月 日 | 釣果 | 場 所 | コメント |
9月14日(水) | 7匹 (17〜23cm) |
余笹川 水位:1.20 |
台風12号の影響で水位が下がらず、待ちに待った釣行だったが、結果は芳しくなかった。 場所は、3日前に釣友M氏、K氏が良い釣りをしたという余笹川。 現地到着は8時半。 那珂川と余笹川の合流部の瀬に入る。 幸い先行者も居らずゆっくり支度をして釣り開始。 水位は少し高いものの濁りも少なく釣りには支障がない。 しかし、このたびの大水でアカは完全に流されており、状況は悪く厳しい釣りになりそうだ。 先ずは橋下の瀬からスタート。 オトリを岸近くに誘導して徐々に下るが野鮎の追いが無い。 徐々に流芯にオトリを誘導して探るが一向に追われる気配が感じられない。 さらに下り、流芯の大石付近を丁寧に探るが掛からない。 何時もならこの付近で必ず追いがあるのに今日はダメ。 更に下りながら流芯付近でオトリを横に動かし始めた途端にアタリがあり掛かった。 慎重に操作をして取り込んだのは17cmのやや小振りの野鮎。 時計を見ると9時半を過ぎていた。 オトリを野鮎に交換して、これから楽しめるかと思ったが、その後は相変わらず追いが無い。 流芯や左岸にあるエグレた流れなどを丹念に攻めたが反応がないので、上の瀬に移動することにした。 上の瀬に移動したが、ここも幸いなことに先行者が居ない。 ラッキーと思って瀬を独占する良い気分で早速開始。 瀬の上の緩い流れからスタートし、以前何匹か掛けた流れを泳がせ釣りで攻める。 本日は追いが悪いので針を3本チラシに変える。 しかし、ここでも追いが無かったが、オトリを強引に横に動かした瞬間アタリがあり18cmが掛かる。 元気オトリに替え、そのまま下り、強い瀬の頭にオトリを入れる。 そして、オトリを左右に引き回した瞬間強烈なアタリで竿が伸される。 慌てて下りながら竿を溜めて堪える。 やがて竿の弾力で飛んできたのをタモでゲットしたのは23cmの立派な野鮎。 しかし、チラシの一本の針が腹に掛かってしまっている。 オトリに使えないかと思ったが弱っている感じがしなかった。 この大型鮎をオトリにして探るがこの後が続かない。 オトリの泳ぎも元気が無くなってきた。 やはり腹掛りの影響か? オトリを元のやつに替え再びスタート。 段々下り瀬の中に入れた瞬間アタリがあり18cmが掛かる。 更にその下流でも掛かった。 一通り瀬を瀬を攻めた後上流に戻り、水中糸をフロロに変え、先程の緩い流れから再び攻めることにした。 すると上流から下ってきた釣り人が対面に入る。 上流部の状況を聞くと全然掛からなかったとのこと。 そのうち、小生のオトリが根掛りし、外れない。 対面の釣り人の足元近くだ。 根掛りを外しに行きたいが流れが強くそこまで行かれない。 対面の人は根掛りに気付いているが助けてくれない。 チョット流れの中に入って外してくれないかと期待したが知らん振り。 外して欲しいと言いたかったが、頼み込むのも悔しいので、グッと我慢して道糸を切った。 痛恨の根掛りである。 それにしても意地悪な釣り人もいるもんだ・・・・・ 午後はヤナ付近の様子を見たが、魚影が感じられなかったり、先行者の様子を見たが掛かっていなかったりしてやる気が落ちてきた。 結局、朝一番に入った瀬に戻ったが、先行者の様子を見る限り期待できない。 ここでは、流芯付近で2匹を追加しただけで15時半に納竿とした。 今回掛かったのは、まだまだ若い17、8cmが多かった。 今年は残暑も長いのでまだまだ那珂川の鮎は楽しめそうだ。 次を期待しよう・・・・・ |
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8月24日(水) | 12匹 (15〜20cm) |
那珂川 ・高岩地区 余笹川 水位:1.16 |
大水後の那珂川の様子を見に行った。 入川場所は高岩地区。 前回の釣行で感じがよい流れだったが、釣果ゼロたったので、今回様子を見ることにした。 現地到着は8時過ぎ。 支度をして釣り開始が8時半。 本日の仕掛けは、9mの竿に0.06号の複合メタルと7.5号のV3の4本錨。 先行者は4、5名のみで、予想に反して人が少ない。 前回狙いをつけた流れには瀬の開きに1名の先行者がやっていた。 本日は大雨の影響が残っており、平水より20cmほど水位が高いみたいだ この先行者の50mほど下に入り、早速釣りを開始。 オトリを流れに馴染ませること数回。 流れのヨレにオトリを入れたとき、オトリが野鮎に追われる感覚。 オトリを追われたところに戻し、そのまま止めた。 すると直ぐにツツ・ツツーっとしたアタリ。 直ぐに竿を立てるとオトリが流された。 竿の弾力を利用して静かに寄せて無事タモにゲット。 18cmの綺麗な野鮎だった。 時計を見ると8時半過ぎ。 今日はもしかしたら爆釣か?っと期待しつつオトリを野鮎に変えた。 野鮎のオトリに変えて期待をしたが、そうは簡単に次が続かない。 それでも流れの筋を変えながら探ること数回、すると直ぐに小さなアタリがあり、15cmが掛かった。 その後は、徐々に流れを下りながら探っていったが、後が続かず時間ばかりが過ぎてゆく。 