南京は三方を山に囲まれ、一方を長江が流れる天然の要塞であり、3世紀の六朝時代、南唐、明
などの首都として栄えた2000年の歴史を持つ古都。
西暦200年代には、三国志の英雄の一人である孫権が都を定め建業と称した。
その後、明の太祖の洪武帝が都を開き、3代目の永楽帝が北京に遷都するまで首都として栄えた。
この遷都の時、北京に対し、南の都として南京と改称された。
時代は下り、孫文などによる辛亥革命により、1912年に中華民国が誕生した。
この時の首都が南京であった。
以上のような歴史を経たことから、南京の紫金山には明陵や孫文の中山陵などがある。
一方、中国の近代化のシンボルである南京長江大橋や古代の天文台など南京も中国の他の都市と
同様、近代と古代が同居している。
明孝陵
●
●
●
●
●
中華門
紫金山天文台
中山陵
京長江大橋