月 日 釣 果 場 所 コメント
7月14日(火)
〜15日(水)
11匹
(15〜20cm)
鬼怒川・田川
「栃木県」
(氏家橋他)

 寒い7月が続いていたが、晴れ間が見えた途端にいきなり真夏日となり、それと共に河川も渇水状態となってしまった。  前回鬼怒川の板戸大橋で釣っていた時に、地元の釣り師が渇水時のポイントを教えてくれたのを思い出し、それを確かめに釣行した。

 本日は単独行で、板戸大橋に着いたのは8時過ぎ。  先行者は1名だったが、支度をしながら見ていたが釣れている様子は見られなかった。   ネット情報では、どこのポイントも不調で鮎が食んだハミ跡や跳ねの見られる場所でしか釣果が出ていない様子である。 時間帯は昼から夕方にかけてとか・・・・・・・  

 本日の鬼怒川は、水位が30〜40cm下がっており情報どおり渇水状態であった。  取り敢えず支度を早々に済ませ、オトリをセットし流れに放った。  本日の仕掛けは9mの竿に0.05の複合メタル水中糸に特製の4本チラシ針。
 先ずは前回爆釣だった橋の下のポイントにオトリを誘導し様子を見る。  オトリは流芯手前の鏡状の緩やかな流れを泳いでいるが野アユに追われる様子が見られない。

 このポイントの上下や流れの筋を変えて探ったが一向にアタリは無かった。  このポイントを早々に諦め、渇水時のポイントと言われた50mほど上流のところに移動。  ここは岩盤と岩盤の間の10m程の流れであり、岩盤より1mほど深くなっている。  渇水時はいかにもアユが溜まりそうな場所だ。 
 期待が持てそうな場所なので、オトリを新しく変え流れに放つ。  オバセを取りオトリを遡らせたりしたが一向に野アユからの反応は無かった。

 暫らくここを攻めたが反応が無いので場所移動をすることにして氏家橋に到着。  途中、勝山城などのポイントを見たがやはり厳しいようで竿を絞る姿は見られなかった。  早めの昼食を取り、氏家橋下流で竿を出したが、ここでも野アユからの反応は無く時間ばかり過ぎていく。 上流の観光やな付近も見に行ったが釣り人がいない。  

 本日はダメ元の気持ちもあり、久しぶりに川遊びをするつもりで来たので、鬼怒川がダメなら解禁時に来て空振りに終わった田川の様子を見るつもりだった。  何時まで経っても野アユからの反応が無いので、15時過ぎた頃田川に移動。  いつも竿を出す毘沙門橋を覗いた。  すると小さいながらもアユのハネが見られる。  多少の期待を抱いて、大分くたびれてきたオトリを入れ、暫らく探ると小さなアタリでやっと野アユが掛かってくれた。  取り込んだのは16cmのチビ鮎だった。  

 チビ鮎なるもオトリに使い、先ほどの流れに入れて更に探っていく。  竿2本ほどの場所を上下したり、流れの筋を変えたりしたがその後が続かなかった。  その後、上流の瀬尻にオトリを入れた瞬間にブル・ブルっとしたアタリで針掛かりした。 すかさず合わせてゲットしたのは更に小さな15cmのチビ鮎だった。

 その後、瀬の中などを探ったが野アユの追いが無いので納竿とした。  この日は近くの道の駅ロマンチック村で天然温泉に入り車中泊。

 翌日は、鬼怒川もダメ、田川もダメなので、各河川のポイントなどを見ながらゆっくり帰宅することにし、先ずは田川に向かった。  田川はヤマメの稚魚放流をしているので、試しにルアーでヤマメを狙うことにし、ミノーのルアーをセットして上流の上の橋からスタート。  所々大石が川底に入っているのでその付近を中心にルアーを引くと、5、6回目あたりの時にヤマメがヒットした。  取り込んだのは20cmの綺麗なヤマメだった。
 その後、アユのハミ跡などを確認しながら100mほど下ったが、その後はルアーに出るヤマメはいなかった。

