月 日 | 釣 果 | 場 所 | コメント |
10月6日(木) |
1匹 (20cm) |
那珂川 (烏山大橋) |
前回は残念な釣果で終わってしまった。 ずうっと気温が上がらず増水気味だった那珂川だったが本日は久しぶりに気温が27,8度まで上がるとのことだったのでシーズン収めで那珂川に釣行した。 8月は時間が取れなかったり天候不順だったりで釣行なし、9月は台風や増水で満足な釣行が出来ず不本意な結果だった。 10月に入りシーズン収めにするつもりだったが釣果一匹だったので今日こそはと思い出かけた。 しかし見事に返り討ちに会い本日も一匹で終わってしまった。 ネット情報では相変わらず烏山大橋がいいとのことなので、気温も上がるのできっと期待通りの結果になるものと信じて出かけた。 現地到着は8時過ぎ。 先行者は10人ほど。 人気ポイントの割には人が少ない。 多分これから大勢の人が入ることだろうと思いながら左岸側の駐車場所に車を止めた。 通常は右岸側の駐車場に止めるのだが左岸側に川切りするのは危険なので左岸側に駐車した次第である。 しかしここから釣り場までは約20分ほど歩かなければならない。 本日は平水より10cmほど高いだけなので川切りできるのだがここは慎重に急がば回れとした。 藪漕ぎなどをしながらやっとの思いで左岸の流れに到着して9mの竿で開始。 仕掛けは0.05の水中糸と7.5号の3本イカリ。 天井糸は0.2号のシーズン初めに使った小物用の仕掛けである。 天井糸が細いのが気になったが、この釣り場はせいぜい20cmのアユで大半は17,8cmだと思い取り換えるのが面倒なのでそのまま使うこととした。 だがこれが結果的に大失敗となってしまった。 到着した烏山大橋の上流部の左岸側分流でとりあえずスタートしたが野アユからの反応が無い。 徐々に下って行くも全然掛からない。 とうとう橋の下まで来たがオトリが追われる気配はなかった。 次に中央の本流に入り橋の上流部からスタート。 引き釣りや泳がせ釣りで攻めるも掛からない。 ここを見限り橋の下に移動。 ここは流れがきつい。 オトリに背針付けて探るも時々流される。 先行者がやった後のせいかアユがいなくなったのか全然反応が無かった。 周りの釣り人も殆ど掛かっていない。 腰まで入って本流でやっている人が時々上げてるのみである。 更に下って橋の下の本流を探るといきなりグツっと引き込まれるアタリ。 思わず竿を上げて合わせるとプツンとして仕掛けがなくなってしまった。 天井糸ごと仕掛けがきれいさっぱりなくなっていた。 やはり細い天井糸を取り換えなかったのがいけなかったようだった。 時計を見ると11時過ぎ。 やる気を無くしたので昼食タイムとして車に戻った。 食事をしながら考えた。 また藪漕ぎをして期待できない午後の部をここでやるのか、場所を変えるのか、はたまた今日は尻尾を巻いて帰宅するかの選択だ。 午後には更に気温が上がるので午前中ダメなところで掛かるかもしれないと思ったが、結局場所移動をすることにした。 最初に向かったのは富谷橋下流のポイント。 ポイントに向けて車を入れようとしたときの一台の車がポイント方向から出てきた。 すれ違いざまにみると釣り師の格好をしている。 どうやらダメで帰ってきたのか?と思いつつポイントに到着。 駐車場には誰もいない。 あの人も誰もいないので帰ったのか釣れなくて帰ってきたのか? 迷ってしまったが結局次のポイントに入ることにした。 次に行ったのはいつもの小川のポイント。 勝手知ったる釣り場なるもいつもなら10数台の車が止まっているのに本日は2台のみ。 やはりここもダメかと思ったが今さら再移動するのもしんどいので、取りあえずここでやることにした。 いつもの下流部でやったが案の定野アユの反応が無かった。 しばらくやっているうちに波立ちのするポイントで小さなアタリでやっと掛かった。 慎重に寄せてきて取り込んだのは20cmの綺麗な野アユだった。 結局その後は追いが無く早々に切り上げていしまったが、シーズンを終わりにする釣行にしてはたいへん寂しい結果になってしまった。 今シーズンは那珂川への釣行が多かったが、鬼怒川に比べて那珂川のほうが魚影が濃いようだった。 来年も那珂川を主体にしたアユ釣りを楽しみたい。 お粗末でした!! |
![]() 烏山大橋 |
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9月29日(木) |
1匹 (18cm) |
那珂川 (小川地区) |
増水が続いていた那珂川だがどうにか水が引いて釣りになりそうなので久々に釣行した。 ネット情報では烏山大橋が好調とのことだったが、一級ポイントの烏山大橋は釣り人が殺到するのでホームグランドの小川地区に入った。 しかし結果は18cmが一匹のみで終わってしまった。 現地到着は8時過ぎ。 先行者は数人のみ。 支度も早々にいつものポイントである下流部に向かったが予定した場所には先行者が入っていた。 その下流部の瀬肩に入り9m竿でスタート。 0.7号の水中糸に7.0号の3本イカリの仕掛けにオトリ付けて流れに放つ。 オトリは元気に沖に向かって泳いでいく。 狙った筋まで行ったところでオトリを上流に泳がす。 そのまま上流に向けて泳がせるも野アユからの反応なし。 流れの筋を変えながらしばらく泳がせるも反応が無いので、オトリを引きずるように釣り方とを変えるも反応が無かった。 こんな調子で2時間ほどが経った頃、底石と水面に顔を出している大石の間の強い流れにオトリを入れ、竿を煽り気味にして誘いを掛けた瞬間にグツっとした待望のアタリ。 