結局10過ぎまで手を変え、流れを変えながらこの付近を探ったが、一向に野鮎の追いがないので場所移動をすることにした。 移動した先は、上流に数キロ上流の余笹川。 前々回に入川した工事中のヤナ付近。 ヤナの上流部に大きな石が点在し、居付きの鮎が狙えるのではないかと思い、静かにオトリを入れた。 竿はヤナの対面の分流も狙うつもりなので、7.7mの短竿に変えた。 オトリを大石周りに入れ、2、3歩大石に向かって歩を進めたとき、水中でキラツっと光った。 直ぐに竿を立てると掛かり鮎がキラキラしている。 慎重に取り込むと16cmの小型アユ。 小型ながら開始して直ぐに掛かったので気を良くし、同じ場所にオトリを誘導。 点在する大石回りに次々とオトリを誘導すると20分ほど経った頃アタリがあり17cm。 型は小さいが順調に掛かりはじめた。 結局、ここで2匹ほど追加して、対面の分流を攻めた。 しかし、分流の瀬ではアタリがなく、時間ばかりが経過。 それでも、比較的強い流れにオトリを入れた瞬間ガツ・ガツっとした強いアタリで18cmの真黄々の野鮎。 昼食後、一通り分流を攻め、ヤナに戻り、午前中の大石周りの上流部を攻めてみることにした。 此処はヤナの入口上部で流れが緩やかになっている。 泳がせ釣りでオトリを大石周りに誘導した瞬間に小さなアタリで20cmが掛かった。 その後、この付近で15時半過ぎまで探り、20cm級を4匹追加したところで雲行きが怪しくなり、遠雷が聞こえてきた。 無理は禁物と、早上がりすることし帰路についたが、このヤナ付近は釣り人が居らず静かなアユ釣りを堪能できた。 |
![]() 余笹川ヤナ付近 ![]() 余笹川ヤナ上流部 |
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8月17日(水) | 6匹 (12〜21cm) |
那珂川 ・馬洗い ・湯殿大橋 水位:1.21 |
久しぶりに那珂川に釣行した。 入川場所は馬洗い地区。 此処は何度か覗いたことはあったが竿を出すのは初めて。 釣友K氏が8月7日の「那珂川釣り大会」で37匹をあげて準優勝した場所だったが、その時と状況が変わっていたのか絶不調だった。 7日は大雨後の引き水状態で水位も理想状態だったが、この日は若干減水気味だった。 現地到着が7時半。 ヤナの対岸にチャラ瀬が流れており、その流れがヤナ下に大きく広がり堰となっている。 いかにも数が出そうなポイントだ。 支度も早々に、先ずはヤナの水流のポイントから攻めることにし、オトリを流れの中に放つ。 本日の仕掛けは、9mの竿に0.06号の複合水中糸と7.5号の4本錨。 流れに放ったオトリが水流に馴染み、ヨレ付近を泳がせた時に野鮎の追いがあった。 オトリを引き上げ、追いのあった場所で止めたとたんにガ・ガツっとアタリがあり掛かった。 慎重に竿を立て取り込んだのは17cmの追星鮮やかな綺麗な野鮎。 釣り始めて数分の釣果だった。 最近こんな早く掛かったのはなかったので嬉しくなる。 オトリを野鮎に換え再び先程の流れに入れたが、その後は追いらしき動きが感じられるも掛からない。 流れの筋を変えて探って30分が過ぎた頃、やっと小さなアタリがあり12cmが掛かった。 その後、本来のチャラ瀬に入るべく前方を見ると、釣友M氏と思しき人が続けて竿を絞っている。その前後には釣り人がいて入る余地がない。 最初から狙いの筋に入るべきたっだ・・・・・・ しかし、後にわかったことだが、M氏と思われる人は別人であり、M氏はその上流部に入り、先行者の後追いの釣りになり、釣果ゼロだったとのこと。 小生はそのまま堰まで釣り下ったがその後は掛からず、下の瀬、次の瀬と攻めるも野鮎からの反応は無かった。 結局1kmほど下った緩瀬でも粘ったが結果が出ずここを諦め移動することにした。 移動先は下流部の湯殿大橋。 11時を過ぎたところではあったが早目の昼食を摂り、午後のスタートは12時過ぎ。 先ずは目の前の瀬が右に湾曲してつくった深場を攻める。 オトリをセットし、3本チラシの針を付けて深場を泳がせていると、不意に小さなツンっとしたアタリで掛かった。 静かに竿を立てるとかなり重い。 慎重に竿を絞って寄せてゲットしたのは21cmの幅広の立派な野鮎。 久しぶりの良型に気を良くし、同じ深みを攻めたが後が続かなかった。 更に、対岸に渡り、チャラ瀬を攻めると、これまた小さなアタリで13cmが掛かった。 その後、瀬を中心に探ってみたが、一向に野鮎の追いが無く、時間ばかりが過ぎていく。 3時過ぎまで本流でやったが掛からないので、分流を試してみることにした。 川幅は狭いが水量はそれなりにあり、小さいながらも黒い石を交えて底石が沢山ある。 なぜか誰も竿を出していない。 7.7mの短竿で、流れが狭まった大石付近にオトリを入れるとすぐに反応があり掛かった。 滑りやすい足元に気をつけながら取り込んだのは18cm。 オトリを変えて再度同じ場所を攻めると再びアタリがあり、13cmが掛かった。 その後は、分流の流れを下りながら探ったがアタリが無く4時過ぎに納竿した。 相変わらず結果が出ない今年のアユ釣りだが、めげずに頑張っていこう・・・・と思っている。 |
