月 日 釣 果 場 所 コメント
6月15日(木)
7匹

(13〜17cm)
東荒川
 


 
今シーズン最初のアユ釣りに出かけた。 場所は解禁日の東荒川。 鬼怒川本流は5月28日解禁だったが雨模様だったのでパスし、本日が初釣行となった.。  この日も若干雨の心配があったが、すでに梅雨入りしているのであきらめての釣行だった。

現地に7時半頃到着するも、天気が悪いせいか例年の半分ほどの人出。  川の様子を見ると連日の雨模様でかなりの増水状態だった。  小一時間過ぎたころ、地元の釣り師が上流のダムの排水を絞るとの情報を教えててくれた。  9時過ぎになって地元の釣り師が小さなやつを掛けた。  型は15cm弱。  見ているだけでは釣れないので小生も竿を出すことにした。

オトリを付けて流れに放つも増水のために時々流される。  背針を付けてどうにかオトリを泳がすと掛かった。  静かに竿を立てると小さいのが見えたが、水面付近でバレてしまった。  流れの筋を変えながらオトリを操作するとまた小さなアタリで掛かるもこれも水面でバレてしまった。  掛かりが浅いようである。

そうこうしているうちに薄日が差してきて気温も上がってきた。  するとしっかりしたツンのアタリで掛かった。  今度は無事にゲット。 16cmの小ぶりの若鮎。  黄色の追星もあり小さな割にはやる気満々のアユであった。 
 オトリを変えてしばらく泳がすと2つ目の16cmが掛かった。  しかし、型が小さすぎ!

その後、昼休みを挟んで2時過ぎまでやるも5匹しか追加できず、早上がりとした。  型が良くて数が出るようなら翌日もやる予定で出かけてきたが、明日も雨模様の増水状態が続きそうなので今回はこれで終了とした。
 結果は13cm〜17cmのチビアユ7匹の貧果であった。






13cm〜17cmを7匹


7月13日(木)〜
14日(金)
21匹

(17〜23cm)
鬼怒川

鬼怒川の状況が好転したようなので出かけた。 74日に大谷川や東荒川へ出かけたが、渇水状態で2匹の釣果だった。 この時には鬼怒川にも入ったが冷水病が出ていて野アユの追いは皆無だった。 不調だった鬼怒川も冷水病が収まり回復しつつあるとのことだった。

 今回入ったのは鬼怒川石井地区のLRT(新交通システム)橋下のポイント。 現地到着は8時過ぎだったが先行者は数名と少ない。  身支度も早々に瀬肩の緩い流れにオトリを投入。 しかし、水温が上がらないのか野アユの気配が感じられない。
 追いがないまま小1時間ほど経過したころ、下流の瀬の中で掛かり始めた。こちらも瀬肩と瀬の境目辺りまでオトリを下げて、下竿にしてオトリの尻尾を振らせる作戦にした。  すると暫くしてブルブルとした良いアタリで掛かった。  慎重に取り込んだのは18cmの追星鮮やかなアユだった。

 オトリを野アユに変えて再び同じような流れに投入。  期待を込めてオトリを操るも後が続かない。  ゆっくりとオトリを徐々に上流に引いていくと目印がスーッと流された。  静かに合わせるとグーっと重い手ごたえ。 先ほど鯉のような大型魚の跳ねが見られたので、もしかしたらこの大型魚が掛かったのかなと諦めたが、延されつつある竿を立て直し魚を必死に寄せた。
 近くまで寄せてくると掛かったのが野アユだと判明。 かなり大きい。 慎重に慎重に寄せてきて無事ゲット。  23cmのこれも追星鮮やかなアユだった。

 これを機に瀬肩でボツボツ掛かり、午前中で20cm近辺を6匹の釣果だった。  上流部に入ったS氏は2匹とのことだった。
 午後も同じ場所で再開したが、どういう理由かは分からななかったが、小生だけが好調で午後4時までやって7匹を追加することができた。  周りには4,5人がやっていたが殆どかからず、久しぶりに留飲を下げた。  掛り鮎の型は20cm前後が多かった。 
 アタリは、目印がスーっと流されたり、ツンっと沈んだりするはっきりとしたアタリだった。

