3月1日(土)
3月12日(水)
6月1日(日)
月 日 釣 果 場 所 コメント
6月1日(日)
〜2日(月)
6匹
(20〜23cm)
桂川
(城山橋)

 
6月1日は那珂川の鮎が解禁だが、昨年、一昨年と同川の釣果が芳しくなく、特に解禁日は期待して出かけた割には釣果が伸びなかったことから、今年は桂川の渓魚狙いの釣行とした。
 同行者は釣友S氏。 場所は山梨県都留市を流れる桂川。 
 今冬は積雪が多かったと報道されたとおり、眼前に大きくそびえる富士山は、上半分以上が白く輝いていた。

 現地到着は6時半。 
 本日は放流日。 既に先行者が10数名居り、思い思いの場所に陣取っている。 
 我々は混雑を避け対岸に渡り釣り場所を確保をする。 
 やがて漁協が放流を開始。 
 小生も期待を込めてイクラエサを付けて第一投を流す。 
 ルアー一筋のS氏もミノーを付けて開始した。 

 やがて対岸の釣り人が掛けた。  20cm位のヤマメのようだった。 
 対岸に一列状態で並んだ釣り人たちは全員エサ釣りで、やがてそれぞれに掛かりだした。 
 暫くすると小生にも強いアタリきた。 瞬間的に合わせると10数センチのチビヤマメが掛かった。 
 これは天然ヤマメのようだ。 これを放流して続けるも後が続かない。
 その間にも対岸はボツボツと釣り上げる。 
 どうやら中央から対岸寄りに深い流れの筋で掛かるようだ。 
 小生からかろうじて届く距離だったが、対岸への気遣いからなかなか其処を流せない。

 小生側の釣り人はS氏と二人だけ。 
 二人で川の上下を移動しながら、そして流れの筋を変えながら狙ったが一向にアタリが無かった。 
 S氏にもほとんど掛からず、時々ルアーを追ってくる魚がいても掛からないとぼやいていた。
 エサを変えたり、オモリを調節したりして流したが状況は変わらなかった。 
 ほとほと自信をなくして早めの昼食を取って暫時休憩した。

 昼食後は対岸に渡り空いたスペースで再開。 
 思ったっとおり、対岸に向かって丁度竿一本先ぐらいの先に深くえぐれた流れが続いている。 
 期待を込めて、塩で処理した硬めのイクラを付けて第一投を流す。 
 すると目の前を通り過ぎた仕掛けが下流に流され底石の陰のあたりにさしかかった時にふっと目印が止まった。 
 すかさず合わせるとグツ・グツっとした手ごたえ。 
 慎重に寄せてきてゲットしたのは20cmのヤマメだった。

 その後、目印が竿一杯まで流れた頃に同じようなアタリで21cmをゲットした。
 ”やはり場所だったか!”と失いかけた自信を取り戻したが時すでに遅し。 
 陽が十分に高くなったせいか他の釣り人にもアタリが遠のいてきた。
 更に一匹を追加したところでこの日は終了。

 久しぶりの釣行なので、たっぷりと渓魚と遊ぶつもりで今回は一泊2日の計画で来た。 
 釣友と一緒に15km程離れた道の駅”富士吉田”で車中泊とした。 
 旧富士山レーダーの展示センターに隣接したこの道の駅は、すぐ真近に霊峰が迫る静かなところだった。
  久しぶりに釣り談義を楽しみ日暮れとともに爆睡・・・・

 翌日は、支流と本流がぶつかる”合流”と呼ばれる素晴らしい渓相のところに入った。 
 第一投からすぐにアタリがあり期待をさせられたが、掛かるヤマメは12、3cmばかり。 
 小一時間やったが大きな型を見ることができない。S氏も同じようにぼやいている。 

 早々に此処をあきらめ昨日の橋下に移動。 
 ここでは昨日同様イクラエサで流れの筋を変えながら20数cmを3匹追加することができた。 
 昼頃まで此処で遊び高速道路が混まない前に帰路に着くこととした。
 チビヤマメは数多く掛けたが、結局20cmオーバーは6匹の貧果に終わってしまった。 
 しかし、久しぶりの釣行を楽しむことができました。 
 来週は鬼怒川の解禁だ! 今年も友釣りを楽しんでいきたい。



霊峰富士の麓の道の駅





桂川の河原
3月12日(水)