反射的に強く合わせると十分な手応え。 慎重にやり取りをして無事タマ網に収めたのは18cmのオトリサイズ。 オトリを野アユに変えて同じ筋を探ったが後が続かない。 上流を見ると最初に狙ったポイントが空いたのでそこに入る。 このポインで引き釣りや泳がせ釣りを試みたが野アユの追いは感じられなかった。 そうこうするうちに11時半になったので昼食タイムとした。 1時間ほどゆっくり休み午後の部は上流部の深場に入る。 しかしここも野アユからの反応がなく時間だけが過ぎていく。 その後徐々に釣り下るも掛からなかった。 やはり慣れた下流部っがいいと午前中のポイントに入った。 しばらく引き釣りをしていた時に大石周りで急に竿が重くなる。 大物特有のアタリと喜んで静かに竿先を上げる。 だが強い引きで竿が延される。 懸命に堪えながら下流に下がり必死に耐える。 しかしますます引っ張られ、延され続ける。 このまま延されたままだと身切れで外れると思い強引に抜きに掛かる。 するとオトリの頭が水面に見え、このまま抜き上げようと思った瞬間にフッと軽くなり目印が中で踊っている。 仕掛けを寄せて調べると鼻カン周りの付け糸で切れていた。 もしかしたら大物だったかもしれない。 悔しい思いで仕掛けを取り換えて再度挑戦するも一向にアタリはなかった。 前日に比べて気温が数度下がっているので野アユの追い気がなくなってしまったようで周りの釣り人も殆ど竿を絞っていない。 もうシーズンも終わりになったものと寂しい思いをしながら納竿とした。 それにしても釣果1匹とは情けない。 さんざんな目にあった一日だった。 |
![]() 対岸の釣り師たち (対岸のほうが釣れていた) |
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9月15日(木)〜16日(金) |
9匹 (18〜23cm) |
那珂川 (小川地区) |
台風による増水と濁りが収まったので2週間ぶりに那珂川に釣行。 向かった先は前回入った小川地区の友釣り専用区。 現地到着は8時半過ぎ。 既に先行者は10数人いてこの時期にしては沢山の人出である。 早速して支度をして前回反応が良かった下流部の旧那珂川橋のあたりで釣り開始。 本日の仕掛けは9mの竿に0.08の複合水中糸と7.5号の一角4本イカリ。 本日は大物に備え0.6号のつまみ糸とした。 先ずは手前の緩い流れにオトリを放つが野アユからの反応が無い。 徐々に沖へと踏み込んでオトリを沖側に誘導する。 しばらく流れの筋を変えたり、数mづつ上下したりして探るも掛からない。 それでも時々目印がゆっくり下がるような反応が出て、オトリが追わげるような気配がする。 そのような時にはそこでオトリを止め掛かるのを待ったり、オトリの鼻先を少し上げるように竿先を持ち上げたりして、野アユを誘ったりするが残念ながら掛からなかった。 そんな状態が3、40分続いた頃、引きずり気味にしてオトリを引いていた竿が若干重くなった。 前回はこのような反応で掛かったので静かに竿先を上げると確かな手応えで目印が下流に流されていく。 必死に堪えながら竿の弾力で持ちこたえゲットしたのは18cmのオトリサイズ。 オトリを野アユに変え期待を込めて先ほどの流れを中心に探ったが後が続かない。 しばらくオトリを止めたり、オトリの鼻先を上げたりを繰り返しながら徐々に下って行くと、二つの流れの筋が合流するあたりのヨレでまたもや竿が重くなる静かなアタリ。 すかさず竿を立て掛かりアユの抵抗を必死に堪える。 本来なら堪えながら徐々に下がって掛かりアユを寄せてくるのだが、本日は通常よりも4、50cmの増水状態。 うかつに下がると危険と判断して下がらずに堪えながら寄せようとして必死に竿を立てる。 しばらく竿を立て、徐々に寄せてきてオトリの頭を水面から出し、次は掛かりアユを引き上げようとした瞬間に身切れを起こしオトリだけが空中に飛んできて掛かりアユを取り逃がした。 本日使用したイカリ針の一角は針先が開いており掛かりやすくなっているが針先短い。 このため掛かりアユに深く刺さらず身切れを起こしやすい。 針を7.5号の忍に変えた。 この針は針先が内側に婉曲しており、掛かりは遅くなるが、いったん針掛かりしたら深く刺さり外れにくいとされている針だ。 悔しい思いをしながら気を取り直し、針を変えて再度この付近の流れを探っていくと数十分後に再び竿が重くなる例のアタリが来た。 今度も下がらずに堪えながら掛かりアユを徐々に寄せて無事ゲットしたのは20cmの野アユだった。 その後、この付近を上下して攻め続けるも野アユからの反応が鈍く掛からなかった。 いつの間にか周りには沢山の釣り人がいてまるで解禁並みの混雑状態となっていた。 増水と濁りで前日あたりから本格的に竿を出せる状態になったのと鬼怒川がこの一か月半ほど増水で竿を出せない状態が続いているのが混雑の原因のようだ。 後が続かないまま時計を見ると早くも11時過ぎ。 体も冷えてきたのでここで早飯にしようと上り、昼食タイムとした。 バーナーでお湯を沸かしコーヒーを入れて一息入れるとすっかり身体も暖まり、同様に早上がりしていた隣の車の釣り人と釣り談義をしながらゆっくりと昼食をとる。 たっぷり休んで12時半過ぎに午後の部をスタート。 残念ながら午前中は2匹のみであったが、昼頃になると時々薄日が差すようになり水温も若干上がってきた。 午後も午前と同じように下流部のポイントで開始した。 日が差してくると直ぐにツツっとした小さなアタリで掛かり20cm。 