 底石が点在する瀬をルアーを引きながらアユのハミ跡を確認すると、中型アユのハミ跡がけっこうビッシリ有ったので試しにアユをやってみることにした。  この川は左岸側がアユの通り道だそうで、今回は左岸側を中心に探っていくことにした。

 7.5mの竿に0.05の複合水中糸と6.5号の3本錨の仕掛けを付け、ハミ跡がビッシリあった辺りからスタートしたが渇水状態で魚の活性が上がらないためか野アユの追いが見られなかった。  左岸の流れにオトリ入れ、オトリを止めたまま遡上アユの辺りを待つ作戦だったが最初はアタリが無かった。

 左岸側の瀬を探りながら徐々に釣り下っていくと、50mほど下った辺りの石裏にオトリを入れた瞬間にブルっとした大きなアタリで待望の野アユがヒットした。  18cmの追星鮮やかな野アユだった。  
 オトリが野アユに変わったので、期待を込めて左岸側を攻めた。  オトリを止めて暫らくじっとしていると突然ツンっとしたはっきりしたアタリでこれも18cmが掛かった。  これも見事な背掛かりであった。

 更に釣り下り、急瀬の肩手前の緩やかな流れで再び強烈なアタリでヒットした。  静かに竿を立て慎重にやり取りすると今までより大きなサイズ。  流れの中から引き抜いたのは20cmの綺麗な野アユだった。  その後、この流れを攻めると、殆ど入れ掛かり状態で18〜20cmを4匹ゲットした。  久々の5蓮チャンであった。
 すっかり気を良くした小生は、その後2匹を追加し13時過ぎに納竿して帰路に着いた。

 前日の鬼怒川、田川が全然ダメだったので、殆ど諦めかけていたところだったが、瀬の中で入れ掛かりを楽しませてもらい満足だった。  超渇水状態だったが、今回の台風で大水が出たのでこれから鬼怒川・田川は良くなることを期待したい。






田川

左岸側の瀬で出し掛かりで掛かった







田川

出れも竿を出していない田川の流れ


6月24日(水)
〜25日(木)
8匹
(16〜22cm)
桂川
「山梨県」
(院辺橋他)


 今年初めての桂川に釣行。  6月14日に解禁し連日数十匹の釣果情報がネットに載っており気になていた。  しかし、数日前から釣果情報が載らなくなり、或いは状況が悪くなったのか?っと嫌な予感を持って出かけたが悪い予感が当たってしまった。

 釣友S氏と談合坂PAで待ち合わせ、オトリ屋さんでオトリを一匹づつ確保し、入ったのは昨年いい思いをした院辺橋上流部。  桂川の弱点は駐車スペースが少ないことだが、幸いにもこの時間には一杯となる駐車スペースが空いている。  ここでも悪い予感がしたが取り敢えず支度を済ませ、昨年のポイントへ入った。  水温を測ると12、3度。  ちょっと水温が低すぎる。 せめて15度程度まで上がらないと追いが始まらないのではないかと思い、ルアーで渓魚を狙うこととした。 

 直ぐにアユを始めなかったのには訳がある。  桂川のオトリは一匹600円もする。 那珂川、鬼怒川の300円から比べると倍である。  こんな高いオトリは一匹のみにして、先ずは野アユを確実に一匹確保する作戦である。
 ルアーを引いてヤマメのポイントを探っていくがアタリが無かった。  ルアーを追いかけてくる魚影も見えなかった。 小一時間ルアーで遊んでいるうちに水温も15度くらいまで上昇してきた。  そして対岸で待望の野アユの跳ねも見られるようになってきた。

 ルアーを仕舞い、アユの仕掛けを取り出す。  本日の仕掛けは7.5mの竿に0.05の水中糸と7号の特製チラシ針。 オトリを付けて静かに流れに入れるとオトリは元気に流芯に向かって泳いでいく。
 暫らく昨年のポイントを丁寧に探るがオトリが追われる気配が無い。  100mほど上流まで釣り上ったが全然掛からなかった。  