 
この日は芳賀の道の駅の温泉に入り、車中泊。 1日中曇りだったので熱中症の心配もなく夜も涼しくぐっすり寝られた。

 翌日もどんよりした曇り空のもとでスタート。  この日はS氏も同じポイントでスタート。  しかし、昨日とは打って変わって全然追いがない。  10時過ぎになってやっと20cmが掛かったが後が続かなかった。
 午後からは、試しに瀬の中を攻めてみたところ、瀬落ちの緩い流れで掛かった。  18cmの綺麗なやつをゲット。

 瀬の中で掛かるのを確認できたので、瀬の下流から上流にかけてオトリを入れた。  するとボツボツと掛かったが、いずれも20cmクラスの黄色い追星があざやかなアユだった。 アタリも瀬釣り独特のガツンとした大きなアタリで掛かり気分爽快だった。

結局、この日は8匹ゲットして、前日と合わせて21匹の釣果だった。  型も18〜20cmが多く、久しぶりの大漁に大いに満足した。  S氏は6匹とのことだった。

川の中には10数cmのチビアユがが沢山見られたので、この調子で回復すれば今年の鬼怒川は期待できるかもしれない。





17〜23cmを21匹




瀬肩のポイント。下流に瀬がある。




釣友S氏


7月25日(火)〜
26日(水)
18匹

(16〜18cm)
鬼怒川
 連日の暑さで熱中症アラートが出ている関東地方だが、懲りない小生は元気に怒川へ出かけた。  前回入ったLRT下流のポイントへの到着は7時過ぎ。 早朝のほうが掛かりが良いとのS氏からの情報で前回よりも早めに集合した。

 本日の仕掛けは、前回同様8mの竿に0.08mmの水中糸、そして針は前回同様蝶型のチラシ。  
この針は2本の掛け針をW字型に結び、その2〜3cm下に同じW型を付けて合計4本の掛け針で、蝶々が羽をひろげたような形からその名が付いたようだ。  この針は、掛かり鮎には4本の針のうち1本だけが確実に掛かるので、掛かり鮎が多少暴れても外れることが少ない仕掛けだが、残りの針が腹などに突き刺さることがあるので、掛かり鮎がオトリにならないことがある。  このようなチラシ針は野アユの追い気が悪く、オトリの傍まで来て離れてしまうサカナに効果があるといわれている。

 
 前回好調だったのは、場所が良かったのとこの針のおかげだと思い今回もこの錨を選択。  今回入ったのは瀬落ち付近で緩い巻き返しなどがあるポイント。 
 開始後30分位は野アユの気配がなく、オトリを弱らせないように慎重に泳がせていた8時過ぎにツンとした小さなアタリがあり掛かった。  竿を延されないようにしゃがみ込みながら引き寄せて無事ゲット。  18cmのオトリサイズだったが引きは強かった。 見事な背掛かりだった。  ウワサどおり早朝から掛かった。

 オトリを変え再び同じ流れに入れて探るもすぐには掛からず、9時半ごろに目印がスーッと下流に流されるアタリで18cmクラスを取り込んだ。  その後11時半の昼上がりまでに2匹追加し、午前中4匹の釣果となった。

 午後も同じポイントに入り、午前と同様に流心際の比較的緩い流れを中心に探り4匹を追加した。  渇水気味の鬼怒川だが釣り人は多く、周りには10人ほどいたが、ほとんど掛からなかった人もいたみたいで、8匹の釣果は良いほうだったようだ。
 渇水でお湯のような温かい流れで野アユもやる気が出ないようで追いが悪かった。  そんな中である程度釣果が良かったのは蝶々チラシのせいかも知れない。 夕方5時頃までやったが、入れ掛かりのゴールデンタイムはなかった。

