月 日 釣 果 場 所 コメント
6月3日(土)
〜4日(日)

2匹
(17cm)
鬼怒川
那珂川
 
 今年の鬼怒川解禁は冷水病の影響なのかひどい目にあった。 釣友S氏とオトリ屋さんで6時に待ち合わせ、そのまますぐ近くの”水辺の楽校”に向かった。 ところが、このポイントはすでに解禁を待ちかねていたアユ師たちで満杯。  しばらく状況を見ていたが誰も掛けることがなかった。 

 次に向かったのは昨年入った桑島橋。 ここは釣り人が少なく入れそうなので早々に支度をして上流部に入った。 ここで約1時間ほどオトリを入れて探ったが野アユがいるような気配がなかった。 もちろん他の釣り人にも野アユは掛からない。 ここもあきらめ、さらに下流部に入るもここも反応がなかった。

 次は石法寺ヤナに入り様子を見るが釣り人はいない。 取りあえず昼食をとり、午後の部をスタートするもここも全然アタリがなく時間だけが過ぎていった。 それでも同行のS氏が急瀬の流心で居付きアユを1匹ゲットするも後が続かなかった。
 早めにここも切り上げ他のポイントの様子を見たが、どこも不調で解禁を待ちわびていた釣り師の嘆きのみ聞こえていた。 深刻な冷水病のようだ。 当分鬼怒川は釣りにならないだろうと思った。
 
 この後、道の駅”ロマンチック村”に行き車中泊。 翌日は鬼怒川をあきらめ、S氏とも別れ那珂川に移動した。  今年今年初めての那珂川なので年券とオトリを購入してホームグランドである”小川のポイント”に入った。 

 ここは6月1日に「解禁し、前日まで強雨が降っていたとかで若干濁り気味。 そのせいかここも渋く最初の2時間は野アユからの反応がなく時間だけが過ぎていった。 昼頃やっと待望のアタリがありやっと取り込んだのは17cmのきれいなのアユだった。 オトリを野アユに変えきたしながら攻めたが後が続かなかった。
 その後、同型を1匹追加し早めに上がった。 待ちに待った解禁だったが絶不調スタートで今年のアユ釣りは厳しいものになりそうな予感を抱きつつ帰路についた。




那珂川
6月15日(木)
〜16日(金)
9匹
(11〜18cm)

那珂川
(下野大橋
富谷橋)

 
 那珂川2回目の釣行だった。 鬼怒川は相変わらず冷水病で振るわないとのネット情報なので那珂川に来てみたが、ここもまだ水温が上がらないせいか不調であった。
 
 烏山大橋のオトリ屋さんでオトリを調達し様子を聞くとまだ反応が悪くどこも厳しいとのことだった。 ネット情報ではここと下野大橋あたりが型は小さいがボチボチ釣れているとのことなので取りあえず下野大橋に向かった。
 このポイントは初めて入る場所。 すでに先行者数名が竿を出している。 支度をしながら様子を見ていたがだれも竿を絞っていなかった。

 川の流れを見て対岸のほうが良いと判断し対岸へ渡る。 本日の仕掛けは9mの竿に0.05mmの水糸と6.5号の4本イカリ。 オトリを放ち流心手前の筋を上らせるも野アユからの反応がなく筋を変えながら攻める。 約1時間経ったころ日が差してきて若干あたたくなってきた。 その頃になってすぐ上の釣り人が1匹掛けた。 型は10数1センチか?サイズが小さい。 暫くするとすぐ下流の人が同じような型を掛けた。 次は自分の番かと期待をしたがこちらには来なかった。 
 
 暫くここで流心やその手前などを攻めていた時に小さなアタリがあった。 待望のアタリである。 慎重に竿を操作しゲットしたのは17cmのきれいな野アユだった。 海からの天然遡上アユのようだった。

 オトリを野アユに変え期待を込めて先ほどの流れに入れようと竿を操作すると、ポイントに入る前に小さなアタリが来たような感覚がしたので竿を静かに上げると掛かっていた。 これも同じような型であった。
 いよいよ連荘で行けるかと思いながらオトリを入れるもそのあとが続かなかった。

 またしばらくは音沙汰なしでオトリを操作していると今度はツ・ツツっとした大きなアタリで合わせるとこれは18cmの野アユだった。
 時計を見ると11時半を過ぎていたので早飯とした。 お湯を沸かし味噌汁を作り、おにぎりと持参したゆで卵、豆腐などを食べながらゆっくりと昼食をとる。 最近の釣行では早めの昼食とゆっくり休みながらの食事を心がけている。