6時半〜11時
2匹
(20、26cm)

東荒川
(塩谷)

 
3月に入ってからも寒い日が続いていましたが、本日は10数度まで気温が上がるとの天気予報に浮かれ出て前回入渓した
 東荒川に出かけました。
  同じような思いを持った人達(オジサンばかり)も沢山いるようで、6時半過ぎに現地に到着すると多くの車がありました。

 幸いにも、上流部には先着者の車が数台いるのみで釣りスペースは十分ありました。  
 早速支度をして先ずはエサ釣りでスタート。 
 本日の仕掛けは、5.3mの竿に0.8号の道糸。針はヤマメ7号に0.3号のハリス。  
 通常は0.2号のハリスだがこの川は型のいいのがいるので掛かりは悪くなるが太めのハリスにしました。

 前回入った橋付近には数台の車が止まっていたのでその上流数百メータから入渓。  
 この辺りは大石が点在し落ち込みや平瀬など渓相が良い。  
 大きな落ち込みや大きな溜りなどに、順々にイクラのエサを送り込むが一向にアタリが無い。  
 順々に遡っていくが、アタリが無いまま諦めかかった頃、流し終わった仕掛けを引き上げようとしたとき突然グググツ-っとした手ごたえが竿から伝わる。 

 反射的に竿を持った腕に力を込める! 手ごたえ十分で魚からの反応が返ってくる! 
 かなり大きい! 魚の頭が一瞬見える。 
 次の瞬間、姿をあらわした魚体が落ち込みに入り道糸がグーンと絞られる! このままでは糸を切られる!っと思い、
 下流へ下がりながら慎重に魚とやり取りをする。 
 平瀬まで魚を誘導してやっと取り込んだのは26cmの立派なヤマメだった。

 その後、更に上流に上って行ったが後が続かなかった。  
 入渓時点に戻り、今度は下流に向かって釣り下って行った。  
 しかし、探れども探れども一向にアタリがなく橋のとこまで釣り下ってきた。  
 橋下の溜りまで来て、今日はこれまでかっと思って、仕掛けを竿一杯に伸ばしていたら突然のアタリ。 
 今度は手ごたえからみて小ぶりのようだ。  慎重に竿を上げて取り込んだのは20cmのやや小型のヤマメだった。

 これまで、ポイントごとにエサを流れに乗せていたが、今掛かったパターンはエサが竿先一杯で伸びきった状態で、言わばエサが水中で留まった時に魚が喰らいついたようだ。  
 セオリーどおりの釣り方からすると大変不自然な釣り方で掛かったがとしか考えられない。
 連日攻められている釣り場なので、魚がすれていてまともな釣り方ではダメかのか??

 一通り釣って車に戻ると地元のオジサンが入渓するところだった。 
 様子を聞くと、解禁後数日間は5,6匹は掛ったが、今年はなぜか解禁以来釣れていないとのこと。 
 やはり、今年は解禁後寒い日が続いたからか?  
 時計を見るとまだ10時前。  
 ルアーに切り替えようと支度をしていたら、上流からルアーを持った釣り人が帰ってきた。  
 状況を聞くと ”全然反応が無いねー・・・ 最上流の溜りでやっと1匹だった” とさみしいことを言う。

 ルアーで活路を見出そうとしていたのに厳しいようだ。  
 それでも気を取り直し、先ほどエサを流したポイントをルアーで攻めたが、分流の小さな溜りで一度だけルアーをくわえ、直ぐに吐き出したアタリがあっただけで一向に反応が無かった。

 今年の放流量が漁協の発表通りならまだまだかなりの魚が残っているはずだ。  
 本格的に暖かくなる今後に期待することにしよう。











3月1日(土)

6時半〜13時
8匹
(20〜24cm)

東荒川
(塩谷

 いよいよ今年の渓流釣りが解禁された。 
 昨年、田川の成績が振るわなかったので、今年は栃木県塩屋町を流れる東荒川に入った。 
 現地到着は6時チョット前。 パラパラっと小雨がチラついていてほんのり薄暗い。 
 既に駐車場は先行車で満杯。 仕方がなく農道脇の車列の中に車を潜り込ませた。 
 薄暗い中、支度をし始めると解禁を知らせる花火が数発上がった。 

