唐時代、安禄山の乱を逃れた杜甫がここ成都郊外に仮小屋を造り, 詩歌を作りながら隠棲生活を送ったとか。 後に”詩聖”と称された杜甫だが、評価されたのは宋時代以降と言われている。 その仮小屋の跡に作られたのが杜甫草堂。 今のものは明代に再建され、竹林や蓮池などに囲まれひっそりと建っている。