紫金山は南京を見下ろす東端の位置にあり、明の孝陵、中山陵、天文台、霊古寺などが山林の 緑に埋もれている。 紫金山天文台は1934年に近代的な天文台として開設したが、元々この地の天文観測の歴史は古く、 明代、清代には当時最新の観測機器を使用した科学的観測が行われていた。 これらの古代観測機器である天球儀と地平経緯儀などは、天文台に併設された博物館に展示されている。