 この日は前回同様芳賀の道の駅と温泉に入り車中泊。  今回はピーカン照りだったので、日中はクールタオルを首に巻き、時々腰まで水に浸ったり、帽子を川の水に浸して被ったりして熱中症対策に気を配った。  そして車中泊も適度に空調をかけて熱中症予防の対処をしつつ過ごした。

 翌日も同じLRTのポイントに入り、昨日よりやや下がった瀬落ちを中心に攻めた。 アタリは相変わらず小さなツンや目印が小さく下流に流されるやつで、瀬釣り独特のガツンとした大きなアタリはなかった。  恐らく野アユの追いがイマイチで、オトリの傍まで近づいて、チラシ針に引っ掛かるパターンだったと思う。
 しかし、掛かり方は見事な背掛かりで、しかも下針側に掛かっていた。

 午前中は6匹掛けて昼休憩。  この日も10数人の釣り人はいたが殆どはゼロから2,3匹だったようだ
 午後からは対岸の左岸側で開始。  ここはS氏が午前中から瀬の中から瀬落ち迄を中心にやっており、5〜6匹掛けていたが、釣り人が多く、入る場所が無くなったので、瀬落ちから下流側に小生が入ることにして開始した。
 ここでも16cm〜18cmを4匹追加し、10匹となったところで3時前に早上がりとした。 昨日は夕方のゴールデンタイムにも掛からず、今日は早上がりなので、釣り師待望の入れが掛かりは堪能できなかったが、2日間で18匹の釣果はまあまあだったと思う。


 渇水気味で青ノロが多く、オトリ鮎もクマゴロウのようにヒゲ面で上がってきたりして非常に釣りづらかったが、今後一雨来て青ノロを一掃してくれたらまたまた期待できるような気がする。




16〜18cmを18匹





瀬落ちのポイント




蝶型チラシ針

8月22日(火)
7匹

(17〜
23cm)
鬼怒川
 前回同様鬼怒川に釣行。 場所も同じ新交通システムLRT橋の下流。 ここは我が家から一番近い鬼怒川のポイントで、今年はそこそこ釣果が良いのでついここに来てしまう。
 今回も同行したS氏も同様に一番近いポイントだ。

 今回の仕掛けは8mの竿に0.08mmの水中糸、そして針も前回同様の蝶型のチラシでスタート。 水位は前回より20〜30cmほど高い。 前回の対岸ポイントに渡渉はできたが、無理せず左岸側に入ることにした。
 先ずは瀬肩の流れにオトリを入れて様子を見たがオトリが追われる反応がまるでなかった。  先行者が4〜5人ほど同じ瀬肩のポイントにいたが彼らも掛かる様子はなかった。  30分程でここを切り上げ、S氏が入った瀬落ちのポイントに移動。

 S氏の上流の、瀬の途中の緩やかな淀みポイントに入った。  ここは瀬に遡るアユが一休みしそうな巻き返しなどがある。  ここにオトリを入れ、期待をしながら探るも反応なし。  下流にいるS氏が時々竿を絞る。 こちらは反応なし。少々焦る。 S氏の仕掛けを聞くと2本チラシで流心の際を攻めているとのこと。

 こちらも針は違えど同じように流心際にオトリを入れている。 そうこうしてるとこちらにもやっと小さなアタリ。  合わせると小さいながらも掛かった。  引き抜くと17cmのチビアユだった。

オトリを交換して同じように攻めるも次が来ない。  結局11時過ぎの昼休み迄掛からず時間だけが過ぎてしまった。

 午後からはポイント移動を考えたが、対岸も瀬肩もほとんど掛かっていないようなので、気を取り直して同じポイントを探ることにした。  そして、針も2本チラシに変えてみた。
 すると、すぐにアタリがあり、慎重に竿を立てるとやっと20cmの真っ黄々の追星鮮やかなやつだった。

 オトリを変えるとしばらくして小さいながらツンのアタリがあり18cm級が来た。 その後はボチボチとアタリがあり掛かる。 途中、2回ほどハリスが切られたり、水中バレなどがあり大型アユもいるようだった。 

