月 日 釣 果 場 所 コメント
5月30日(月) 12 匹
(13〜18cm)
鬼怒川
 


 
今年の鬼怒川解禁は5月29日(日)だったが、この日は前日の大雨の影響が残っていて、水位も高く、水も濁りが入って釣りになりそうにもなく、解禁翌日の5月30日に鬼怒川に向かった。  釣友S氏とは宇都宮石井のオトリ屋で待ち合わせて開始した。
 ネット情報では放流数も多く、前日の解禁日の釣果も良かったこのオトリ屋付近で今年の鮎釣りを開始した。
 
 オトリを購入し、支度を済ませ川に入ったのは7時半過ぎ。 付近の先行者は数人のみ。  
 入川した場所は、瀬の上流部のいわゆる瀬肩と呼ばれる流れが緩やかなポイント。  
 本日の仕掛けは、8mの竿に008mmのPE水中糸と5.5号の鼻かんで、掛け針は6号の3本イカリ。  今年最初の釣行なので、軽い短い竿と鮎のサイズがまだまだ小さいので仕掛けも小さめにした。

 先行者はまだ掛かっていないようだったが、オトリ鮎に掛け針を付け、期待を込めて流れに放った。  元気なオトリはどんどん流心向かって泳いでいくが野アユからの反応はなかった。  
 この時期の鮎はまだ縄張りを待たず、群れを作って川の中を回遊している。  そこで瀬肩の駆け上がり部分にオトリを誘導してしばらく様子を見ていた。 

 すると、オトリ鮎が急に泳ぎだし流心に向かっていく。 そのまま様子を見ていると今度は上流部に泳ぎ始める。  これは完全に野アユの群れの中に入り、一緒に回遊し始めた証拠。  するとしばらくしてツンとしたはっきりしたアタリが来た。  慎重に慎重に掛かりアユを寄せてきて、一気に抜き上げたが、ここで痛恨のキャッチミス。  オトリ鮎は玉網に入ったものの肝心の掛かり鮎は網の外で暴れている。  しかも鼻かん周りの仕掛けが玉網に引っ掛かり、慌てて掛かり鮎をつかもうとしたその時に針から外れ水の中にポチャン!  シーズン初めはこんなものか!っと悔しがる。

 気を取り直して群れアユを探してオトリを泳がしていると又群れアユの中に入った気配。  慎重に竿を捜査していると今度は目印が上流に向かって一気に走った。  竿を立てると今度はしっかりと寄せ無事玉網の中にゲットした。  17cmの黄色い追星が出始めた綺麗なアユだった。   
 オトリを野アユに変え、同じようにして群れアユを探しながら探っていると又目印が流心に向かって動いた。  これもしっかり寄せたがまたしても掛かり鮎が玉網に収まらず痛恨のバラシ。  

 どうも仕掛けが竿より長いいわゆるバカが長かったようだ。  仕掛けを修正し、再度探り2匹を追加したところで11時半になり午前の部を終了した。

 午後もアユの気配がしていた同じ場所に入った。  水温も高くなり、野アユの跳ねも見られ期待は大きくなるばかり。  しばらくすると目印がスーッと上流に動いていく。  合わせるとグツ・グツとした手ごたえで掛かった。  抜き上げると16cmの小型アユ。  
 こうして午後の部はオトリ鮎が群れに入るように泳がせ、群れアユがオトリにアタックし、目印が動いた時に合わせるようにして掛けた。
 夕方4時過ぎには気温も下がり、アユの跳ねも見られなくなったので納竿とした。 
 終わってみれば13cmと18cmを1匹づつと、殆どが16〜17cmの合計12匹をゲットして今年の初釣りを終了した。