野アユからの反応が無くなると下竿にしてオトリをバタつかせ尻尾を振らすと例のごとく竿が重くなるアタリで掛かるようになった。 しかし、取り込みミスや根掛かりなどで数は伸びず結局この日は7匹の釣果であった。 本日の最大は23cmの綺麗なメスの野アユだった。 この日はいつもどおり温泉でひと汗流し道の駅で車中泊。 翌日も取りあえず昨日と同じ場所に入ってスタートした。 この日も大変な混雑で8時ずぎには解禁並みの釣り人で賑わった。 最初に入ったのは最下流部の瀬肩から瀬の中付近。 オトリを入れて数分後にグツ・グツとした明確なアタリで掛かった。 流れが緩いので慎重下がりながらゲットしたのはやや小さめの18cm。 気を良くしてオトリを付け替え、先ほどのやや上流にオトリヲ入れるとツ・ツっとしたこれも明確なアタリで掛かった。 竿先を上げて野アユの抵抗を堪えなながらやっと取り込んだのはこれも23cm弱の立派な野アユだった。 調子が出てきたぞ! っと意気込むもやはり後が続かなかった。 結局この後流れの筋を変えながら探っていったが掛からなかった。 多くの釣り人がいたがやはり時折思い出したようにポツリ・ポツリと竿を絞るのみであった。 10時過ぎにここを見限り場所移動をすべく上がったが、上流部が気になったので上流部に移動し探るも反応なし。 結局昼頃までここで粘ってしまった。 昼食を取り場所移動とした。 向かった先は富谷橋。 釣り人はいない。 川の状態は垢が飛んでいるようだ。 それでも竿を出してみたが反応なし。 20分ほどやって次に向かったのは烏山。 ここは沢山の人出。 様子をみると左岸側は人が少なく時折竿が曲がる。 しかし、こちら側の右岸側は全然反応が無い。 駐車場から対岸の右岸に渡るのは危険と判断した人が多いと見える。 賢明なる判断だ! 右岸から取りあえず竿を出してみたが野アユの反応が無いまま時間が過ぎ14時半ごろ納竿とした。 今回の那珂川は濁りがとれたものの増水しており掛かりはイマイチであった。 沖まで立ち込んで頑張った人には釣果があったようだ。 命がけでやるようなものではないと負け惜しみをしつつ帰路に向かった。 |
![]() 8〜23cmの釣果 ![]() 烏山の流れ |
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9月2日(金) |
16匹 (15〜23cm) |
余笹川 那珂川 (小川地区) |
8月は台風騒ぎなどがあってとうとう竿を出さないでしまった。 9月に入り那珂川の水が引いてきて釣りになりそうだとのことで久々の釣行となった。 最初に入ったのは那珂川本流の富谷橋下流。 水は数十cmほど高かったものの濁りもなかった。 9mの竿で一通りやってみたが、垢が飛ばされており野アユの気配が感じられず早々に引き上げた。 どうも本流はまだ垢が付かず釣りにはならないと判断して上流を目指すことにした。 途中、小川地区や町裏などのポイント見たが釣り人が入っている割には掛かっていないようだ。 最上流の余笹川まで上った頃にはお昼近くになっていた。 余笹川の旧簗場跡の流れでやるも反応なし。 石垢はしっかりと付いており魚はいるはずと思ったが野アユからの反応はなかった。 この釣り場の上流で2名がやっていたが、小さいのがちょぼちょぼとぼやいている。 せっかく来たのだからと小生も覚悟を決めこの付近でやってみたが15cm位のチビ鮎一匹で終わってしまった。 本流も支流もダメとなるとやる場所もないので、車中泊をして翌日帰るつもりで小川地区まで戻ってきた。 丁度川から上がってきた人の釣果をみると18cmクラスが10数匹だった。 今朝がた車から見た時には川全体が白らぱくれており垢が飛んでいるように見えたが残り垢があるようだ。 ここで方針転換をして明日はこの付近で竿を出すことにした。 翌日は昨日並みの釣果が得られるかもしれないと半分期待しながら、なるべく遠くまで狙えるように9mの竿をチョイス。 そこへ大物が掛かっても対応できるように0.08mmの水中糸に7号の4本イカリをセットし始める。 増水の名残りで若干流れが強いので背針を付けて探る。 10数分流れの筋を変えながらオトリを泳がすとヨレとヨレの間のあたりで竿が急に重くなった。 水草でも掛けたかと竿を持ち上げると野アユからの反応。 慎重に竿を操作し、下がりながら無事ゲットしたのは18cmのオトリサイズ。 オトリを野アユに変えて先ほどの流れの筋を攻めると、また同じように竿が重くなったこれも静かに合わせると同じようなサイズを取り込むことができた。 この後一匹追加し、更に4匹目が目印が飛ぶ強いアタリで掛かる。 これも慎重に寄せてきたが取り込むときに痛恨のバラシ。 サイズは18cm位であった。 がっくりきたが気を取り直して先ほどの流れに入れると今度も目印をを飛ばすアタリ。 今度は慎重に下がりながら無事ゲット。 20cmの綺麗な野アユだった。 こうして出し掛かりまではいかないが時速3匹位のペースで掛かり始めた。 この日は土曜日とあって10時過ぎには解禁並みの人出で釣り場は身動きが取れなくなってきた。 そこで竿を下竿にして下流側から徐々にオトリを引き上げる引き釣り方式にした。 すると最下流でオトリを止めたままにした時にツツっとした小さなアタリ。 素早く合わせると竿を引き込む強い反応で掛かりアユが下流へと走る。 小生も負けずに下流に下がりながら岸寄りに誘導しゲットしたのは本日一番の23cm大きな奴だった。 さすがにこれをオトリにはできないので、先ほどのオトリにもう一度頑張ってもらい再度流れを探る。 すると小さなアタリで18cmが掛かった。 その後、20cm超えが掛かったりオトリサイズの18cmが掛かったして15時まで十分楽しむことができた。 終わってみれば15、16cmサイズが3匹と20cm超えが5匹、残りは18,9cmが8匹の合計16匹の釣果であった。 魚体は錆もなくまだまだ若かったので、新垢が付き始める今後が楽しみである。 |