![]() 湯殿大橋下の分流 |
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7月24・25日 (日・月) | 9匹 (12〜18cm) |
那珂川 ・寒井 水位:0.81 |
台風一過で超渇水状態から脱した那珂川に釣行。 青ノロ、腐れアカは予想通り少なくなっていたので、大いに釣果を期待したが結果はアウト。 原因は、針が合わなかったものと言い訳するとしよう・・・・ 釣友M氏、K氏とともに那珂川上流部の寒井地区に出動。 那珂川橋上流の瀬に到着したのが8時前。 既に先行者が10数人川に立ち込んでおり、あまりの人出の多さにビックリ。 支度をしながら観察するとボツボツと掛かっているがまことに小さい。 支度が済んだ頃に、目の前の瀬の数人が移動したので其処に入った。 先行者達は対岸のキワギリギリのあたりで掛けていたようなので、そこから攻めてみた。 本日の仕掛けは、0.06号複合水中糸に7.5号の4本錨。 新調した7.5mの短竿の試釣を兼ねていたが、先ずは9mの長竿でスタートした。 オトリを付けて、対岸のキワ付近を流すも先行者が攻めた後なので野鮎の追いが無い。 対岸から手前の流芯、その手前の足元と通常の逆の手順で探ったがアタリも追われる気配も無い。 徐々に下流へ移動しながら、竿1本ほど下ったときにやっと小さなアタリで12cmか掛かった。 ギリギリのオトリサイズなのでとりあえず確保した。 その後、時折掛かるが直ぐにバレたり、12cm級が掛かったりしたが、なんとも面白みのない釣りだった。 11時半過ぎまでこのようなハッキリしない状態が続いた。 昼食タイムになるも上流に釣り上ったM氏が戻ってこない。 とりあえず、一人で昼食をとっていると、遅れて到着したK氏が下流から上がってきた。 小さいサイズばかりと嘆きながらも6匹の釣果とのことだった。 12時半過ぎになってやっとM氏が戻ってきた。 結果は幾つかの瀬を探り続け20数匹越えとのこと。 どうも小生だけが取り残された感じ・・・・ 午後はK氏の提案で余笹川へ移動。 那珂川との合流部の上部の瀬だが、漬物石大のゴロタ石が多く入った、感じの良い流れだった。 若干の青ノロは残っているが、残りアカは付いているようで、時折キラリ・キラリと鮎が動いているのがわかる。 小生は橋の下のトロ。 K氏は下の瀬。 M氏は上流部の瀬に入った。 トロには遊び鮎と思われるヤツが時折キラリと光らせている。 未使用のオトリを付けて流れに放ったが、どうも泳ぎがイマイチで元気が無い。 オトリ舟の中には小さな野鮎や使い古した養殖オトリしかないのでだましだまし泳がす。 しかし、掛からない。 一通り探ってから下の瀬に移動。 K氏の下流部に入って探っているとやや強い流れで待望の大きなアタリ。 すかさず合わせるとグツ・グツっとした手応え。 そして竿を立てるとフワッとしてバレてしまった。 オトリを引き上げてみると、1.2号のハリスがプッツリ切れていた。 気を取り直して、この瀬を探りながら下っていくと直ぐに同じような大きなアタリ。 しかし、掛かり鮎の顔を見るか見ないかのタイミングでバレてしまった。 その後は全然アタリが無くなり、上流部に移動することにした。 上流部でM氏とK氏が並んで釣っている。 そして、相次いで竿を絞っている。 小生はヨレヨレオトリしかないなので、野鮎をM氏から借用し開始。 瀬の岩盤の辺りを泳がせているとツンっとした小さなアタリで掛かった。 慎重に取り込むと18cmの立派な野鮎。 やっと納得がいくサイズにめぐり合った。 しかし、その後はアタリが無くなり、この日はここで終了とした。 K氏は翌日の勤務のために帰宅した。 馬頭温泉に浸かり、M氏と鮎談義をしながら夕食を食べ、車中泊でぐっすりと寝る。 翌日は新調した短竿を使うために那珂川支流の武茂川へ。 水量は多くはないがまずまずの状態だった。 100mほどの瀬の上下に二人で入る。 渓流並みの大石や落ち込みが続く流れの中にオトリを入れてみるがサッパリ反応が無い。 オトリを引いて川底の大石の上を通過させたときに大きなアタリで掛かった。しかし、掛かり鮎は親子ドンブリ状態になり、オトリに絡んでしまい、結果掛かり鮎が外れてしまった。 その後、約2時間ほどここでやったが、反応が無いので場所移動をすることにして那珂川本流に移動。 入川場所を何処にするか散々迷ったが、昨日やった那珂川橋付近をもう一度攻めてみたいとのM氏の提案で橋の下流部からスタート。 昨日の日曜日に散々攻められているので、期待できないと思っていたが、案の定アタリが無い状態が続く。 橋から2〜300m下った余笹川との合流点まで探ったが、時折野鮎が触ったような感触とバレの繰り返しが多い中で、小さいのが3匹ほど掛かったのみだった。 バレや野鮎が触る感覚は多かったので、針を7号や3本錨、3本チラシなどに換えてみたりしたが、一向に釣果が上がらなかった。 M氏、K氏がほぼ順調に掛けていたところから推察すると、腕の差は認めるとしてもどうやら針に問題があったような気がする。 小生は日頃から常に針先をチェックして、4本錨のうち1本でも針先がナマッったら直ぐに新しい針と交換する様にしている。 そして、持ち帰った古い錨針は解体し、針先を研ぎ直し再利用している。 そうして古い針を何度か研ぎ直しているうちに、微妙に針先が細くなったり短くなったりして、川の底石などにチョット擦っただけで針先が丸くなり掛かりが悪くなったのではないか??・・・・ 今年の鬼怒川解禁時に針合わせの大切さを実感したが、今回の釣行はそれの大切さを改めて認識させられたような気がする。 |
