまま前半が終わり、後半に入ってからもアントラーズは果敢に攻め上って行ったが、決定打
 が出ないまま試合終了。

 時折、磐田の逆襲に遭いながらもディフェンス陣の頑張りと磐田の拙攻で何とか勝ちを収めることが
 できた。


 帰りの混雑を回避するために、試合終了5分前にスタジアムを後にしたので帰りもスムーズに走る
 ことができ、心配した足の痛みも
起こらす7時過ぎに無事帰宅できた。

 久しぶりのサッカー観戦は楽しかったが、今年のアユ釣りはダメかもしれない。











2024年5月1日 ウグイスと共に・・・  
 4月中旬に友人の所へ出かけた。
 目的はタケノコを貰いに行くのと同時に、最近足の調子が良くなったので長距離運転ができるか
 どうかの確認のためだった。
 栃木のその友人は、毎年タケノコの時期になると電話で知らせてくれるので取りに行く。 
 片道約70kmの運転ができるかどうか不安だったが、整体医院の薬が効いたせいか最近は足の
 痛みが消えてきたので、そのテストを兼ねての遠征だった。

 以前は運転姿勢での足の痛みが10分と持たなかったが、今回は途中1回休んだだけで無事
 70kmを走破できた。
 友人宅では茹でてアクを抜いたタケノコを用意しており、それをいただいて帰路に就いた。

 帰りの道すがら、ふと昨年この時期に山椒の新芽を摘んだことを思い出した。
 場所は氏家の鬼怒川の河川敷。 ここから約50kmはある。 どうしようかと迷ったが、70
 km走破が問題なかったので、追加の50kmぐらいは何とかなりそうと思い山椒を採りに進路
 変更。
 高速道路で約20分、降りてから15分で目的地の河川敷に着いた。
 
 山椒が生えているところは河川敷の藪の中。 道路から約10m入ったあたりが山椒の群生地だ。
 群生地といっても一ヵ所に群生しているわけではない。 1本見つけると次は数m先にあるかどう
 かのまばらな群生状態だ。 
 
 藪の中に入り、早速腰位の高さの山椒を見つけるも、すでに誰かが新芽を摘んだ形跡がある。
 それでも新芽を少し摘んでも木にダメージを与えない程度を摘んでいく。
 更にチョット奥に入ると手つかずの木が所々にある。 藪の中ではウグイスが盛んにホーホケキョ
 の合唱の嵐。 まだたどたどしいホーホケキョもいる。

 ウグイスの合唱に包まれながら、新芽を摘むこと4,50分。 レジ袋1杯分の山椒の新芽を
 ゲット。 新緑とウグイスの鳴き声で初夏を楽しみながら過ごすひと時は素晴らしい!
 足の痛みもなく、帰路も無事走行できた。  ウグイスの鳴き声がまだ耳に残っていた。

 摘んできた山椒は、葉っぱの部分だけを削ぎ落し(これが一番大変だった)軽く茹でてフードプロ
 セッサーに掛け、味噌とみりんと砂糖で味付けをして出来上がり。
 これが暖かいご飯にピッタリ合ってとても美味しい!(笑)

     
   藪の中の山椒の木    積んできた山椒の新芽



 実は我が家の畑にもウグイスの声が響く。 農作業をしてると、隣の雑木林の中や近くの藪の中
 からホーホケキョの声が絶え間なく聞こえる。  ウグイスは自分の縄張りを守るために、近くの
 オスが縄張りを宣言をするために鳴くそうだ。
 夏野菜を植付けながら何気なく聴いているが、ウグイスの声に包まれながら農作業ができる環境は
 かなり贅沢なことだと改めて思った。

        
  枝豆は発芽率50%だった    花が咲いたトマトの苗
  





ジャガイモの花







トマトの花



20210131_124322.mp4 へのリンク