 午後も対岸に戻り再開するが時々掛かるアユは11、2cmのごく小さなやつばかり。 オトリを18cmの野アユに変えて探っていた時に目印が飛ぶような大きなアタリがあり、思わず強く合わせると急に軽くなりプツンと仕掛けごと切れてしまった。 鼻環回りの0.3号のつまみ糸から切れていた。 せっかく掛けた18cmが惜しかった。

 気を取り直し養殖オトリで再開したがその後はまた沈黙の時間が過ぎていった。 暫く流してオトリをポイントに入れようとしたときにオトリが急に引っ張られたように感じた。 竿を上げるとオトリごと仕掛けがなくなっていた。 0.04に強化したつまみ糸ごと切ったところを見るとニゴイの仕業か?
 時計を見ると15時過ぎ。 やる気がなくなり早上りとした。 今日泊まる予定の那珂道の駅に向かう途中、明日入る予定の富谷橋の様子を見る。

 ちょうど上がってきた釣り人に様子を聞くと朝からやってやっと10匹ぐらいとのこと。 型も小さいやつからオトリサイズの17、8cmとのことで下野大橋と変わらない。
 取りあえず情報を得て道の駅に行き温泉で汗を流し車中泊。 同好の士が結構いて車中泊をしている。
 
 翌日は富谷橋でやったが釣り人も少なくやっと18cmと15cmを2匹掛けたが釣果は伸びなかった。 様子を見に来ている地元の釣り人の情報ではどこも厳しい状況とのことだった。
 帰りに興野大橋でチョット竿をだして様子を見たが、急瀬で1匹掛け岸に寄せ取り込もうとした特にキャッチミスをして掛かりアユを逃がしてしまった。  型は18cmクラスだった。

 そんなわけで今年2回目の釣行も満足な結果ではなかったがそれなりに楽しめた。 いよいよ梅雨本番になりそうな気配である。暫くは自宅待機か? 梅雨明けが楽しみである。



11〜18cm 9匹






那珂川 
興野大橋
のポイント


6月22日(木)
19
(15〜18cm)
荒川
(塩谷町)

 超渇水気味の関東の河川だったが前日に局地的に大雨が降ったので荒川に出向いた。  数日前に荒川で20数匹を掛けたS氏から、”荒川は一雨あればいいかも知れない”との情報があった。  出会掛けようとした前日の鬼怒川漁協のブログで”荒川が増水したが濁りがなく明日はいい釣りが出来るかも知れません”とあった。 それを見た小生は”アツ!、荒川の情報が出てしまった!!”  当日ゆっくり家を出るつもりだったが、仕方なく4時過ぎに自宅を後にした。 途中でオトリを仕入れ現地到着は6時半過ぎ。  てっきり釣り師の車でいっぱいと思いきや駐車している車が1台あるのみ。

 目的の水門上流のポイントも空いていたので早速支度を開始。 水位は10数センチ高のようだ! 
 本日の仕掛けは7.5mの竿に0.05mmの水中糸と7号の4本イカリの針。  調達した小さめのオトリを付けでまずは瀬尻から攻める。 徐々に瀬を上らせるが野アユからの反応がない。  何度か上下を繰り返した時に流心脇のチョイ深でツ・ツっとしたアタリ。  静かに合わせて慎重に抜き上げ、タモにゲットしようとしたが慎重に抜いたために掛かりアユが小生の袖口にヒッカリあっさりと水中にポチャン! 17cm位の野アユだった。

 1匹目だったので慎重になり過ぎた。 気を取り直し再び同じ流れを探るとすぐにアタリがあり、今度は無事ゲットした。 17cmの野アユだった。 しかし、誰かがオトリで使った形跡がある。  恐らく何かのトラブルで逃げられた幸運のアユだったが、かわいそうだが小生のオトリとして再利用させてもらう。

 時計を見ると8時半過ぎ。  この頃になると他の釣り人がぼつぼつと入川してきた。  
 陽も差してきて段々暖かくなってきた。  段々瀬の中にオトリを入れて順番に上らせると、最初の瀬でいきなりガツーンと大きなアタリで掛かりアユが下流に走った。  これをしっかりと受け止めて抜き上げたのは18cmの真黄々のやる気満々の野アユだった。  更に次の瀬を攻めるとまた直ぐに大きなアタリが掛かりアユが下に走る。  これも無事ゲット。  入れ掛である。  気を良くしてここで4匹をゲットするとアタリがなくなった。