 その後同じルートを釣り下ると、半分ほど下った急瀬の瀬尻で大きなアタリでググツっとした確かな手応え、静かに竿を上げ待望の野アユをゲット。  19cmの綺麗な野アユだった。 野アユをオトリにして同じ流れに入れると暫くして微かなアタリで15cmのひ弱なアユをゲット。  暫らくこの15cmでやったが、この魚が弱ってきたので先ほどの野アユにもう一回頑張ってもらうことにした。  野アユをオトリにして更に釣り下ったが野アユからの反応は全然なかった。

 この釣り下りの時に、オトリ船の蓋が何時の間に明いてしまい、購入オトリとチビ野アユに逃げられてしまった。  オトリを取り替えた時に蓋ロックをいい加減にしたのが原因だった。  久々のミステイクであった。
 入川場所まで戻ると監視員が釣っている。  様子を見ていたが掛かる様子が無かった。  川の状況を聞くと、”今年の院辺橋は掛からないと釣り人に言われているので様子を見に来た”とのこと。 そして、下流の落合橋で数は少ないが良型が出ているのでこれから移動するとのことだった。 そして、我々にも移動するよう勧めてくれた。

 S氏と相談し、早めの昼食を取った後落合橋に移動した。 先行者が一人おり、5、6匹掛けたと監視員が教えてくれた。 彼も同じくらい掛けたと教えてくれた。  早速我々も開始したが既に先行者が釣った後なのでアタリらしきものは全然感じられない。  貴重なオトリは若干弱り気味である。  橋の下流に入ったS氏が泳がせ釣りで立て続けに3匹掛けている。  小生も近くに入らせてもらい、ついでに掛けたばかりの約17cmの元気鮎を一匹貸してもらう。 

 この元気オトリを付け、大石が点在する深場を探る。  暫らくこの大石周りを攻めていると、グツグツっとした大きなアタリ。  すかさず合わせると強い手応え、かなり大型だ!  慎重に竿を操作しなんとか無事ゲット。  22cmの綺麗な野アユだった。 
 この野アユをオトリにして先ほどの流れに入れる。  暫らくオトリを止めて反応を確かめていると、先ほどと同じような確かなアタリ。  静かに合わせるとこれも強い引きでかなりな大型の模様。  慎重に・慎重にやり取りをしてタマ網に収めたのはこれまた良型の21cm。

 入れ掛かりである。  すっかり気分を良くしてこの流れを探ったが後が続かない。  いつの間にか17時近くになったので、本日の釣りはこれまでと川から上がった。
 本日は富士吉田の道の駅で車中泊の予定である。  道の駅近くのスーパー夜食と飲み物を調達し、やはり道の駅近くの温泉で疲れを癒して道の駅で爆睡。

 翌25日は、昨年実績のあった”合流”というポイントへ入った。  昨日、期待した院辺橋がダメだったので、合流も期待はできないと覚悟して入ったが、案の定渋かった。  入川してすぐにアタリが有り、15cmのやせっぽっちアユが掛かったが、やっとオトリになるかならないかのチビ鮎だった。
 それでも、このちび鮎をオトリにして更に上流部を探っていると、ツンっとした小さなアタリで18cmのやや追星があるアユをゲットすることができた。

 その後、16cmサイズのチビ鮎は掛かるがやせっぽっちアユのみだった。 結局10時過ぎまで此処で様子を見たが、掛かったとしてもサイズが小さすぎるので、昨日の落合橋に移動することにした。
 落合橋に到着すも先行者も居ない。  取り敢えず河原の日陰で昼食を取り、腹ごしらえをして昨日探った流れを順次攻めて行った。  