13cm〜18cmを12匹

ワンドのポイント





瀬肩のポイント
月 日 釣 果 場 所

前回同様鬼怒川に釣行しました。 入川した場所は前回の対岸右岸側です。 左岸側にあるオトリ屋の情報では、右岸側のほうが成績がよいそうで、前日は20数匹出たとのことだった。  右岸側の凸凹な河川敷の輪ダチ跡を約500m慎重に車を進めて到着したのは対岸のポイント。 そこは瀬肩のワンド状の緩やかな流れであり、ワンドの上流側数10メートルが掛かるらしい。

 先行者は2名ほど。  釣友S氏と共に開始したのは8時過ぎだった。  本日の仕掛けは8mの竿に0.08mmの水中糸と6.0号の3本イカリ。  
 オトリをセットして先ずはワンド状10m付近を探る。  岸辺から沖に向かって少しづつ進み野アユからの反応を待つも一向に反応なし。  開始1時間を過ぎたあたりでいきなりツンとした小さなアタリでやっと掛かった。  慎重にやり取りしてゲットしたのは16cmの綺麗な野アユだった。

 オトリを待望の野アユに変え、期待を込めて送り出すも一向に変化なし。 やっと次のアタリがあったのは11時過ぎ。  これも無事タモに収めた。 午前中は2匹のみ。 
 結局午後の部も空振りのまま3時ごろこの日は終了。  オトリ屋の言った昨日20匹はまるで嘘のような状態だった。  S氏は釣果ゼロだった。
 
 後からわかったが、原因はどうも冷水病にあるらしい。 釣っている最中に冷水病にやられたような16,17cmの野アユが時々流れていた。

 この日は芳賀の道の駅で温泉に入り車中泊。  

 翌日は冷水病の被害が少ないであろう上流域に入った。   ここは新幹線下というポイントで漁協の事務所もある。  漁協があるせいか魚影が多いと言われている。  しかし、ここは毛ばり釣りをする人が多く友釣り師は入りづらい。  噂では漁協関係者が小さいアユを毛ばりで釣っているとのこと。

 早朝だったので毛ばり師がいなかったので、ここを攻めてみることにした。  ここは瀬頭の緩やかな流れが100mほど続く場所。  釣り始めるとすぐにアタリがあり16cmが掛かった。  オトリを交換して緩やかな流れに放つと間もなく当たった。  これも16cm。  こうして昼過ぎまでやり、14〜18cmを11匹上げこの日の釣りを終了した。  18cmの時も含め、目印が流されるアタリが多く、ツンやガツンのアタリは数回あったのみだった。  結局今回は13cm〜18cmを13匹だったが16cmサイズが多かった。



6月10日(金)
〜12日(土)

13 匹
(13〜18cm)
鬼怒川



鬼怒川の釣果
13〜18cm 13匹




月 日 釣 果 場 所


 東荒川の解禁に釣行した。  前日の天気予報では小雨なるも終日雨模様だったが、当日は気にならないような小雨が1,2度降ったのみで終日曇りだった。  天気予報のせいか、現地到着は8時過ぎにもかかわらず、意外に釣り人が少なかった。  
 入川した場所は数年前良い思いと悪い思いが交錯した中流域の瀬。  いい思いは、数年前の解禁日に入れ掛かりを経験した場所で、その後の毎回の解禁日には既に先行者がいっぱいで入れなかった。  悪い思い出は、数年前にここで8mの竿をちょっと目を離したすきに盗まれた場所。

 本日は先行者が少なかったせいでここに入れた。  対岸に1名の先行者がいたが数10m下流なので気にならない。  この日の仕掛けは7.5mの竿に0.08mmの水中糸に6号の4本イカリでスタート。  
 オトリを入れ、流心脇の流れから流心に向かって泳がすといきなりガツンとしたアタリで目印が下流に走った。  反射的に合わせると確かな手ごたえ。 慎重に取り込んでタモに収めたのは17cmの真黄っ黄の追星鮮やかな野アユ。  オトリを変え再び同じ流れに入れると直ぐにアタリ。  これも手ごたえ十分。  慎重に抜き上げてタモをあてるも痛恨のキャッチミス。  17cmクラスの綺麗なアユだったが残念、無念。