![]() 本日の釣果 15〜23cmを16匹 ![]() 帰宅後塩焼きで・・・ |
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7月29日(金) |
11匹 (16〜21cm) |
那珂川 (烏山、・ 八溝大橋) |
前回同様那珂川の八溝大橋に釣行。 現地には7時半前に到着。 既に先行者が一名釣り支度をしていた。 梅雨に入っても雨が少ない那珂川は本日も超渇水状況であった。 先週より約2、30cmは水位が下がっている。 取り敢えず小生も支度を急ぐ。 本日の仕掛けは8Mの竿に0.08mmの水中糸と6.5号の3本イカリ針。 瀬肩から始めたかったが先行者がいるので、瀬の途中から開始。 先ずは大石下流のヨレにオトリを入れる。 しばらくオトリを泳がせていると野アユが触ったような気がした。 3本イカリのために野アユが針掛かりせずに逃げた? もしかしたらそうなのかも知れない! 早速針を7号の4本イカリに変えて先ほどの流れにオトリを入れる。 しかし、オトリが野アユに追われる気配がない。 そのまま徐々に下って行く。 すると約10m下った大石周りで待望のツンとしたアタリ。 静かに合わせるとグツ・グツっとした確かな手ごたえ。 さらに竿を上げて取り込もうと力を入れた瞬間フツっとして竿が軽くなってしまった。 目印だけがフワフワ空中に漂っている。 高切れである。 手元に寄せて調ると水中糸がつけ糸付近で切れていた。 先々週から使っていた糸なので、底石などに擦れてかなり弱っていたようである。 気を取り直し、水中糸を0.08号に変え先ほどの流れに入れる。 しかし、その後はアユの追いがない。 徐々に下って行き、約150m程下ってとうとう瀬尻まで来てしまった。 時計を見ると9時半過ぎ。 超渇水のために野アユの追いが無いようだ。 上流で2名の釣り人がそれぞれ竿を絞ったが取り込みを見ると小さい野アユの様だった。 先週、先々週はこれだけ下る間には野アユが掛かるか野アユの追いが感じられるが今日はそれが全然感じられない。 このまま粘るか場所変えかで悩んだが、前から気になっている、今年から釣り専用区になった富谷橋に移動することにした。 10時に富谷橋下流部に到着。 ここは既に10数人ほどの人がやっている。 支度をしながら様子を見ると一人が掛けた。 サイズは20cm弱か? 手早く支度を終え早速釣りを開始。 超渇水状況は変わらないが50m程の瀬の下に大石が点在し、対岸から流心近くまでが岩盤になっている模様。 取り敢えず流心と流心手前の緩い流れのヨレにオトリを誘導し、しばらく探っていくといきなりツンっとした小さなアタリで掛かった。 慎重に竿を上げると掛かりアユが激しく下流に下って行く。 必死にこらえ当方も下がりながら徐々に寄せて無事に取り込むことができた。 オトリサイズの18cmの綺麗な野アユだった。 気を良くし、オトリを野アユに変え先ほどの流れに入れる。 しばらくその付近を探っていくとすぐにアタリがあり掛かった。 先ほどと同様にこらえながら寄せて、いざ取り込もうとした瞬間に魚が反転し外れてしまった。 残念!針が小さかったか? それでもここは魚影が濃いようなのでじっくり粘ることにして、針を7.5号の4本イカリに付け替え再度先ほどの流れにオトリを入れる。 徐々に下がりながら大石周りにオトリを入れる。 大石の上流から下流にオトリを誘導した瞬間にグツ・グツっとした大きなアタリで掛かった。 慎重に慎重にやり取りをして取り込んだのは20cmの真黄々の綺麗なヤツ。 その後この付近で2匹追加したところで12時になったので昼食タイムとした。 午前中の観察で泳がせ釣りよりも引き釣り、もしくはオトリを止めた待ちの釣りのほうに分があるようだった。 午後も同じような釣り方で攻めることにし、じっくり13時まで昼休みを取った。 午後は瀬肩が空いていたのでそこから攻めることにした。 瀬の入口からオトリを入れ徐々に下がり、約5、6mほど下がってきたときに強烈なアタリがあり掛かった。 下がりながら無事取り込んだのは19cm。 その後この瀬を下り、やがて午前中やったところまで下ってきたが野アユからの追いが感じられなかった。 そこで、瀬落ちの下流部のチャラ瀬まで移動しこのチャラ瀬にオトリを入れた。 しばらく下りながら探っていくとここでもグツ・グツっとしたはっきりしたアタリで掛かった。 その後、このチャラセを往復して21cmを含め追加することができ、午後3時まで楽しむことができた。 今回は最初に入った八溝大橋を早めに諦め場所移動したことで満足できる結果につながった。 移動が裏目に出ることも多く改めてアユ釣りの奥深さを感じながら帰路についた。 |
![]() 那珂川 富谷橋の瀬 ![]() 富谷橋のチャラ瀬 |
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7月20日(水) 〜21日(木) |
21匹 (15〜21cm) |
那珂川 (烏山、・ 八溝大橋) |