 上流部から順次ポイントにオトリを入れて行ったが、富士急の鉄道ガード下の溜りでキラ・キラと魚の反応が見えた。  静かにオトリを入れたらオトリが追われている。  直ぐに掛かるだろうと竿を握る手に力を入れて待つも一向に掛からない。  時々魚に追われたオトリが水面近くに顔を出す。  結局その場を諦めて下流に移動したが、どうやらハヤか何かの魚がキラキラ光っていたようだった。
 結局1時頃まで探ったが野アユの追いが見られなかったのでこれで納竿することにした。  

 先ほどのガード下で釣っていたS氏のところに行って様子を聞くと20cmオーバーの良型を5匹ゲットしたとのこと。
 詳しく様子を聞くと、目の前の急瀬にオトリを入れたら直ぐにアタリが有り、一匹目が掛かり続けて4匹入れ掛かりで掛かり、その後は全く反応が無くなったとのことだった。
 どうやら、白泡が立つ急流は誰も攻めていない”竿抜け”になっていた模様で、オトリを入れた瞬間にアタリが有ったようだ。  

 あの白泡のなかにオトリを入れると、普通は白泡の中に引っかかっているであろうゴミなどに仕掛けが絡みオトリ毎取られてしまう。  S氏のチャレンジ精神に感心すると同時に、すっかり気分を良くしたS氏の話を悔しい思いで聞きながら帰り支度を急いだ釣行であった。




院辺橋の流れ
6月12日(金)
〜13日(土)
59匹
(15〜21cm)
鬼怒川
「栃木県」
(板戸大橋)

 今年二回目の釣行は、思いがけない大漁となり満足満足!!
 7日の解禁日は人、人でやる気を失ってしまったが、その割には各ポイントで大釣りがあったとの情報は流れなかった。 そんな中で、かろうじて朗報があったのは、”板戸大橋で40匹”のネット情報。
 板戸大橋を覗いてみたいと思いつつ9時にオトリ屋さんでS氏と待ち合わせた。  しかし、本日は生憎の小雨模様。 午後からは晴れるとの天気予報を信じ、7、8km上流の板戸大橋に移動した。 

 いつの間にか雨も上がってきたので早速釣り支度開始。 本日の仕掛けは、9mの竿に0.05の複合メタルの水中糸と3本錨。 駐車場からヤブを漕いで2、300m先の河原に到着。 すると先行者が一人いて竿を絞っている。 それを見た我々は顔を見合わせ思わずニンマリ!! 
 S氏が先行者の直ぐ上に入り、小生は更にその上流に入った。 すると直ぐにS氏にアタリが来て1匹を上げた。 先行者も上げている。 

 小生も今か今かとオトリが野アユに追われる動きを期待して目印を凝視するも全然反応が無かった。 先行者とS氏がオトリを入れてるところは、くるぶし位いのごく浅い場所。  小生はその上の膝位の水位があるチョット深場。  小生も同じような場所を探してオトリを入れたが、小生には野アユはヒットしてくれなかった。  少々焦り気味で、100m程上流の荒瀬などを攻めたがオトリが弱るだけで何の反応もなかった。 結局1時間ほど川を上下した後で、S氏のところに戻って見物。 S氏はその後も順調に掛け、既に10匹は釣っている模様だった。

 気の毒になったのか、S氏がポイントを譲ってくれた。  ついで野アユのオトリも貸してもらい、早速S氏が入ったポイントで開始した。  時々野アユが跳ねるこのポイントに元気オトリを入れると早速オトリが追われる気配。  しかし、その割にはヒットしない。  暫らくオトリを止めて待っていると、ツンとしたアタリが有り、本日最初の野アユが掛かった。 静かに合わせ、慎重にやり取りをしてやっと18cmをGETすることができた。

 オトリが追われる割には掛かりが悪いので、針を特製チラシに変えてみた。  するとこの作戦が大当たり。  オトリを変え先ほどにポイントを泳がすと又直ぐにツ・ツーとした大きなアタリが有り20cmをGET。 その後は、立て続けにドスンとした強いアタリで入れ掛かりで掛かりだした。