![]() 武茂川流れ ![]() 余笹川の流れ |
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7月11日(月) | 2匹 (17cm) |
那珂川 水位:0.81 |
連日の晴天と猛暑で、鬼怒川、那珂川とも超渇水状態が続いている。 今回は那珂川に入ってみたが、案じたとおり超渇水の那珂川の鮎は追いを忘れたようで苦戦を強いられた。 前日から入川しているK氏と増井養魚場で6時に待ち合わせ、向かった先は那珂川烏山。 烏山大橋下の河原に車を止め、川見をしたがかなりの減水状態。 腐れアカと青ノロが多く最悪の状態だった。 それでも流芯付近は、磨かれた石は無いもののアカも多少付いている。 早々に支度をして橋の真下からスタート。 川の中央の馬の背から対岸の流れにオトリを入れ、探るも追いが無い。 本日の仕掛けは、0.06の複合水中糸と7.5号の4本錨。 この流れを下がっていくが一向に追いが無いので、ハイの真下に戻り馬の背から左岸側に向かってオトリを操作する。 しかし、この流れもアタリが無い。 しかし、時々追われるようなオトリの動きが伝わってくる。 時々鮎のハネも見える。 時はすでに1.5時間過ぎている。 段々釣り下がって行き瀬頭付近に来たときに強烈なアタリがあり、反射的にあわせる。 するとガ・ガツとした手応えがあり、そのまま竿を立てるとフツと軽くなり 痛恨のバラシ。 オトリを点検すると、7.5号の4本錨のハリス1.2号が見事に切れており、掛かり鮎が逃げた模様。 なによりオトリの循環が大切な友釣りなるも残念無念!! 気を取り直し、ハリス1.5号の3本チラシに換え、先程の流れを中心に探っていくと、再び強いアタリ。 これも反射的に合わせたが、直後に掛かり鮎が外れた。 その後、小さなアタリがあったが針掛かりせずケラレの連続。 そのうち、全然アタリも無くなったので休憩とする。 M氏は瀬の中を歩き回り5匹掛けたとのこと。 場所移動の相談がまとまり、小川に移動することにした。 さすがに小川は渇水状態にもかかわらず、流芯付近は強い流れがある。 右岸側から入り、この流芯を攻めるがここでも何の反応も無い。 普段は流れがきつく、この流芯付近に入るには危険で、小生は近付かないことにしている。 ここでやっている人は必ずボツボツと掛けているが、腕が悪いのか超渇水の影響か全然アタリがない。 小一時間流芯や脇のタルミなどを攻めるたが、オトリは完全にグロッキー状態。 昼食後、向かった先は下流の大桶地区。 前日から投網が解禁になったが、全部は捕られていないとの甘い考えで入川。 小生もM氏も始めての場所だが、以前から気になっていた場所なので入ることにした。 M氏は前日、この場所の上流部で5匹掛けたとのことであった。 長い瀬が続いたあと深瀬になり、再び緩い瀬が続くこの流れは、見た感じ鮎が溜まっているように思える。 しかし、やはりオトリが追われる気配がない。 この瀬を行ったり来たりしながら徐々に下がってきた。 夕方近くになり、今日は降参かと思われた頃、オトリを上に2、30cm上げ、静かに下げる動作を繰り返していたら、やっと小さなアタリがあり掛かった!! 慎重に慎重に竿を捌きゲットしたのは17cmの野鮎。 長い、なが〜い一匹だった。 腹掛かりである。 オトリに使えないかと心配したが、幸いにも問題なさそうであった。 オトリを野鮎に換え、先程の流れに戻すと直ぐに追いがあり、見事な背掛かりで再び17cm。 いよいよこれから爆釣モード突入か!っと張り切ったが、この後が続かず時間だけが過ぎていく。 流れの水温は朝方からかなり高く、無理をするとオトリが直ぐにグロッキーになってしまっていたが、先程掛けた野鮎もすぐにグロッキーになってしまった。 これをしおに納竿することとし、大変不満足な結果にがっかりしながら終了しました。 一雨来ないと、那珂川、鬼怒川は回復しないのでしょう・・・・ |
![]() 那珂川 町裏 ![]() 那珂川 小川 |
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7月6日(水) | 7匹 (16〜19cm) |
田川 鬼怒川 水位:-1.98 |