 気を取り直して再び同じ場所を攻める。 するとすぐにグツ・グツっとしたアタリ。 今度は16cm。 その後も、時々アタリが遠ざかる時間があったが、コンスタントに掛かった。  こうして、11時過ぎまでに13cm〜17cmを20数匹掛けた。  気を良くしてコーヒーを沸かしてゆっくりと昼食タイム。  本日は釣友S氏は用事があり不参加なので一人で過ごす。

 
午後もこの場所でやることにした。  午前中様子をみていたら、掛かりがよかったのは小生のこの場所と、約100m下の瀬と200m上流の瀬辺りだった。

 午後の部も、グツ・グツやツツ・ツツや目印がとばされるよう明確なアタリが続いた。 こうして2時過ぎまで順調に掛かったが、3時を過ぎるとパタリとアタリが止まった。
 結局、3時半ごろにこの日の釣りを終了。  釣果を数えると13cm〜17cmを33匹だった。  まれに見る大釣りだった。

 
この日は矢板の温泉に入り、矢板道の駅で車中泊。  気候が良いせいか車中泊組が20台ほど居た。

 
翌日はS氏も参加し、オトリを分け、二人でスタート。  小生は昨日の場所。  S氏はその下流域に入った。  しかし、昨日の大釣りが嘘のようにアタリがない。  6時ごろスタートして7時を過ぎても一向に野アユの気配がない。 追い気のある黄色いアユは昨日釣り切ったのか?
 
 場所移動することにした。  S氏は小生の場所の10数メートル上流の段々瀬。  小生は上流100mの長い瀬に入った。  この長い瀬でもアタリがなく、瀬落ちの落ち込み際にオトリを入れた瞬間にオトリが瀬落ちに流れていく。  掛った様である。 竿を持ち上げると強烈な手ごたえ。  17cmを無事ゲットした。  更にここでもう1匹追加し、同じような段々瀬の落ち際で更に2匹追加し、今朝の場所まで戻った。  すると、S氏が入れ掛かりで掛けている。  すでに20匹近く掛けているとのことだった。


 
小生もこの下で竿を出して、ボツボツと掛ける。  しかし、時間の経過とともにサイズが小さくなり、14,15cmが増えてくる。  こうして昼休みを交えて2時過ぎまでやり、20匹掛けたところで終了とした。

 
終わってみれば、昨日と今日で合計53匹掛けた。  これは小生にとって新記録かもしれない。  サイズは13cm〜17cmで、16cm,17cmが多かった。


6月15日(水)
〜16日(金)
53 匹
(13〜17cm)
東荒川



東荒川の釣果
13cm〜17cmを53匹






東荒川の流れ






上記場所の上流部

7月1日(金)
〜2日(土)

13匹

(14〜18cm
東荒川
 7月1日は栃木県の大谷川の解禁日だった。  釣友S氏と共に現地に7時半過ぎに到着したが、すでに駐車場はおろか土手沿いの道も車で一杯だった。  既に入川し、竿を出している釣り人がざっと20数名、支度をしている人々も多数だった。 鬼怒川本流が渇水状態で、しかも冷水病のために野アユの反応が極端に悪いせいでここに釣り人が集まったみたいであった。

 これでは入る場所もないので、オトリのみを調達し東荒川に場所替えをして向かった。 すでに8時半を過ぎていたがここは数台の車しか見当たらず、思わずラッキー!
 入選したのは下流域のポイント。  段々瀬から緩い流れが約5、60mほど続き堰に落ちる落ちる静かな流れのポイントである。  ここは1級のポイントでいつも先行者が入っていて気になっていたが入れなかった場所だったがこの日はすんなりとは入れた。