 その頃になるとやっと余裕が出てきて、先行者とS氏の様子を見ることができるようになる。  S氏も先行者の下流部分の浅瀬で入れガ掛かり状態。  先行者は我々の勢いに負けたのかボチボチ状態。  結局この場所で4時過ぎまでやり、小生は26匹と大好調の釣果。  S氏も22匹と大好調の結果だった。  S氏には、小生に場所を譲らせ数が伸びず気の毒させてしまった。

 この日は、道の駅”芳賀”へ行き、”ロマンの湯”という温泉に入り車中泊。

 翌日はどこに入るか迷ったが、解禁後最初の土曜日で今日も人出が多いであろうことから、場所探しに苦労するより実績のあるポイントということで昨日の場所に入ることにした。
 昨日釣った26匹を、”生かし缶”に入れて川の中に埋めてきたが、狭い中に多くの魚を閉じ込めてしまったことから半数以上が死んでしまっていた。

 生き残った中の元気が良さそうな3匹をオトリとして選び昨日のポイントで釣りを開始。  すると、直ぐにオトリが追われ始め、やがてドスンとした大きなアタリで20cmが掛かる。  どうやら今日も順調に掛かりそうだ。  
 間もなく、対岸に釣り人が数人表れ釣り開始。  小一時間後には小生の傍にも数人が表れ、小生の前後の流れに竿を出し始めた。  しかし、小生の上流側はやはりアタリが遠く、ボチボチと掛かる程度。  下流側に入った人も同様だった。  

 それに引き替え、昨日からポイントを把握している小生は入れ掛かりが状態が続く。  すこぶる気分がいい。
 S氏も昨日の場所に陣取り入れ掛かりを楽しんでいる。

 そんな訳で、この日も二人で順調に掛け、3時の納竿時には、小生33匹、S氏44匹と今日も大漁であった。  ごく浅い場所で泳がせたり、流れの中でオトリを止めて待つ釣り方をしたが、ツンやドスンとした大きなアタリで掛かり、アユ釣りを堪能させてもらうことができた。
 しかし、残念ながら今年も”冷水病”にやられたアユが多く、7月中旬にならないと本格的な友釣りは楽しめないのかも知れない。  そして、”9月頃の大アユをこの場所で掛けたいものだ”と話し合いながらS氏と別れ帰路に着いた。






12日は人が少なかった







13日は人出多し








6月7日(日)
〜8日(月)
11匹
(15〜20cm)
鬼怒川
(氏家橋)

 今年の鬼怒川解禁に行きました。 前日の雨で水量は平水、天気は快晴、言うことが無い解禁日だったが、水温が低すぎたのか全体に釣果は不調だった。 
 釣友S氏とオトリ屋さんで待ち合わせ、5時半に本日の目的地である宇都宮の石井に到着。 すると既に釣り場は先行者で満杯。 むろん駐車するスペースも無い。 仕方が無いので上流を目指す。 上流の名のあるポイントはどこも車と釣り人で一杯だ。

 結局最上流の新幹線ガードの下流。 さすがにここまで来ると釣り場所は確保できる。 早速、ゆるい瀬に竿を出す。 事前情報では、アユは瀬には附いておらず、深いトロ場を回遊しているとか。 しかし、そんな場所はとっくに先行者に取られている。 ゆるい瀬の中にオトリを入れて、徐々に下流に下がりながらアユの気配を探したが、一向にオトリが野鮎に追われる気配が無かった。
 7時半に竿を出し、10時過ぎても一匹も掛からない。 周りの釣り人にも一向にアユは掛からなかった。 

 11時を回って水温が上がってきた時に待望のアタリ。 コツンとした極小さなアタリだったが竿を立てると尻尾付近に掛かった野アユをゲットできた。 型は18cmだった。 追いが弱いので尻尾掛かりとなった様だ。 
 オトリを野アユに変えて先ほどの流れに入れた瞬間にツツツーとした大きなアタリ。 すかさず合わせたると確かな手ごたえ、しかし直ぐに竿が軽くなり水中でバレテしまった。