先週に続いて田川に入川。 前日から入川しているM氏とAM6時に合流した。 M氏の昨日の釣果は16匹とか・・・ まだ、鮎は沢山残っているはずだが釣れていない様だ。 上流域は前日M氏が攻めたがあまり芳しくないとのこと。 本日は中流域を攻めたいとのM氏の意見に従い、横山地区に入った。 此処は放流量が多く毎年好調な場所と聞いている。 早速支度をしていると、対岸に車が止まり2名の釣り人が川に入った。 どうやら他の場所から移動してきたらしい。 やはり実績がある場所なのか? 本日の仕掛けは0.06の複合水中糸と7号の3本チラシ。 オトリを流れに放ち、正面の波立ちを中心に攻める。 するとすぐにオトリが追われる気配。 合わせるも掛からず。 さらにやや上流にオトリを誘導すると今度はブルブルっというハッキリしたアタリ。 静かに合わせると確かな手応え。 抜き上げるべく更に竿を立てるとフッと掛かり鮎が外れてしまった。 掛かりが浅かったようである。 気を取り直し、同じ場所を攻めるが、それっきり何の反応も無い。 対岸に入った先行者2名とM氏も掛かっていないようだ。 30分ほどこの付近を攻めたのち、上流の瀬尻付近に移動。 瀬尻から徐々に下りながら探ってくると、水面から顔を出している茶色い大石の手前で大きなアタリ。 すかさず竿を立てると確かな手応えで掛かり鮎が水面から飛び出してきた。 19cmの追星鮮やかな野鮎である。 オトリを野鮎に換え、さらに下りながら探っていくと、今度はクツっとした小さなアタリで18cmが掛かった。 その後は、この付近を探っていたが一向に追われる気配が無かった。 M氏が下流から上がってきて首を横に振っている。 1匹掛けたのみとのこと。 先行者もいつの間にか居なくなっていた。 時計を見ると9時半過ぎ。 お昼まで別な場所でやり、午後は鬼怒川を覗いてみるこことし、移動開始。 小生は解禁日にやった上流部、M氏はその1kmほど下流部に入った。 上流部は連日攻められ、場荒れしているようだが、取りあえずオトリをセットして早速釣り開始。 暫らく泳がしていると、流れのヨレのあたりで小さなアタリ。 すかさず合わせるとシッカリ針掛かりして下流に流れていく。 下りながら堪え、タモに収めたのは17cm。 さらに徐々に下りながら探っていくと16cmが2匹掛かった。 いずれもオトリを上流に引っ張ったり、横に引っ張ったりして誘いを掛けた時に掛かったものである。 型も小さく魚もかなりスレてきたようだ。 M氏は5匹の釣果だった。 午後は、鬼怒川宝積寺の岩盤に入ったが、ここでも追いが無く、周りでやっている10数名も苦戦しているようだった。 2時過ぎに此処をあきらめ、M氏と別れ、帰り道の上三川に移動。 最上流の瀬に行くとかなりの減水状態。 瀬頭には5、6匹のサイ(鯉の一種?)が水面から身体の半分ほどを除かせバタバタしている。 これでは鮎は寄り付かない。 案の定、瀬頭、瀬の中、瀬尻と何の反応も無く時間だけが過ぎていく。 ここも見限り、下流の何時もの瀬に移動すると、対岸に2人の釣り人。 暫らく見ていると一人が掛けた。 するともう一人も掛けている。 これはいけそうと、支度をしつつ時計を見ると4時半。 時間的には丁度いいが、帰りのことも考え5時まで様子を見るとこにする。 支度をしていると2人が上がってきた。 対岸寄りが良いらしい。 2人で30匹ほど掛けたとのこと。 何時間での釣果だったか聞き忘れたが、意気揚々と引き上げて来たようだ。 対岸に渡って、右岸寄りを中心に攻めるも追いが無い。 それでも諦めず更に探っていると、岸から駆け上がりになっている所で大きなアタリ。 18cmの綺麗な野鮎だった。 更に1匹を追加したが、瀬の中で掛からないので、時間的にみてこの辺が潮時と考え納竿とした。 ひと雨来ないと、鬼怒川も那珂川も生き返らないだろうなーーー |
![]() 田川 |
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7月1・2日 (金・土) |
15匹 (16〜19cm) |
田川 那珂川 水位: |
宇都宮の北西を流れる田川の解禁日だ。 5時に現地でM氏と待ち合わせ。 少し早すぎると思いつつ待ち合わせ場所に到着すると、既に10数人は先行していた。 前夜からの組と早朝到着組みだろうか? 支度もそこそこにオトリをセットし流れに放つ。 本日の仕掛けは、最近話題の複合メタル(PE)の0.06号水中糸に7.0号の3本錨バリ。 オトリを流れに放ったまま上流に向けて1、2歩進んだ時に早くもアタリがあり1匹目が掛かる。 慎重に寄せに入り無事抜き上げたのは17cmの元気な野鮎。 さすがに解禁日だ、出し掛りとは気分が良い。 オトリを野鮎に換え、再び先程のところへ誘導するとガツ・ガツっという大きなアタリ、すかさず竿を立てるも掛かり鮎はどんどん流されていく。 腰を落とし竿の粘りを信じて堪えていると、やっとのことでオトリが水面から顔を出し、続いて掛かり鮎が水面から飛び出してきた。 飛んできた2匹をタモで無事受け止め、GETしたのは19cmの立派な野鮎だった。 本日は田園地帯を流れる鬼怒川支流での釣りなので、竿の穂先は一番細い1mmを使用している。 このため、魚が掛かると穂先は大きくシナリ抜き上げるのに時間が掛かる。 その分、魚とのやり取りを楽しめる。 続いて、先程の付近で3匹目をゲット。 時計を見るとまだ6時前。 この分では、本日は50匹か?と少々戸惑っていると、そうは問屋は卸さない。 