 焦らない・焦らないと自分に言い聞かせながらも急いで準備完了。 
 川に降りていくと既に川の両脇に先行者で一杯。 
 上流側にどうにか一人分のスペースを見つけ挨拶をして入る。 
 すると対岸の先行者が立て続けに釣り上げてる。 当方も早速7.1mの渓流竿に仕掛けを付ける。 
 しかし、薄暗闇の中では4mの仕掛け糸が絡んでなかななセットできない。 
 少々焦りながらもどうにかセットし第一投目を流れにのせる。 

 本日のエサはイクラ。 流れに乗った目印は流芯に入っていくがアタリが無い。 
 流れの筋を変えて二流し目が石裏の溜りに入った時にフワッとした感じで目印がゆるんだ。 
 軽く合わせると手ごたえ十分で掛かった。 
 慎重に寄せてきてタマ網に無事にゲット。 やや小ぶりの20cmのヤマメ。 

 対岸の釣り師も順調に掛けている。 エサを付け替え再び流れに投入。  
 先ほどの溜りの流れ出しのところでツツーっとした明確なアタリ。 
 今度も無事にタマ網に取り込む。 今度は25cmの綺麗なヤマメだったが針を呑み込まれてしまった。 
 針を付け替えようとするが小雨交じりで手元が薄暗くやけに手間取る。 
 手間取っているうちに仕掛けが絡んでしまい、仕掛けごと交換した。

 やっと仕掛けを取り替え再度流す。 
 流れの筋を代えながら流すこと数回、やがて対岸のやや深いポイントを目印が通過した時に明確なアタリ。
 合わせると強い引き、これまでよりも大きなことがわかる。 
 数回のやり取りで抜き上げた途端、タマ網をかすめて魚が流れの中にポチャン! 
 去年の仕掛けのままだったので0.25号のハリスが切れてしまっていた。 ”コノー!”っと心の中で叫ぶ・・・・

 気を取り直し、針を0.3号のハリスに付け替え上下流を探る。 
 するとアタリが遠ざかりながらも20数センチのヤマメがボツボツと掛かる。 
 その間、抜き上げた瞬間や水中でのバラシが数回ありながらも4匹を追加したところでアタリが止まってきた。 
 時計を見ると7時半過ぎ。 その時、本日一緒に釣行予定のS氏からの電話が入った。 
 ルアー釣りのS氏は遅れてくる手はずになっていたが意外に早く現地到着だ。

 エサ釣りではこれ以上の釣果は難しいと判断して、小生もルアー仕掛けを取りに車に戻り小休止をとる。 
 十数分の休憩後、上流部からルアー仕掛けで再び釣り開始。 
 エサ釣りの邪魔にならないように気を付けながら探るもアタリが無い。 
 S氏も対岸に入り苦戦している。 
 何回かミノー(ルアー)を投げ込んで手元の深場でルアーを緩めた瞬間、ガツーンとヤマメが食らいついた。 
 すかさず合わせて無事取り込むと24cmのきれいなヤマメ。 
 その後、同じようにルアーを手元で緩めた瞬間にアタリが来て2匹目を追加。 S氏も同様に2匹とのこと。

 この頃になると気温がぐんぐん下がり始め、エサ釣り師も諦め帰り始めてきた。 
 我々もこの上流部を諦め、2kmほど下流のポイントを攻めることにして場所移動開始。
 下流部は川幅も広く、底石も豊富でポイントも多い。 S氏と並んでルアーを流すが追う気配もアタリもない。 
 川を上下しても状況は変わらない。 

 11時を回ったところで昼食休憩とした。 S氏持参のガスバーナーで湯を沸かしコヒーで乾杯。 
 体が暖かくなったところでレトルトカレーと御飯を温めてアツアツの昼食をとった。

 午後からは、やはり本日解禁した今市市を流れる大谷川の様子を見ることにして出発。 
 大谷川の駐車場に着くと川から上がってきた釣り師に遭遇。 
 様子を聞くと「気温が下がって皆さん散々たる結果に終わり、それぞれ帰ってしまった」とのこと。
 それでも、折角来たからと試しにルアーを流してみたが全然カスリともしなかった。 
 20分ほどやって諦めて本日は終了とすることにしたが、終わってみれば8匹と解禁日にしては少ないが、
持ち帰るには十分な釣果に満足して無事帰路に着いた。 




東荒川の流れ







2009年の渓流