 その後、1匹追加し下流に活けておいたおいた曳舟を取りに行った時に、仕掛けを足に絡ませ水中糸ごと川に流してしまった。 もちろん今掛けた野アユもろともである。  
 気を取り直し、また下流の瀬から順々に攻めるも音沙汰なし。 しばらく我慢をして数十分後に先ほどの段々瀬を攻めるとまた連続でアタリがあった。

 こうして午前中までに10数匹を掛け今年初めてのツ抜けを満喫。  12時過ぎに昼食としたが、本日は日帰り予定なのでゆっくりとも出来ず、河原でおにぎりをほお張る。 
 
 この川は川鵜除けのネットが数十メートル間隔で張られておりまことに釣り辛い。 午後からもこの狭いポイントを上下しながら数を稼いで行った。  ここは瀬尻の下が深い溜まりになっており、この溜まりから時々上流に向かって刺してくるようだ。  だから入れ掛で釣れた後暫く沈黙して、また連続して掛かるような状況となるようだ。

 午後3時になりアタリも止まってきたので早上りとしたが、終わってみれば15cm〜18cmが19匹だったがほとんどは17cmだった。 掛かりアユの空中バラシやキャッチミス。そして、つまみ糸切れや曳舟収納に手が滑って逃げられたりしたので、実際は20匹超えであった。  
 今回は幸運にも増水後に人出も少なく、狭いエリアとは言いながら幸ポイントを独占できたのが好成績につががったと思う。  これから本格的な梅雨になるが梅雨明けにはまたいい釣りをしたいものだ。
 




15cm〜18cmが19匹




段々瀬が続くポイント

7月5日(水)
〜6日(木)

16
(15〜20cm)
那珂川
(小川地区)
 
 台風一過で晴れ渡った空。 増水による濁りを心配したが鬼怒川水系、那珂川水系共その心配はなかった。 前回の釣行で成績が良かった塩谷町の荒川(鬼怒川水系)を目指した。
 途中でオトリを調達して現地到着は7時過ぎ。 まだ先行者はいない。  前回いい思いをしたポイントに入った。 濁りは若干あり、水位も10cmほど高かった。

 早速支度をして7.5mの竿で釣り開始。  元気オトリを流れに入れて探るもオトリが追われる気配はなかった。  のアユのハミ跡を探したが雨で苔が流されたのか見当たらなかった。  上流部へ移動したら、ここはハミ跡も鮮やかにある。  期待を込めて探るもここも反応がなかった。  ボチボチ集まってきた釣り人にも掛からず誰の竿も曲がらない。  ポイント探してウロウロするも野アユからの反応がないのでここをあきらめ那珂川に移動することとした。 時計を見ると10時半を過ぎていた。

 那珂川到着は11時半過ぎ。 取りあえずゆっくり休憩をしながら昼食をとる。  昼食中の先行者に状況を聞くと「サカナはいるけど追いがない!」とのこと。  どうやらここも厳しそうである。 
 昼食を終え、12時半過ぎ頃から那珂川の釣りを開始。  場所はいつもの下流域の瀬頭からスタート。  仕掛けは9Mの竿に0.05mmの水中糸と7.5号の4本イカリ針。  かなり弱ったオトリの中から一番元気がよさそうな奴を選び流れに放つ。 

 徐々に沖に向かって泳いでいくオトリを操作して上流に向かわす。  暫く上流に泳いでいくとツツっとした那珂川のアユ独特の小さなアタリ。  [来たー]っと心の中で叫びながら静かに竿を上げる。 力強い引きで掛かりアユが下流に走る。 必死に堪え、慎重にやり取りをして無事ゲットしたのは18cmの追い星たくましい野アユだった。

 あっさり1匹目が掛かったので、オトリを変え期待を込めて先ほどの流れに誘導したが次が来ない。  流れの筋を変えたり、流れを上下したりして探るも一向にアタリが来ない。
 1時間ほど過ぎた後、或いは瀬の中にいるのではないかと思い、オトリを瀬の中へ入れてみる。  暫く瀬の中のポイントを変えながら探っていくといきなりオトリが下流に流された。  掛かったな!っと思いながら竿を立てる。  これも強い引きで竿が煽られそうになるが堪えて引き抜くと17cm弱の小型だった。  瀬の中の魚は小型ながら力強い。  
 こうして瀬の中を順に攻めていくとボチボチと掛かるようになり4時過ぎに納竿するまでに7匹となった。
本日は釣り人が少なく、回りを見渡しても10数人程度だったが、見ている範囲ではほとんどの人は良くて数匹程度で3時過ぎには誰もいなくなってしまった。 小生は幸運にも瀬の中で小さいながらもボチボチ数を稼ぎそれなりに楽しめた。
 この日はいつもの那珂川町の温泉に入り、いつもの道の駅”ばとう”で車中泊。
 翌日は下流の富谷橋か烏山に入るつもりでいたが、オトリを活けた前日の場所に行くと移動が面倒になり、結局昨日の場所で再度頑張ることとした。
 