今週も那珂川へ釣行。 前回覗いたままやらなかった烏山大橋で様子見ようと現地へ7時過ぎに到着。 先行者は4、5人のみでいつもの様な人出が見られない。 あまり芳しくないようだが先ずは3本ある流れの真ん中の瀬に入る。 朝方のにわか雨の影響か若干濁っていた。 8mの竿に0.05mmの水中糸に7.5号の4本イカリの仕掛けにオトリを付けて瀬肩の流れに放つ。 オトリは元気に泳いでいくが予想通り野アユに追われる様子がない。 徐々に下がりながら、流れの筋を変えながらオトリをポイントに入れたが野アユからの反応はなかった。 20mほど下った時にグツっとした小さなアタリで17cmが掛かった。 更に下っていくとツンとした大きなアタリ。 大きなのが掛かったと思ったがタマ網に飛んできたのは13cmのチビ鮎。 ガッカリしてぞんざいに曳舟に収容しようとした手から滑ってチビ鮎に逃げられてしまった。 その後、瀬の中を右往左往したが結局17cmを1匹追加しただけで切り上げて場所移動とした。 時計を見ると11時過ぎ。 向かった先は、前回出し掛かりで好調だったが時間切れでやむなく帰路についた八溝大橋。 ここは数日前から投網が解禁となったせいか先行者は数人のみ。 河原で昼食を採り午後の部開始は13時過ぎ。 烏山と同じ8m竿で瀬落ちからスタート。 流れがきついのでオトリには背針を付けた。 本流と大石周りの緩い流れの境にオトリを入れた瞬間にコツンとした小さなでアタリで掛かった。 慎重に寄せて取り込んだのは真っ黄色の追星鮮やかな18cmの野アユ。 オトリを変え再び同じ流れを攻めたが後が続かない。 徐々に下りながら流れの境に入れた瞬間に掛かった。 これも同じ18cmの綺麗な野アユだった。 釣り人が少ないので200m程の瀬全部がほぼ独り占状態である。 この瀬を上下しながら夕方までやり7匹ゲットすることができた。 対岸や上流部でやっている人達は瀬の中に立ち込んで殆ど1っか所で粘っていたが数は出ないようだった。 追いがあまり良くないので頻繁に場所を変え歩き回ったほうに分があったようだ。 この日は、前回と同じパターンで町営温泉に入り、馬頭の道の駅で車中泊。 前回一緒だった栃木の釣り人も居る。 小川でやったが7、8匹とのことだった。 翌日も八溝大橋で竿を出した。 7時前に河原に出たが誰もいない。 昨日17時過ぎに夕立があったので、魚が動いてポイントに入っているとみて昨日掛かった場所を中心に攻めてみた。 すると最初のポイントでツツっとした小さなアタリで追星鮮やかな15cmをゲット。 早朝なので追いが悪いと思っていたが意外にやる気満々のヤツガ掛かった。 慎重にポイントを静かに攻めていくといきなりグ・グツっとした瀬独特のアタリで20cmが掛かる。 約1時間をかけて200mの瀬をゆっくり下って6匹を掛けることができた。 この200mを再度筋を変えて攻めたが2回目はさすがにアタリが遠のき数は稼げなかった。 昼食を挟み、結局午後2時までやって6匹を追加して納竿としたが、最後に掛けたのが一番大きく21cmであった。 途中、大きなヤツガ掛かったが沖に延されたまま堪えたために身切れで外してしまった。 横着しないで下流へ下りながら寄せたらゲットできたと思うと残念である。 そのほかキャッチミスや目の前での外れなどもあり、後3,4匹は追加できたと思う。 2日間で15cmから21cmを21匹の釣果だったが、那珂川独特の強い引きを堪能することができた。 投網解禁ではあったが食み跡も多く、まだまだ野アユは沢山いると思う。 又この場所でやってみたい。 |
![]() 烏山大橋 ![]() 初日の釣果 |
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7月7日(木) 〜8日(金) |
15匹 (16〜20cm) |
那珂川 (小川町・ 八溝大橋) |
先週に引き続き那珂川へ釣行。 烏山大橋を覗いたがいつものような人出が見られず状況が悪いと判断して先週実績があった小川に行った。 今回も単独行である。 途中先週入った八溝大橋の瀬の食み跡が気になったが取りあえず小川へ。 本日は8mの竿に0.05mmの水中糸と6号の3本イカリ。 廃橋下の瀬に入り流心手前の流れにオトリを入れる。 オトリは元気に流心に向かって泳いでいく。 しばらく流心付近を探るも反応なし。 手前に引き戻し流心手前筋を流す。 しばらく泳がせていると同じ筋のヨレの中で野アユがゆっくり跳ねる。 跳ねたあたりにオトリを誘導するとすかさずグ・グツとした待望のアタリ。 静かに合わせると手ごたえ十分でタマ網に無事取り込んだ。 17cmのオトリサイズだった。 時計を見ると8時半。 開始30分での1匹目だった。 オトリを野アユに変えて次を期待したが次が続かないのが追いの悪い時のパターンだ。 先ほどの流れや徐々に下がりながらの探りで2匹目がなかなか掛からない。 そのうち竿の数m下流で野アユのモジリのようなものが見られた。 そこにオトリを誘導するとガ・ガ・ガツっとした感じで2匹目が掛かった。 慎重に取り込んだのはこれも17cm。 次にオトリを変え流れに入れて沖に泳ぎ始めたとたんにアタリがあり、すかさず合わせたが残念ながら空中で針が外れそのまま水の中にポチャン! その後は16cmを1匹追加しただけで11時過ぎに昼食タイムに入った。 このポイントには対岸側も含めて20数名の釣り人がいたが大体は0〜数匹だった模様。 十分休憩を取り12時半過ぎに午後の部を開始。 午前中のポイントでは野アユの跳ねが多くみられたのと食み跡が沢山有ったので午後には期待ができるのではと思い、午後も同じポイントに入った。 