ハゼ釣り
@ 10月2日(金)
A 10月22日(木)
釣行日 場所 数・サイズ 状況
10月2日(金)
 
 ・大潮

銚子漁港

・ハゼ:15匹
 (10〜18cm)

・セイゴ2匹
(20cm)


 2年ぶりハゼ釣りだった。  今年も昨年同様涸沼のハゼの状況が悪そうなので、利根川の様子を見に出かけた。
 早朝に家を出て利根川下流のいつものポイントに6時半頃到着。  ここは海まで10数km上流の入り江の岸壁。  

  取り合えず様子を見るためにリール竿一本を出して沖合に投げ込む。  直に巻き取っていくもハゼのアタリが無かった。  次に投げる方向を変えて2回ほど様子を見るも音沙汰無し。  ハゼがいればこれだけで必ずハゼのブル・ブルというアタリがあるはず。  ここを諦め場所移動をした。

 ここがダメなら銚子漁港の岸壁と決めていたので速やかに移動する。  岸壁に着くとヒラメ狙いの人やサビキで豆アジを釣っている人がずらりと並んでいた。 
 先ずは様子見と早速投げ入れると直ぐにブル・ブルが来た。  合わせると15cm級のハゼが掛かった。
 これは行けると判断して、竿掛けを出し、リール竿を4本にして本格的にスタート。  しかし、後が続かずエサだけが取られる。  恐らくカニの仲間がエサだけ食べてるようだった。

 あいにく向かい風で仕掛けが手前に寄ってきて、直ぐに糸ふけをするのであたりが取りづらい。  右側に沖に向かって堤防が伸びているのでそこへ移動。  ここなら風を横から受けるので糸ふけが少ない。  そんなこともあり直ぐにアタリが来て18cmが掛かった。  すっかり気を良くして次を期待するもここでも後が続かず、そんなにハゼ釣りは甘くなかった。
 
 それでめボツボツ掛かり、時には大きなアタリで20cm級のセイゴも釣れた。  セイゴは結果的には2匹だったが、2、3回ほど掛かるも針が小さ過ぎるのとハリスが細そ過ぎるでバラシてしまった。

 この日は大潮で早朝から下げ潮になり昼頃に下げ一杯になる潮回り。  ボチボチながらハゼのアタリを楽しみながら11時半頃潮が完全に止まったのでここで終了とした。

 途中、堤防の先端で、ルアーでスズキを狙っていた釣り人が、2回ほど釣ったスズキを小生のところに持ってきて ”僕は食べないので良かったら持って行ってください” とくれた。  サイズは50cmと60cm。  ハゼの数が少なかったので、これはいいお土産になるとありがたくいただいた。

 昨年はハゼ釣りをしなかったので、久しぶりにハゼの天ぷらを美味しくいただいた。  スズキも1匹を近所におすそ分けを「し、残りは天ぷらと刺身、煮付けで食した。
 次回は涸沼のハゼを楽しみたいが、涸沼のハゼの復活なるか??




10〜18cmを15匹





ルアー釣り師から貰ったスズキ2匹 
50cmと60cm



10月22日(木)
 
 ・中潮

銚子漁港

・ハゼ:14匹
 (10〜16cm)

・セイゴ1匹
(20cm)

・イワシ約70匹
(11〜18cm)

 前回の銚子漁港でのハゼ釣りで、漁港岸壁にずらりと並んで釣っていた釣り人達は、ほとんどの人がサビキ仕掛での小アジ狙いであった。  ハゼ釣りをしながら眺めていた範囲では、竿を上げるたびに銀色の魚体を光らせて鈴なりの小魚だった。

 今回もハゼ狙いで出かけたが、前回同様ハゼの数釣りは期待できそうもなかったので、そんなときのためにアジ用のサビキを用意して家を出た。
 当日は中潮2日目で潮回りはあまり良くない。  前日に用意したハゼ用の青イソメとサビキ用の冷凍アミのコマセを持参。


 現地到着は7時半過ぎ。  既に岸壁にはサビキ仕掛けの釣り人で一杯だった。  若いカップルが鈴なりのサカナに歓声をあげている。  車を止め状況を聞くと”イワシばかりでアジは1匹だけ!”っと笑顔いっぱいで返ってきた。  ほかの釣り人達も釣り上げるのはイワシばかりだった。

 ”アジは期待できないかも”っと思いつつ、先ずはハゼの仕掛けを用意して様子を探る。   しかし、数回投げ込むも全然反応が無くエサも取られることなくくっ付いている。
 次にサビキ仕掛けを出してみると、投げ入れたら直ぐにぐいぐい引っ張られてたちまち18cm代のイワシが数匹掛った。  釣り上げたイワシが岸壁のコンクリートの上で暴れまくって、たちまち仕掛がオマツリ騒ぎで絡んでしまった。

 ハゼは掛からず、サビキはオマツリで絡み合って使い物にならない。  本日の目的はあくまでハゼ狙い。  そこで前回少ないながらハゼが釣れた場所まで移動することにした。  この場所は岸壁から沖に向かって伸びる自衛隊船などの船着き場の堰堤。  この場所は前回同様釣り人が入っていない。  時々スズキ狙いの人達が入ってくるので釣り禁止エリアではない模様。

 早速ハゼの仕掛けを投入する。  今回は3本のリール竿にハゼの仕掛けを付けて順繰りに投入していった。  風が強かったので、竿掛けを使わず竿を岸壁に寝かせたまま置き竿にする。  だが、強風によってすぐに糸ふけ状態になりハゼのアタリが全然わからない。  そんな訳で、投げ込み後、静かに巻き上げながらアタリを取るようにしたが全然反応がない。  取り合えず、投げ込んだ竿をそのまま置き竿にし、サビキ釣りをしながら時々ハゼ竿を巻き取るとハゼが掛かっているような状態となった。

 何だか味気ないハゼ釣りになったが、サビキ仕掛けでイワシの数釣りもそれなりに反応が面白く、同時進行で岸壁の釣りを楽しんだ。  みんなが鈴なりを楽しんでいる岸壁から離れているので、サビキを投げ込んでもアタリがない。  そこで持参したアミコマセをコマセ籠に詰め込み暫くコマセを撒き散らす。  すると何処からか小アジの群れが現れ、グリグリとしたアタリで小魚がキラキラ光る。
 静かに持ち上げると数匹の小イワシが付いてくる。

 あくまでもハゼが欲しいので、ハゼ竿の投げ込みを数多くしたが、結局ハゼは14匹の貧果で終わってしまった。  イワシはサビキを投げ込むたびに小イワシがワーッと寄ってきてコマセに群がるが、段々慣れてくるとコマセばかりに喰いつき、サビキには掛からなくなってきた。  むしろコマセに群がって動き回っているうちに、サビキのハリにエラなどを引っかけて上がってくるサカナが多くなってきた。

 そうこうするうちに、12時を回って潮も下げ一杯になったので、ここで本日の岸壁の釣りは終了とした。
 本日の釣果は、ハゼ14匹とセイゴ1匹と小イワシ約70匹と数は出たが、本命のハゼは前回同様の貧果だった。

  




約70匹の小イワシ (サイズは殆どは15、6cm)
頭と尻尾と内臓を取って甘露煮風にして食卓へ

2008年