徐々に掛かりが悪くなり、針の種類や大きさを換えたり、誘いの掛け方を変えたりしたがボツ・ボツと掛かるのみ。 10時半頃になり下流に入ったM氏が戻ってきたところで休憩とする。 M氏の釣果は30匹とか、小生は10匹程度。 大きく離されている。 彼は瀬に入り、小生は瀬上の緩やかな場所だったがそのせいだったのか? それとも腕のせいか?? 小一時間食事をしながら休憩し、再び開始したがアタリは遠のくばかり。 たまに掛けても取り込みミスや途中でのバラシなどもあり、15時の時点で15匹の釣果だった。 この日は早上がりをして、日帰り温泉に入り、のんびりと過ごして車中泊。 ビールを一杯のみ7時過ぎには爆睡モードに・・・・ 翌日は箒川、那珂川(小川、烏山下流)と様子を見ながら竿を出したが、箒川で小さいヤツを途中バラすのみの最悪だった。 帰り道の途中にある上三川で様子を見たら対岸の釣り人が立て続けに2匹掛けていた。 我々も試しに竿を出し、瀬の中を探ってみたが、全然野鮎に追われる様子はなく、10分ほどで諦め納竿とした。 それにしても那珂川、鬼怒川はどうなってしまったのか?? 次は何処でリベンジか?? |
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6月24・25日 (金・土) |
5匹 (15〜17cm) |
那珂川 (烏山下流) 水位: |
久しぶりの那珂川釣行だった。 鬼怒川が冷水病で芳しくないのと25日に那珂川で行われる「がまかつカップ」予選会にM氏が出場することから那珂川での釣行となった。 7時に現地で待ち合わせ、入川したのは、船渡のヤナ上流部と烏山大橋の間のトロ瀬。 先行者は1名。そのほか対岸と瀬の下に2名ほど入っている。 本日の仕掛けは、新調した9mのDAIWAの「銀嶺U早瀬抜き」と0.125のメタル水中糸に6.5号の3本錨。 オトリをセットしようと、オトリにハナカンを通し、あばれるオトリをなだめるべくハナカンを指で持ったまま水中に沈めていたら、ハナカンからオトリが外れ逃げられてしまった。 幸先が悪いスタートとなってしまったが、気を取り直し2匹目のオトリを付けてスタート。 瀬頭に小生、その上流部にM氏が入り早速開始し。 オトリはグングン沖に向かい、やがて上流に泳ぐようコントロール。 しかし、野鮎の反応がない。 徐々に下がりながら30分が過ぎた頃、いきなり目印が吹っ飛ぶ大きなアタリ。 すかざす合わせると掛かり鮎とオトリはグングン沖に流れていく。 このままでは伸されてしまう。 竿を立て気味にして堪えるているとやがてオトリ、掛かり鮎の順番で水面から顔を出し、空中を飛んでやがてタモの中にゲット。 タモに収まったのは17センチの綺麗な野鮎だった。 この竿は240グラムの軽量竿でしかも竿に粘りがあるので扱いやすい。 気を良くして、オトリを野鮎に変えて再び先程の流れに誘導。 暫らく泳がせているとクツという極小さなアタリ。 これもゆっくりと合わせると難なく寄ってきてタモの中に。 なかなか感じの良い竿だ。 しかし、その後はアタリもなく時間だけが過ぎていく。 10時を過ぎた頃から風が強くなり竿操作が一段と難しくなってきた。 M氏はいつの間にか上流部の対岸近くまで移動して釣っている。 そこは昨年良い釣りをした場所だが果たして掛かっているのか? 強烈な風に煽られる竿をなんとかだましだまし続けていたが、その後1匹を追加したところで11時半になり昼食タイムとした。 上がってきたM氏に確認すると7、8匹掛けたそうである。 瀬の中を釣っていた先行者が上がってきたので、釣果を聞くと1匹のみゲットしたそうである。 4回ほど掛けたが3匹は外れとのことであった。 鮎談義をしながら約1時間の休憩後は、小生は上流部にM氏は瀬の中に移動。 一段と強くなってきた風と戦いながらもさかんに攻めた。 しかし、野鮎の追いが無く苦戦を続け、やっと1匹ゲットしたが15cmのチビ鮎のみだった。 瀬の中に入ったM氏は釣れなかったと見えて早々と上がってしまった。 15時まで粘ったが風がますます強くなってきたので早上がりとした。 その夜は馬頭温泉の湯を浴びて車中泊。 翌日は大会場の「街裏」に4時半に到着。 5時受付にもかかわらず既に多くの参加者が詰め掛けていた。 やがて本日参加するK氏も到着。 以前からM氏に大会への参加を呼びかけられていたが、「それ程の腕もなく、ギャラリーに見られるのはかっこ悪い」と固辞してきたが、K氏にも進められ、やむなく7月末に行われる那珂川の地元の釣り大会へエントリーするはめになってしまった。 6時半頃からオトリが配られ、7時スタートにあわせ大会参加者達がそれぞれの釣場に移動していく。 なお、本日の大会参加者は約300名とのことだった。 大会場を後にし、湯津上橋、新那珂橋、烏山大橋と順番にポイントを見たがどこも釣り人が少なく不調のようだ。 仕方がないので、比較的良かった昨日のあたりやることし、昨日の1つ上流の瀬に入った。 先行者は1名。 昨日とうって変わって風は無く、鮎は其処此処でさかんに跳ねている。 ハミ跡は少ないが鮎は確実にいるようだ。 早速釣りを開始したが、目印のあたりでさかんに跳ねる割には一向に掛からない。 