午後もオトリを引き釣り気味にして竿3本分のエリアをヘチから流心まで攻めた。 午後の1匹目は開始30分経った頃流心でアタリを待っていたらクツとした小さなアタリで掛かった。 静かに竿先を持ち上げたらグゥツっときた強い引き。 竿が延されそうになりながらも必死でこらえ、下がりながらゲットしたのは今日一番の19cmの追星鮮やかな野アユであった。 その後、思い出したようにではあるが15cm〜17cmを5匹掛けたが、残念ながら3匹は目の前で外れたり取り、込みミスで外れたりして、結局この日は6匹のみの釣果で終わった。 この日は馬頭町営温泉に入り、馬頭道の駅で車中泊。 この時期になるとアユ師達が大勢車中泊をしている。 互いに釣果や情報交換などをして楽しんでいる。 みんなリタイヤ組と思しき人たちでありこれもまた楽しい。 翌日は前日と打って変わり曇りがちの日であった。 どこに入ろうかと迷ったが、今年から友釣り専用区になった数キロ下流の富谷橋が気になったので見に行った。 結構良い感じの瀬と淵があるものの食み跡が少ないのでここを諦め昨日の小川に戻った。 既に10数人の先行者がいたが前日のポイントが空いていたのでそこに入る。 オトリをセットして下竿気味にしてフチ寄りの流れを探っていたらグ・グツっとした手応えで掛かった。 本日1匹目を慎重に取り込んだのは昨日と同様の16cm。 相変わらず野アユの追いが悪い。 このような時は、下竿にして仕掛けを目一杯下流に張りオトリを泳がすとオトリは流れに負けまいと必死に尻尾を大きく振る。 この動作が野アユの本能を刺激してオトリへの攻撃が始まるようだ。 しかし、このような釣り方をしてもなかなか掛からないのが現実である。 野アユの通り道と思われる瀬の中の若干深く掘られた流れを見つけて探っていくが時間ばかりが掛かる。 その後2匹を掛け、1匹は目の前でポチャン、あとの1匹は17cmの野アユなるものの腹掛かりだった。 周りの釣り人もの竿は曲がらない。 午後も期待できないので早めの昼食を取り、気になっていた八溝大橋に移動することとした。 到着は13時チョット前。 急いで支度をして河原に出ると先行者が一人休んでいる。 状況を聞くと朝からやって3匹とか。 やはりここもダメかとあきらめたが取りあえずここでやることにした。 ここは比較的強い瀬が続いている。 背針を付けたオトリをセットして比較的弱い流れを探ったが反応が無いので、数十メートル上流の瀬を攻める。 竿1本分下った時にクツっとした小さなアタリ。 静かに竿先を上げるとグ・グっとした大きな引きで竿が下流に延される。 必死にこらえ下がりながらゲットしたのは19cmの綺麗なヤツ。 オトリを交換して更に下っていくと今度も小さなアタリで20cmが掛かる。 どれも追星真っ黄色な綺麗な野アユである。 そのご徐々に下りながら同じようなサイズを掛けたが、空中で針が外れたり、取り込みミスで外したりで5、6匹を取り逃がしてしまった。 針を7.5号の4本イカリに変えたら針外れはなくなったが、鼻カン周りの糸が切れてオトリ鮎のみ無くしている。 結局、この瀬では10数匹掛けたがゲットできなかった数が多くてがっかりである。 15時近くになって出し掛かり状態になったが帰りのことがあるのでやむなく納竿とした。 次回はこの瀬をゆっくり探ってみたい。 |
![]() 那珂川 小川地区のポイント ![]() 那珂川 八溝大橋のポイント |
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7月1日(金) 〜2日(土) |
9匹 (13〜20cm) |
那珂川 (小川町) |
今年最初の那珂川への釣行。 鬼怒川の冷水病がひどい状況なので今回は那珂川の様子を見に行った。 本日は小生一人の単独行。 烏山大橋のオトリ屋さんへは7時に到着。 先行者は2、3人だが釣り開始直後なので誰も掛かっている様子は無かった。 早速入居券(年券)とオトリ3匹を購入。 ここ終日天候不良の日が続いていて本日は久しぶりのピーカン照り。 人気場所の烏山大橋は混雑が予想されるので1km程下流部の瀬に入った。 既に先行者数人が居て、間もなく5、6人の団体が入ってきた。 8mの竿に0.2のフロロ水中糸に6号の3本イカリをセットし瀬肩にオトリを入れる。 元気なオトリを泳がせ釣りで探ったが一向に野アユからの反応はなかった。 周りでは下流瀬の中で一人が竿を絞ったが型は小さい様だった。 瀬肩から上流部の深場まで攻めたが一向に追いがない。 そうこうしているうちにオトリが根掛かりしてしまった。瀬に落ち込む入口なので水流がきつい。 ここは無理をせず竿操作で外しにかかったが残念ながら天井糸からの高切れで仕掛けを毎無くしてしまった。 気を取り直し、新しい仕掛けをセットしようとしたが、10数人いる釣り人にも先ほどの1匹以来掛かっていない。 約結局ここを見限り、上流部の小生のホームグランドである小川へ移動することとした。 3年ぶりのホームグランドは大きく様変わりしており、岩盤底は埋められ、川岸の深場もゴロタ石で均され長い瀬が続く川相になっている。 釣りやすいせいか既に多くの人が入っており、釣り支度をしている先行者は”解禁並みの人出だ”と笑っている。 駐車場前や上流部は満杯、下流部に入れそうな場所があったので先行者に挨拶して入らせてもらった。 流心と流心脇の境目アタリにオトリを入れ静かに引き釣り開始。 20分ほど探っていた時に小さなツツっとしたアタリ。 静かに合わせるとかなり強い引き、手ごたえ十分なるも上がってきたのは16cm小さめな奴。 