元々この廟は、三国志の英雄、劉備玄徳を祭った廟であったが、 明代に”武候”こと諸葛孔明もここに祭られ”武候祠”となったそうだ。 この武候祠には、劉備玄徳と桃園の契りで義兄弟となった 関羽雲長、張飛益徳も祭られている。 ”丞相の祠堂 何れの処にか尋ねん 錦官城外 柏森森 ・・・・ ”(杜甫) を期待していたが、鬱蒼とした森も柏の老木なく、 人ばかり目立ち、とても”柏森森”とはいえなかった・・・・・