針を3本チラシに換え、期待を込めて泳がしていると、やがて小さなアタリで掛かった。 慎重に捌いて取り込んだのは17cmのオトリサイズ。 「やはりチラシの効果だったか!」と続けて流すが後が続かない。 時おり降る小雨にもめげずに続けたが一向に針掛かりしないので、本日は諦め、11時に早上がりし帰路についた。 本日は魚がいるのに一向に掛からなかった。 追い気がないいわゆる遊び鮎ばかりだったが、工夫が足りなかったのか? 小さなチラシ針が無く、9号の針を使ったのがいけなかったのか? いろいろ反省材料は多かった。 それでも新しい竿の感覚は掴めたので、次は爆釣だ・・・・ ちなみに大会でのM氏、K氏はそれぞれ1匹づつで共に予選落ちとか。 次は田川の解禁が7月1日。 頑張るぞー・・・・・ |
![]() 那珂川 |
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6月9・10日 (木・金) |
24匹 (15〜18cm) |
鬼怒川 (上三川) 水位:1.81 |
前回いい思いをした上三川は、我が家から一番近い鮎釣場なのでついつい足が向いてしまう。9日も前回同様、M氏、S氏と一緒に鬼怒川の鮎を楽しみました。 7時前に釣場に付いてしまい一足早く開始した。 先ずは、前回成績が良かったトロ場からスタート。 先行者は1名のみで天候、状況とも申し分なし。 オトリを流れに放つ。 オトリは元気に沖に向かって泳いでいく。 しかし一向にアタリが無い。 本日の仕掛けは、0.05号のメタル水中糸に7.0号の4本錨。 約4、50分ほどこのトロ場を攻めるも、時折野鮎が触る感覚が感じられるが一向に掛からない。 既に到着しているはずのM氏に電話で状況を聞く。 すると「上流の瀬で5匹掛けたョ こっちに来ない!」とのこと。 そこで、このトロ場を諦め、瀬に移動を開始した。 すると遅れて到着したS氏がこのトロ場に入って来た。 暫らく見ていると17、8cmを一匹掛けた。 それを横目で見ながら小生は上流の瀬に移動。 200m程の瀬の最上流部に先行者が1名。 その下にM氏。 小生はM氏の下流部に入り早速釣り開始。 暫らく瀬の中を探るも追いが無い。 瀬の真ん中から瀬落ち辺りにオトリを誘導した瞬間にガツーンとしたすごいアタリ。 すかさず竿を立てたが、掛かり鮎はグングンオトリとともに急瀬を下る。 このままでは、糸切れか掛かり鮎の身切れになるツ!! 意を決して一気に抜き上げる。 すと流れの中から一直線に2匹のサカナが飛んでくる。 かろうじてタモで受け無事キャッチ。 17cmの真黄々の追い気マンマンの元気な野鮎。 見事な背掛かりだった。 オトリを野鮎に換え、再び瀬の中を探る。 しかし、後が続かない。 暫らく探りながら先程掛けた瀬落ち付近を探っていくと、ガツ・ガツっという強いアタリで2匹目が掛かる。 今度は伸され無い様に早めに引き抜き無事タマ網の中に・・・・ 18cmの綺麗な野鮎だった。 やはり瀬釣りは醍醐味が違う。 大きなアタリと強い引き。 これぞ鮎釣りだ! 午前中5匹を掛けたところで昼食タイム。 昼食をとりながら鮎談義。 S氏はトロ場で10数匹の釣果。 M氏も同様10数匹とのこと。 S氏がトロ場での釣り方と仕掛けを講釈。 どうやら、誘い方に工夫があり、針も小さめの6.5号の3本錨がいいようだ。 小一時間の昼食タイム後は、M氏が下の瀬に、S氏と小生は午前中のトロ場で開始した。 S氏のアドバイスどおり、針を6.5号の3本錨に換え、オトリを横引き気味に数十センチ引き上げそのままオトリを止めて待つ。 すると、やがてクツ・クツとした小さなアタリで17cmが掛かった。 その後は、このトロ場で次々と掛かり、終わってみれば17匹の釣果だった。 この日はM氏と共に芳賀の道の駅で車中泊。 温泉付きの道の駅なので快適々々・・・ 翌日は石井のサッカー場下に入った。 7時過ぎに現地に到着すると既に先行者が10数人竿を出している。 1名を除いて皆さん調子が悪そうだ。 約2時間ほどこの瀬でやったが全く追いが無いので、小生は帰り道の上三川に移動することとしM氏と別れた。 上三川のトロ場で昨日と同じような釣り方をしたが、気温・時間帯が違うのか全くアタリが無い。 水位も昨日より10cm程下がっている。 30分ほどトロ場で粘ったが、ここを諦め上流の瀬に移動。 瀬には既に3名ほどが竿を出している。 最下流部が空いていたのでそこに入った。 オトリを付けて背尻辺りを探っていると、突然ガガツーとした大きなアタリで18cmが掛かった。 オトリを付け替え再び同じ流れに・・・・ すると直ぐに大きなアタリで掛かったがこれは取り込みミスでバラシテしまった。 その後、この瀬で良型を次ぎつぎと上げたが、取り込みミスや取り込み中のバラシなどがあり、結局ゲットできたのは7匹だけだった。 この瀬にいた他の3人は時折かかる程度であまり芳しくない。 この日は午前中で切り上げて帰路についたが、好調な上三川には近々またチャレンジしたいと思っています。 |
![]() 上三川の瀬 ![]() 今回の釣果 24匹 |