天然遡上アユなので引きが強いのが那珂川のアユだ! オトリを天然アユに付け替え先ほどの流れの上部に誘導。 しばらくその周辺を探っていて流心に誘導したとたんにグリ・グリっとした強いアタリ。 すかさず竿を先を持ち上げたら今度は本当に強い手ごたえ。 慎重に取り込んだのは20cmの追星真っ黄々の元気野アユだった。 時計を見ると12時チョット前、切の良いところで昼食を取り休憩。 午後も同じ場所に入る。 流心から少しづつ下がりながら10mほど下がった時にツツ・ツツとしたアタリで15cmをゲット。 引き釣り気味にして時々竿先をほんの少し上げた時に掛かるようだ。 竿先を上げるとオトリの鼻カンに刺激を与え、オトリが川底に潜り込もうとする動作が石に付いた垢を食むように見え、それに野アユが反応するらしい。(釣り番組よりの知識)) その後、この流れを上下して攻めたが19cmを含め4匹追加してこの日は終了。 周りの釣り人を観察した範囲では多い人が10匹程度、2、3匹の人が大半だったように見えた。 この日は近くの町営温泉でひと汗流し、馬頭の道の駅で車中泊。 7時頃から大粒の雨が朝方まで降り、翌朝川を見に行くと増水しており茶色く濁っっている。 昨日川の中に埋めたオトリ缶も回収不能となる。 川岸のオトリ屋の爺さんに様子を聞くと10時過ぎには川底が見えるようになるだろうとのことだった。 オトリ缶回収を諦めるか悩んだが、この際10時まで様子を見ることにして、近くのアユポイントを回った。 武茂川、箒川、本流の上流部など軒並み茶色く濁っており、それでも水が引くまで待ちきれない釣り人が竿を出していた。 11時過ぎに川に戻りると10数cm水位が下がり濁りも取れてきている。 慎重にオトリ缶を探し回った結果目印の赤い球を濁った流れの中に見つけ無事回収に成功。 早めの昼食を取り武茂川と本流の合流ポイントに入り二日目を開始。 濁りは薄くなっているが水かさが増えている緩い瀬を攻める。 しばらくするとオトリが流される。 静かに竿を立てると15cmのチビ鮎をゲット。 オトリをチビ鮎にして引き釣り気味にしてポイントをしばらく探っていく。 するとグ・グ・グっとした大きなアタリ。 竿を立てるとこれも強い引き。 慎重に引き寄せてゲットしたのは16cmの小さい奴。 瀬の中で掛かる遡上アユ独特の強い引きはアユ釣りの醍醐味だ。 ツ抜けの10匹まで粘ろうとしたが、10匹目を目の前で取りこぼし午後3時前に納竿とした。 今回の釣行では、久しぶりの那珂川の釣りを楽しめたが、まだまだ小さいアユばかりで那珂川独特の強いやり取りを堪能できなかった。 8月、9月に入ってからまた那珂川での釣りを楽しみに帰路に向かった。 |
![]() 那珂川小川のポイント ![]() 小生対面のポイント |
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6月22日(水) 〜23日(木) |
15匹 (13〜20cm) |
荒川 (塩谷町) |
6月3日の解禁後、鬼怒川の氏家周辺から下流部の桑島橋まで毎週釣行したが、毎回1〜2、3匹の釣果だったので本稿に載せなかった。 解禁後の鬼怒川は冷水病により野アユが元気をなくしオトリを追わなくなってしまったようだ。 下流部の”水辺の楽校”辺りは、漁港の話では相当多くのアユを放流したとか。 実際竿を出して一日中粘った時も多くのアユが跳ねており、時には我がオトリのすぐ傍で跳ねても全然掛からなかった。 野アユが追わないのである。 そんな状況にもかかわらず性懲りもなく釣りに出かけるのがヘボ釣り師のサガである。 22日もS氏とオトリ屋で待ち合わせ以前から気になっていた荒川に入ることにした。 この荒川は渓流釣りポイントである塩谷町の緩やかな流れの場所である。 現地到着は8時過ぎ。 まだ先行者はいない。 鮎を放流しているとは言え渓流釣り場なので果たして鮎がいるのか? とりあえず支度をして小さな堰から入る。 本日は川が小さいので7.5mの竿をチョイス。 短竿なので軽くて操作性が良い。 これに0.05mmの複合水中糸と6号の鼻カンそして針は6号の3本イカリというすこぶる小さな仕掛けをセットした。 先ずは堰下の流れにオトリ入れる。 すると直ぐにアタリがあり16cmの綺麗な野アユが掛かった。 幸先良いスタートに気を良くして、オトリを野アユに変えて先ほどの下流の流れを探る。 しかし、後が続かない。 しばらく下流に釣り下ったが反応が無い。 それなら堰の上流を狙おうと竿を持ち上げたとたんに小鮎が掛かった。 13cmのちび鮎である。 堰の上に釣り上っていったが反応が無いまま次の堰まで来てしまった。 この堰の上はS氏がやっている。 従って再度この堰の下を攻めることにして堰下の比較的強い流れにオトリ入れた瞬間フワッとしたアタリで掛かった。 今度は引きも強く慎重に下りながらゲットしたのは18cmの良型だった。 その後、下りながら2匹追加したが型は15cmだった。 この流れでは2匹を目の前で釣り落としたが追い気が弱いものと思われる。 やがて、上流部のS氏が戻ってきたが13cm程度の小鮎のみとのことだった。 時計を見ると11時過ぎ。 とりあえず早めの昼食をとり、午後の予定を検討。 アタリはあるも型がイマイチなので鬼怒川に移動することにした。 移動先は解禁から裏切られっぱなしの氏家橋上流。 漁協の詰め所で様子を聞くと”冷水病で全然ダメだ!”と嘆いていた。 仕方がないので下流部の石井地区に移動。 ここで様子を見たがやはり冷水病で芳しくない。 