 本日の仕掛けは、いつもの7.5mの竿に0.08mmの水中糸に3本イカリでスタート。  竿を出してしばらくすると野アユが跳ねだした。  跳ねた魚は釣れるとは限らないがサカナがいるのは間違いない。  背針を付けて泳がせ釣りに徹していたが一向に掛からない。  やがて群れアユが回遊するのも見えてきた。  そこで掛け針をイカリから特製の蝶々型のチラシ針に変えてみた。  すると回遊してきた群れアユの中にオトリが入った瞬間に目印が大きく動き掛かった。

 静に合わせ取り込んだの17cmの綺麗な野アユだ。  チラシ針に作戦変更をして掛けたので気持ちがいい。  しかし、オトリを交換して同じ流れを泳がすも後が続かない。 再度回ってきた群れアユのなかにオトリを入れても今度はなんの反応もない。  時間ばかり過ぎてゆく。  

 この頃になるとサカナの跳ねも多くなり、時折キラキラと野アユの反応も活発になってきた。 しかし掛からない。  やがて上流側の若干深くなっている流れで野アユの光るのが見えた。  オトリをその場所に誘導したとたんガツーンとした大きなアタリで掛かった。  これも17cmであった。

 しかし、このあとも続かず昼食タイムに突入。  数百m上流部の公園駐車場の木陰で休み、上流部の様子を見るも状況は芳しくないようだった。

 午後は上流部で竿を出してみたが、野アユの反応は全然なく、早々に下流部に移動。  幸いなことに午前中のポイントには2人入っているのみだった。  引き続き午後の部をここで開始。  しかし、サカナの跳ねがあるが一向にかからず時間だけが過ぎていく。

 段々瀬の中にオトリを入れて探っていると、午後4時を過ぎたころから野アユにスイッチが入ったらしくカツ-ンとした大きなアタリで掛かりだした。
 すごい勢いでキラキラさせながら野アユが上流に駆け上がる。  そこにオトリを入れると目印がすっ飛ぶアタリで掛かった。  特製チラシでは段々瀬で仕掛けが絡んで手返しが悪い。

 仕掛けを5本イカリに変え、背針も外しノーマル仕掛けでオトリを泳がす。 こうして5連荘で17〜18cm級を掛けたが、その後はバタツっとアタリが無くなってしまった。

 午後5時まで粘ったが後が続かずこの日は終了とした。  S氏は段々瀬の終了付近で入れ掛かりとなり10数匹ゲットしたとのことだった。
 矢板の温泉に入り、道の駅で車中泊。  

 翌日は土曜日。 大谷川が気になったが、土曜日の混雑を避けて、本日も同じ場所でやることにした。 この日も泳がせ釣りで粘ったが、午前中はサカナの活性が上がらないようで、やっと6匹掛け11時過ぎに納竿とした。

 今回の結果は、14〜18cmを13匹だったが、一時の入れ掛かりが楽しめたので良しとしよう!  鬼怒川が不調のせいでこんな小河川まで釣り人が押し寄せるのは異常だ。 この日もS氏が車の数を数えたら約50台ほどいたそうだ。  わずか2km位のポイントにしては多すぎる。 野アユがいなくなりはしないかと心配だ。(笑)

 




14〜18cmを13匹






段々瀬のポイント


7月20日(水)
〜21日(木)
12匹

(14〜17cm
東荒川

大谷川
 

東荒川と大谷川に釣行しました。 前回の東荒川は渇水気味だったので、数日前の大雨増水から水が落ち着いた今回の釣行となった。 オトリ調達のために、先ずは大谷川のオトリ屋に直行。  到着は8時過ぎで先行者は数人のみ。  状況を聞くと全般的に連れているが、午後からがいいとのこと。  午後まで待てない小生たちは、それまで待てないのでいつもの東荒川へと向かった。

東荒川の前回のポイントに到着。  このポイントの先行者は2名ほど。  小生はここに入ることにして、釣友S氏は上流部に向かった。  小生が入ったポイントの本命ポイントは先行者が入っていたので、小生はその上のポイントに入る。  本日の仕掛けは、8mの竿に0.08mmの水中糸と蝶々型の3本チラシ。  このチラシは前回ここで実績があった針だ。

