ゆったりと流れる運河

流れが少ないこの付近では、この宝帯橋を使い
人力で船を引っ張ったそうだ。

宝帯橋付近は運河が交差する水郷地帯

宝帯橋ができるまでは、人足が水の中に入り、ロープを肩に掛けて船を引っばっていたそうだ。
それを見かねた、時の官吏が自分の宝帯(玉【ギョク】などで作った帯止め)を寄付し、この橋を作ったという。

橋の中央のアーチは、その中を船が通れるようになっているそうだ。

蘇州の街は、昔の城壁に沿って運河が張り巡らされており、その運河がまた
縦横に路で結ばれている。
従って、街中のいたるところに石の太鼓橋が掛かっている。
蘇州城の城門に残る水陸両方を押さえる盤門は世界的にも大変珍しいもの
である。 
また、蘇州郊外の京抗大運河には、アーチ型の美しい宝帯橋が架かっている。

運河と橋

運河に掛かる石の太鼓橋

手前が水路、その先が道路。両方を守る盤門

宝帯橋は唐代に建設された長さ317mの
アーチ橋。  さすがにこの辺りまで来る
観光客は少ない。