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6月4・5日 (土・日) |
29匹 (15〜19cm) |
那珂川 (黒羽) (箒川) 鬼怒川 (阿久津) (上三川) 水位:-1.70 |
放射能汚染問題で今年の鮎釣りはダメかと思っていたら、那珂川、鬼怒川とも暫定基準値以下で問題ないとの漁協からの発表があった。 それでも今年の鮎は要注意だろう。 家庭菜園といい、鮎といい、本当に迷惑なことである・・・・・ 6月4日、5日の両日に那珂川、鬼怒川へ今シーズンの初釣行をしてきました。 那珂川は6月1日に既に解禁しているが、4日は土曜日だったのでアユ釣り師で一杯だった。 上流の寒井地区から中流域にかけて様子を見てきたが、何処も垢腐れが多いか、垢がまったく無いかで状況は最悪だった。 そのせいだろうか竿を絞っている風景は多くなかった。 黒羽地区と箒川で竿を出してみたが、アタリらしきものが時折あったがさっぱり掛からなかった。 それでも那珂川のポイント数箇所をM氏と一緒に回り今年の状況を観察することが出来た。 ちなみにM氏は7、8匹の釣果だった。 翌6月5日はS氏を交え、M氏と3人で鬼怒川に入った。 鬼怒川は5日解禁で、人気オトリ屋には、既に入漁券とオトリを求める人で列をなしている。 今年も例年通り混雑しそうな鬼怒川である。 先ずは、S氏の案内で勝山城址の様子を見たが芳しくない。 次に阿久津地区に行ったが既に釣り師の車で一杯だ。 それでも何とか入れそうなところを見つけ、M氏と共に右岸側に並んで入った。 S氏は下流の左岸側だ。 早速釣り支度をしつつ様子を見ると、対岸と上流側の二人が竿を絞っている。 サイズは15、6cmか? 此処は期待が持てそう!! フロロ0.1号の水中糸と7号の4本錨が今日の仕掛けだ。 早速オトリを付けて流れに送り込む。 オトリは元気に泳いでいくが野鮎に追われる気配がない。 約1時間過ぎた頃、周りでボツボツ釣れだしたが小生にはアタリがない。 少々あせってくる。 「昨日の那珂川の再来か?」嫌な予感がしてくる。 すると小さなアタリがツツ・ツツー。 静かに合わせると確かな手応え。 慎重にやり取りするが掛かり鮎が流される。 このままやり取りを続けるとバレそうなので思い切って抜き上げる。 すると掛かり鮎が水面から飛び出し、一直線に自分の顔めがけて飛んできた。 タマ網で取り込もうとするも顔面直撃。 痛恨のバラシである。 シーズン最初の鮎をしくじり。 嫌な予感がする。 気を取り直し、オトリを取替え、再び流れへ・・・・ 暫らく探ると、先程の辺りで再び小さなアタリ。 今度は失敗出来ない。 慎重に掛かり鮎を寄せてきてキャッチしたのは黄色い追星も鮮やかな元気な野鮎。 型は16cm。 オトリを野鮎に換え、再度先程の流れに誘導する。 しかし後が続かない。 オトリが浮き気味になるので、水中糸を0.05のメタルに換える。 それが良かったのか直ぐに掛かる。 これも16cm程度の小さめなヤツ。 11時頃にM氏から「全然掛からないので下流域の上三川に移動したい」と電話が入る。 ちなみにM氏0匹、S氏は20匹とか・・・ 解禁日で何処に行っても混雑しいると思い、小生は暫らく此処で様子を見ることにし、二人は下流域に移動。 その後、ここで2匹をゲットし、お昼になったので取りあえず上がった。 昼食をとりながら様子を見ていたが皆さん苦戦している模様。 昼食を済ませ、上三川組の様子を聞くと「入るスペースはあるが、まだ竿を出していないので様子は不明」とのこと。 上三川は帰り道となるので、小生も移動することにした。 右岸側の瀬に二人並んで竿を出しているのを確認し小生も入る。 様子を聞くとどうやら左岸側がいいらしい。 右岸から来た流れが左岸にぶつかり、深みとなっておりそこに鮎が溜まっているようだ。 対岸で入れ掛りをしている。 しかし、いまさら左岸への移動も面倒なので右岸を攻めてみることにした。 左岸にぶつかった流れが大きくカーブして右側に流れ出るあたりが大きな瀬になっている。 瀬の中の人が時々竿を絞っている。 瀬の上流部のS氏、M氏はあまり状況は良くないとのこと。 小生も瀬の中に入り、早速午後の部をスタート。 すると直ぐにアタリが来て掛かったのは17cm。 真黄々の追い星鮮やかなやるき気マンマンの元気鮎だ。 オトリを換えて再び流れに・・・・ すると直ぐに2匹目が掛かる。 瀬頭から瀬にかけての辺りにいるようだ。 瀬頭を中心に前後、左右を攻めていくと次々とヒットしていく。 型は18〜19cm。 マコトに気分がいい。 途中、仕掛けのトラブルや取り込みミスなどもあったが、十分堪能したところで5時半に終了した。 終わってみれば、此処で20数匹掛けたことになる。 S氏、M氏も10数匹から20数匹をゲットしていた。 この瀬では、0.15のメタル水中糸と7号の4本錨でやったが、7号の4本錨が品切れし、やむなく7号3本錨や7.5号の4本錨でやると極端に係りが悪くなった。 針合わせがこんなに重要と実感したのが本日の一番の成果だった。 上三川は、自宅から一番近い釣場となるので、今年は時々様子を見に来ることにしよう。 |
![]() 鬼怒川、上三川地区の鮎 |