 夕方4時過ぎになり、そろそろ上がろうとしたその時、目印が飛ぶような大きなアタリでオトリが流される。今度は仕掛けを切られないように慎重に・慎重にゆっくり寄せてきて無事タモに収めたのは23cmの綺麗なアユだった。
 この日はここで切り上げ、結局7匹の釣果だった。  S氏は10数匹だったようだ。

 その後、芳賀の温泉に入り、道の駅で車中泊。 この日は曇りがちだったせいかあまり暑さは感じることなく熟睡。

 翌日、昨日のところに戻ると鬼怒川は黄色の流れ、水位も30cm以上は高いようだった。  
 これでは釣りにならないと諦め、早々と帰路に就いた。

 

       

      3本イカリ              4本イカリ



17〜23cmを7匹




23cmは旨かった




2本チラシ

8月29日(火)〜
30日(水)
13匹

(16〜 24cm)
鬼怒川

今回も鬼怒川新交通システムLRT橋の下流に入川。 現地に7時に到着するも、すでに先行者が数人居た。  前回釣った瀬の左岸側は、足場も安全でソコソコ掛かるので、早めに入らないと先行者に取られてしまうと思い前回より早く到着したが、更に早い人がいたとは・・・

 中でもここをホームグランドにしている結城のおじさんが身支度を整えて我々が狙った場所に向かおうとしている。  S氏もすでに到着していたが、間に合わなかったようだ。
 結城のおじさんは場所を確保するため、6時に着いてオトリ屋が開くのを待っていたとのことで、ここから車で30分ほどの結城からでは勝負にならない。

 仕方がないので、この瀬を対岸の右岸側から攻めることにして対岸に渡渉する。 小生は瀬落ち手前、S氏は瀬落ちの更に下流に入った。

 仕掛けは前回と同じ8mの竿に0.08の水中糸に2本チラシ。  S氏は前回8mの竿の根元を折ってしまい、この日は9mの竿でスタート。

 オトリをセットして30分過ぎた頃下流のS氏が掛けた。  小生には野アユからの反応がない。  暫くするとS氏がまた掛けた。  小生は少々焦る。  下流のほうがいいのかと思い徐々に下がっていくが掛からない。

 そのうち釣り人も増えてきたので、初めに入ったポイントに戻ってオトリを入れる。  するとようやく小さなアタリで18cmが掛かった。 オトリを野アユに変え、期待を込めて流れに戻すも後が続かない。

 そのまましばらくやっていたが一向にオトリが追われる気配がない。  対岸の結城のおじさんは瀬落ちで盛んに竿を絞っている。 50mほどの瀬だが、瀬落ちとその下流しにしか入っておらず、瀬の途中では竿を出していなくガラガラポイントだ。

 そこで対岸のポイントに移動。  瀬の中にオトリを入れた瞬間に20cmが掛かった。
 オトリを変えて同じ流れに入れると直ぐにアタリ。 2連チャンである。  気分を良くしてこの瀬をじっくり攻める。  しかし、その後は連チャンとはいかなかったがボツボツと掛かった。  昼近くになって結城のおじさんが昼食タイム。  

 瀬落ちの下流が空いたのでそこに入る。  すると直ぐにヒット。 18cmをゲット。  
 更に下流を攻めるとコツっとした小さなアタリの後で根掛かりしたように動かない。  更に竿を絞るとやっと重い手ごたえ、これは大きいと直感し慎重に流れの弱い岸寄りに寄せていき無事に取り込んだのは今季一番の24cmだった。

 気分を良くして、我々も昼食タイム。 午後も同じ瀬をやったが、やはり瀬落ちとその下流が良くかかったようだが、瀬の中の小生にはあまり来なかった。  
 結局、この日は10匹の釣果で終了。 道の駅で温泉に入り車中拍。

 翌日は、同じ瀬を懲りずに攻めるも結局3匹追加したのみで昼に早上がりとした。





16〜24cmを13匹





瀬の下流域
左岸から下流を望む



 


@6月15日(木)
A7月13日(木)
B7月25日(火)
C 8月22日(火)
D 8月29日(火)