先ずはオトリを付けて流れに放つ。  このポイントは段々瀬の最後の落ち込みであり、大小の底石が点在している箇所で緩い流れと早い流れが複雑に混じっている好ポイント。
 本日はオトリを2匹しか買わなかったので、根係りでオトリを失うと大変なので慎重にオトリを操作して泳がす。  時々跳ねアユが見られるようになったころ下流の先行者が掛けた。  しかし、小生には野鮎からの反応がないまま時間だけが過ぎていく。  下流の先行者がまた掛けた。  先行者のさらに下流域ではアユの跳ねがみられる。

我慢できなくなった小生は下流域に移動。  しばらく泳がすと待望のツンとした小さなアタリで掛かった。  慎重に取り込んだのは17cmの綺麗なアユだった。  オトリを野アユに変え、目の前の流れに入れるとそこで強いアタリがあり掛かった。  交通事故のような入れ掛かりだ。  これも17cm。

すると、上流に入った氏から状況確認の電話があり、上流では全然反応がないとのことだった。  当方の状況を話すと、こちらに移動するとのことで小生のさらに下流部に入った。
 その後は2匹追加してやっと4匹になったところで昼食タイムとした。

午後からは場所移動を考えたが、ほとんどのポイントに釣り人が入っているので午後もここでやることにした。  午前中同様、時折強風に竿をあおられながら午後も粘り続け、夕方のゴールデンタイムに期待をしながらオトリを泳がす。  しかし、午後3時から4時過ぎまでのゴールデンタイムが過ぎても入れ掛かり瞬間が訪れることなく午後の部は終了した。  午後もぼちぼちではあるが4匹追加して、結局8匹掛け、この日は終了とした。

この日は、いつもどおり矢板の温泉に入り、矢板道の駅で車中泊。

翌日は大谷川に入った。  昨年以来の大谷川だったが、昨年入ったオトリ屋前のポイントは、数は出るが型が小さいので下流部の道路下のポイントに入ることにした。  初めて入る場所だったが、水深30cm〜1m弱の緩やかな瀬の中に一抱え位の大石が点在する絶好のポイントだった。  

早速オトリを入れて探るも一向に野アユの気配が感じられず時間だけが過ぎていく。  釣友氏も同様難儀している。  9時過ぎまで粘るも一向にかからないので上流部に移動。  100mほど上流部の堰堤の上流の水深のある流れに到着。  岸辺の石組みが1mほどの水深の中まで続く、足場の悪い場所だったが、大小の底石が点在する垂涎のポイントに見えた。

足場が悪く、且つ岸辺のヨシが邪魔をする場所で、苦労しながらオトリを付けて流れに放つ。  しばらくオトリを流心や流心際に誘導しながら大石の横に近づけたときに、ガツ・ガツっとしたアタリで掛かった。  反射的に竿を上げ取り込みにかかったが、残念ながら空中バレ。  気を取り直し更に探る。  すると先ほどの流れで同じようなアタリで掛かった。  これは無事取り込んで16cm。  

 こうして、16サイズを2匹追加したところで、今まで晴れていた空が一転にわかにかき曇り大粒の雨が降り始めた。  直ぐに撤収に取り掛かり無事車に駆け込んだ時には、大粒の雨がこれでもかと車の窓ガラスに叩きつけ始めていた。 

 終わってみれば、2日間で12匹とイマイチの成績だったが、大谷川の状況もわかったので次回再チャレンジしたい。 




14〜17cmを12匹







東荒川の流れ
8月8日(月)
〜9日(火)
26匹

(15〜20cm
大谷川  

大谷川に釣行しました。 前回この大谷川に入ったが、掛かり始めたところでゲリラ豪雨になり納竿となってしまった。  心残りのままの納竿だったので今回はここに直行した。  S氏と共に8時半過ぎに入川したが、午後からのほうが掛かりが良いとのオトリ屋の話だった。