それでも竿を出したが結局夕方までやって16cmほどの小鮎を2匹ゲットしたままだった。 しかも掛かったアユは冷水病で傷があるので放流した。 S氏と翌日の釣行を検討。 鬼怒川は冷水病がひどいので、荒川を再度攻めることし、上流部の喜連川の道に移動することとした。 道の駅の温泉に浸かり釣り談義をしながら夕食を取りこの日は車中泊。 翌日は天気予報のとおり朝から小雨模様。 さすがに冷たい雨の中で竿を出す気にもなれず車の中で様子を見る。 天気予報では昼頃には雨も止み午後は気温が上昇するとのこと。 9時まで様子を見て荒川に移動。 現地に到着すると雨は殆ど上がっている。 本日は昨日やらなかった下流部を攻めることにし釣り下る。 緩やかな流れが続く下流部を丁寧に探って4匹ほど掛けたが追いが弱いので2匹を目の前でバラシてしまった。 昼食後は昨日入った場所に再度入る。 昨日掛かった流れを中心にオトリいれると入れ掛かりで18cmが掛かった。 更にその下流、またその下流と下りながら比較的強い流れを引き釣り気味にオトリを操作するとツツ・ツツっとしたアタリで掛かった。 この荒川は冷水病にやられていないので小さいながら綺麗なアユが掛かった。 深場には10数センチの小鮎の群れが沢山確認できた。 この川は梅雨明けの7月下旬か8月になると大きなヤツガ掛かりそうだ。 梅雨明けが待ち遠しい。 |
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6月3日(金) 〜4日(土) |
15匹 (15〜20cm) |
鬼怒川 (桑島橋) |
今年の鬼怒川解禁は上流部の氏家に入った。 釣友S氏とオトリ屋さんで6時に待ち合わせた。 待ち合わせ場所に早めに到着したS氏が、近くのポイントである「水辺の学校」付近を調査。 結果はすでに多くの人達が入っている割には、ボチボチとしか掛かっいないとのこと。 そこで、S氏が解禁前に下見した結果、”気になるポイント”があるという約20kmほど上流の氏家に向かった。 途中、ポイントと思われるところを覗いてみたが、人ばかり多くて釣れている様子は見られない。 30分ほどで氏家橋に到着。 ここもポイントと思われ所は釣り人で満杯。 更に上流部の”気になるポイント”に到着。 鬼怒川は昨年の大水で川の流れが大幅に変わってしまっている。 昨年分流だったところが本流になり、昨年までの本流が分流になっている。 早速川見をするとアユが石垢を食んだ食み跡が沢山付いている。 この付近には沢山のアユがいる証拠。 早速支度を開始しオトリを分流の流れに放った。 しかし、オトリが元気に上流に遡って泳いでいくが野アユからの反応が無い。 2時間ほどこの付近の流れを探ったがオトリが追われる気配がなかった。 ここを見限り、下流部に移動をすることにした。 来る時に見てきたポインを確認しながら下ったが、朝方と同じで竿を絞っている姿が見れなかった。 結局、最下流部に近い桑島橋下流部まで移動して、やっと釣り人が少ない場所に着いた。 しばらく見ていると瀬頭で一人が竿を絞った。 時計を見ると12時半過ぎ。 昼食タイムを取って先ほどの瀬頭上流部の深場に入った。 先に入ったS氏が早速一匹目を掛ける。 ヨシ!次はこっちだ!っと思って竿を出したが、強風で竿が煽られ仕掛けが近くの木の枝に絡まり万事休す。 後ろで釣っていたS氏は”また来た!”の声を連発する。 少々焦りながらも仕掛けを交換しオトリを流れに放つと沖に泳いでいくオトリが野アユに追われるアタリ。 静かに合わせるとグツ・グツっとした手ごたえ。 慎重に魚を寄せてゲットしたのは18cmの綺麗な野アユであった。 今年初めての野アユに感謝して、これをオトリにして再び先ほど流れに入れる。 ここは流心近くが深場となっており、竿を立てて泳がせ釣りに徹してたら、深場から流心に泳いでいく時に、もやっとした小さなアタリ。 これも慎重にやり取りをして無事にゲット。 その後は同じような釣り方で16時過ぎまでやり5匹追加した。 夕方になり水温が低くなって来るとアタリが遠のきこの日は納竿とした。 S氏は小生の上流部に入ったが場所と腕がいいせいか約20匹の釣果だった。 芳賀の道の駅で温泉に入り、この日はそこで車中泊とした。 翌日は場所選びを二人で検討したが、解禁翌日の土曜日であることからどこに行っても人が一杯だろうと判断し、結局前日と同じ桑島橋でやることにした。 現場には早朝到着したが先行者は1名のみ。 瀬でやるか昨日の深場に入るか悩んだが、今日も混雑すると踏んで昨日の場所に入ることとした。 早朝は無論水温が低い。 掛かりだすのは11時過ぎと思い竿を出さずに集まりだした釣り人の様子見を決め込む。 10時過ぎに瀬の釣り人が掛けたのを機に我々も釣り開始。 昨日のように泳がせ釣りでトライをするが野アユからの反応は皆無だった。 昼過ぎになって水温が上がってきたが強風で非常に釣りづらい。 上流部で釣っていたS氏が移動したのでその後に入り、流心にオトリを入れた瞬間に大きなツンのアタリで掛かった。 強烈な引きに竿をのさせないように踏ん張りながら無事タモに収めたのは20cmの綺麗な野アユだった。 その後、この付近で7匹追加するも強風がますます強くなってきたので15時過ぎに納竿とした。 早期の釣りで水温が上がらないうちは全然野アユの反応がないが、7月に入ると良い釣りができること願っている。。 |
![]() 鬼怒川の釣り師たち |
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