 かっくりしながらもこの瀬を上下して攻めたがその後はまた沈黙モードに入ってしまった。 昼食を済ませ、2時頃になるとさすがに場所移動を考え、釣友K氏からの情報で氏家大橋下流に移動。 

 時計を見ると既に2時半を回っている。 K氏は急瀬の流芯で掛けてるとか、水中糸を0.05の複合メタルに変えて流芯にオトリを入れる。 暫らくこの瀬を上下してアユの気配を探っていく。 するとオトリが野アユに追われる気配が出てきた。 朝からの風が益々強まり竿が時々あおられる。 この強風でアタリが分らないまま竿が重くなり野アユが掛かった。 慎重にやり取りをしてゲットしたのは18cmの野アユだった。

 オトリを付け替えこの瀬を攻めるとツンとした確かなアタリで18cmが掛かった。 さらに4時までに1匹追加し納竿としたが、結果はたったの4匹。 解禁日にしては全体的に不調だった。 S氏も3匹と貧果で終わってしまった。 
 この日は喜連川の道の駅の温泉に入って車中泊とした。

 翌日はどこに入るか二人で検討したが、結局昨日の氏家橋下流を再チャレンジすることに決めた。 昨日のパターンだったら水温が上がる昼ごろからの釣りとなるので、朝方は地元の釣り人と釣り談義をして時間を潰す。
 10時過ぎになり、気持ち水温が上がってきたので竿を出すことにした。
 仕掛けは9mの竿に0.05の複合メタルび水中糸と6.5号の3本錨バリ。 S氏は昨日先行者がかなりの数を上げていたトロ場に入る。 小生はその上流の瀬落ち付近に入った。

 昨日川の中に行けておいたオトリは元気一杯。 その元気オトリを付けて開始したが、このオトリは元気な割には沖に出て行かない。 竿を操りながらどうにか流芯にオトリを誘導したが野アユからの反応は無い。 上流の荒瀬にもオモリを付けてオトリを入れたが同じくアタリは無かった。 徐々に釣り下り、元の場所に戻ってきたころ下の釣り人が掛けた。 泳がせ釣りで掛かったようだ。 

 小生もオトリを代え、泳がせにしてアタリを待つ。 すると暫くしてオトリが追われる気配がしてきた。 しかし、神経を集中してアタリを待つが掛からない。
 野アユが寄ってきている気配はするので試しに針をチラシに変えてみた。 すると直ぐにアタリが出て20cmの立派なやつが掛かった。 時計を見ると11時。 やはり水温が上がる昼頃からアタリだすようだ。
 その後はボツボツと弱いアタリや明確なアタリで20cm級を掛けることができた。
 
 昨日は午後から追いが良くなったので、今日も午後からの時合いを待って攻めようと早めの昼食を取り、午後に備えた。 昼食タイムを取って、再び午後の部を開始したが、昨日のようなアタリが出ない。 水温も昨日の午後はぬるま湯状態だったが今日はまだまだ冷たい。 そのうち風がますます強くなり、アタリが取れない。
 それでも、強風に竿が煽られた時にいつの間にか掛かっている状態が2回ほど続いた。 竿が煽られて野アユを誘ったようだ。 この竿の動きをしっかり覚えておくことにしよう!!

 午後2時過ぎにはすっかりやる気が失われ納竿とした。 解禁日ということで期待をしたが、終わってみれば本日の釣果は19〜20cmサイズを中心に7匹だった。
 今回は人が多く風も強かったので納得のいくような結果が出なかったが、今年の鮎釣りは始まったばかり、今年も十分注意をして大いに野アユに遊ばせてもらいたいものだ・・・・!!
 
 午前中から吹いていた早速が、18cm級が大半を占めた。 今度は桂川かこの田川かと思いつつ帰路についた。





17〜20cm11匹





2日目の鬼怒川







@6月7日(日)
A6月12日(金)
B6月24日(水)
C7月14日(火)