8mの竿に0.08のPE水中糸と5号の4本イカリでスタート。  昼過ぎにならないとダメだろうと思いつつワンドの岸寄りの浅瀬にオトリを入れ様子を見る。  しばらくワンドの中、その下の浅瀬、流心近くの早瀬などを探るも反応なし。  オトリの泳ぎも良くないので、針を2本チラシに変え同じ場所を順繰りに探っていく。 すると浅瀬の落ち込みでオトリが流され掛かった。  慎重に取り込むと15cmのチビ鮎。

チビアユなるもオトリを野鮎に変え期待を込めて徐々に流心近くの深場を攻める。  しかし野鮎の反応はないまま時間だけが過ぎていく。  オトリも弱り、養殖オトリに変えで攻め続け、10時を回ったころ流心から岸への駆け上がりで強いアタリで掛かった。 今度は17cmの追星鮮やかな綺麗なやつだ! 

良いオトリが手に入ったので流心付近を攻めるとボツボツと17cm級が掛かり始めた。 水温が上がり始めた11時過ぎには前回の場所で3匹の連チャンがり、気が付くとすでに12時過ぎであった。 ここで午前の部を終了。  車に戻るべく堰に向かって歩いていると、堰の手前の溜まりで4、5匹の鮎が逃げて行くのを確認した。

昼食を済ませ午後の部をスタート。 先ずは、昼上がり時に野アユが逃げていた、先ほどの溜まりに上流側からオトリを入れた。  すると直ぐにアタリがあり掛かった。  17cmの真黄黄(マッキキ)の追星鮎だった。  オトリを付け変え、再びこの流れにオトリを入れると直ぐにアタリがありまた掛かる。 ここで4匹の連チャンを楽しむことができた。  読みが当たって掛かると気分がいい。

午後の部も堰上50mほどの大石周りを中心にやり、6匹を追加して4時前にこの日は終了とした。  午後がいいとの情報だったので、2時から4時ごろにかけてゴールデンタイムが来るかと期待したが、特に連チャンもなく3時過ぎには反応が無くなってしまった。 
 結局この日は20cmを含む16匹を掛け十分楽しめた。

この日は温泉に入り、塩谷の道の駅で車中泊。

 翌日は近くの東荒川も視野に入れたが、前日20cm級が掛かった大谷川が期待できるので、この日も同じ場所に入ることにした。 この大谷川は上流部の堰の上のほうのが魚影も濃く、多くの釣果が期待できるのだが、型が小さいのが玉に瑕だ。

 9時過ぎに昨日の場所に入川し、朝のうちは岸寄りの緩やかな瀬を攻めたが、昼までやって5匹追加。 型は17〜18cmが多かった。  アタリもツンっというはっきりしたのが多かった。  針を2本チラシにして、オトリに負荷をかけなかったのが良い当たりが出た要因かと思った。
 
 午後からは昨日、今日共に竿を入れていない、流心の対岸側や堰落ち込み近くの緩い流れなどを中心に攻めて5匹を追加することができ、やっとツ抜けができたので2時過ぎに納竿とした。

 今回の結果は15cm〜20cmを26匹と納得できる結果だった。  次回は気になる東荒川あたりに釣行したい。
 




大谷川の釣果
15cm〜20cmを26匹
8月18日(木)
〜19日(金)
7匹

(18〜20cm

東荒川

大谷川

お盆のころには東荒川で20cmオーバーが掛かるとのS氏の情報により、期待を込めて東荒川に出漁した。
 現地到着は8時半過ぎ。 先行者はいない。  入川した場所は、通称“桜の木”のポイントで、瀬落ちから堰にかけての緩やかな流れであり、比較的魚影の濃い場所である。  

8m竿に仕掛けを付け早速流れにオトリを入れる。  しばらく流心脇や対岸寄りの垢が残っていそうなポイントを中心に泳がすも野鮎からの反応はなかった。  30分ほどでここを見限り、解禁のころに出し掛りを経験した数百m上流のポイントに移動した。  ここは段々瀬から瀬落ちにかけて底石が点在する川相がいいポイントだ。  

大石周りを中心に攻めると、すぐに反応があり掛かった。  静かに竿を立てると重い。  竿がのされるほどの強い引きがあり、下がりながら必死にこらえる。 しばらくやり取りをして抜き上げようとした瞬間に掛かり鮎が外れてしまった。 

仕掛けを見ると2本チラシの頭の針が下の針まで滑って止まっていた。  頭の針の結束が甘く、掛かり鮎に引きずられて針が滑り、その拍子に掛かっていた鮎が外れたようである。  自作の針なので誰のせいでもない。  残念至極。

 気を取り直して仕掛けを取り替え、同じ場所や同じ流れを探るも反応がなかった。
 桜の木に一緒に入ったS氏も掛からず移動してきたが、やはりの鮎の追いがなく午前中は空振りのままだった。  11時ごろに早昼飯タイムをとりながら場所替えを思案したが、各局午後期待で、東荒川で頑張ることにした。
 
 午後は桜の木に戻り、午後期待の釣りを開始した。  午後も野鮎の反応がなく、瀬の中や瀬落ち、その下の緩やかな流れを探ったりしても掛からない。 いい加減嫌気がさしたころ、瀬落ちの落ち込みで反応がありやっと掛かった。  慎重に竿を上げ取り込んだのは20cmの追星鮮やかな黄色いアユだった。

 良いオトリが手に入ったので、期待を込めて同じ所や下流部のゆる瀬などを探るも後が続かなかった。  時折野鮎の跳ねもありサカナはいるのだが掛からないまま3時過ぎに納竿とした。  S氏は下流のゆる瀬で誘いをかけながら4匹掛けたようだった。

 この日は矢板の温泉に入り、道の駅で車中泊をして翌日は大谷川に入った。

8時過ぎに大谷川に到着すると先行者が数人入川していた。  岸寄りのチャラ瀬から始めるも野鮎の反応がない。  そこで上流部の瀬落ちの深場のポイントに移動。  しばらくオトリを泳がせるとグンとした強い当たりで掛かった。  抜き上げると18cmの黄色い追星のある野鮎だった。

オトリを変え、2匹目の期待を込めて同じ深場の大きな底石周りを攻める。  すると同じようなアタリで19cmをゲット。  更にここで粘るも、後が続かないまま時間だけが過ぎていった。 再び下流部の瀬に移動。  流心やチャラ瀬を攻めるも反応がない。  諦めかかったまま、流心脇のヨレにオトリを入れた時にガツンとした強い当たりで掛かった。  真黄黄(マッキキ)の19cmだった。

その後は、あとが続かないまま時間も11時を回ってしまった。  ここで早昼飯をとり午後の部期待にした。  
 午後一番は、以前入れ掛かりでいい思いをした堰頭を攻めるも反応がない。 オトリを付けたまま上流部に移動をしながらチャラ瀬を泳がす。すると間もなくガツンとしたアタリで19cmをゲット。

オトリを変え、同じチャラ瀬を攻めるとすぐに目印が流されるアタリ。 これも無事取り込んだ。 18cmだった。  これは入れ掛かりかと期待を込めて同じチャラ瀬を攻めるも後が続かなかった。 その後は流心や流心ヨレやチャラ瀬などを探り、やっと1匹追加して2時に終了とした。

結局この日は17cm〜19cmを6匹ゲットし、前日よりも成績がよかったが、2日間でやっと7匹と貧果のまま終わってしまった。 
 S
氏はこの日も車中泊をして、翌日も大谷川に入り合計20匹ほど掛けたとのことだった。



日光市を流れる大谷川





大谷川の流れ




堰の上流の流れ


@5月30日(月)
A6月10日(金)
B6月15日(水)
C7月 1日(金)
D7月 20日 (金)
E8月  8日(月)
F8月 18日(木)