 モーニングコーヒーをゆっくり楽しんで先ずは昨日の瀬に入った。  朝方、瀬を狙うのはセオリーの一つだが、昨日のようにやるき満々の野アユはどこかに行ってしまい、野アユからの反応はなかった。  夕べ1時間ほど激しい夕立があったので魚が移動し瀬に付いていると判断したが思惑が外れた。 

 瀬を諦め瀬頭を攻めることにした。  瀬頭に有る大石と大石の間の流れが魚の通り道と踏んで昨日もそこを中心に探ったが、昨日は釣果が出なかった。  本日も迷いながらもここにオトリを入れ探って行くといきなりドツンとした強いアタリで目印が下流に流れた。  慎重に竿を操り、抜き上げたのは19cmの良型だった。  
 オトリが変わり期待を込めてさらに探ったが後が続かなかった。

 アタリが無いながらも時折オトリが追われるような気配とオトリに野アユが触るような魚信を感じるので、針を特製のチラシ針に変えることにした。  普通のチラシ針は3本の針を2、3cm間隔で長くつなげていくが、小生の特製チラシは2本の針をイカリ状にまとめ、その後ろ2、3cmに1本の針を取り付ける変形型である。
 これを付けて暫く探ると直ぐに小さなアタリが来て掛かった。  取り込んだのは18cmの黄色い追い星豊かなやつだった。

 針をチラシに変えたっことにより時折針掛かり仕出しボツボツと野アユをGETできるようになった。  本日もあまり多くはない10数人の釣り人がいたが、竿を曲げている光景を殆ど見かけなかった。  こうして小生は昼までに7匹ほどかけることができた。

 午後からは水温も上がってきたので活発な追いを期待したが、午後も野アユの反応がハッキリせず時間ばかり過ぎていった。
 結局午後からは2匹を追加しただけで終わったが、最後の1匹は大きな底石の脇にオトリを誘導し、底石の上を通過させようとしたときにガ・ガ・ガツっとした力強いアタリで掛かった。  沖に走る掛かりアユを、竿一杯の満月が堪え、徐々に上流に誘導しようやくタモに収めたのは20cmの幅広アユであった。

 こうして残念ながら本日もツ抜けにはならなかったが、9匹をGETし、2日で16匹の釣果で終わった。  那珂川の天然遡上アユは小さくても匹が強く、勿論20cm級の大きな奴も暴れまわり大いにアユ釣りの醍醐味を味合わせてくれる。 
 本日は20cm級数匹と15、6cm数匹。残りが17、8cm級とまずまずの釣果があり大いに楽しませてもらった。





15〜20cmが16匹




瀬頭の大石周りから下流の瀬を望む


7月11日(火)
〜12日(水)

13
(14〜20cm)
那珂川
(烏山大橋・
小川地区)

 関東の各河川は雨不足による超渇水の情報が流れている。  それでも前回の釣行疲れが癒えると体が疼いてくるのは鮎キチのサガか?  やっぱり超渇水の那珂川に出かけてしまった。  入った場所は烏山大橋。  ここは多くの釣り人でにぎわう人気の釣り場だ。 現地到着は7時半、すでに数人が竿を出しいる。  オトリ屋で状況を聞くとここ数日は渇水で非常に厳しい、10数匹釣れればいい方とのこと。  

 3つに分かれた流れの真ん中の流れに入る。 いつもはヒザ下位まである瀬の水が足首までもない。  3、40cm減か。  これでは期待できないと思いつつ比較的水位がある烏山大橋下に入った。  9mの竿に0.05mmの水中糸にいつもの7.5号の4本イカリでスタート。 先ずは流心付近の大石周りにオトリを誘導して探るも野アユからの反応は全然なかった。  流れの上下を攻めるも掛からない。

 こうして1時間が瞬く間に過ぎてしまった。  しかし、オトリを誘導して探っているときに何度か野アユが触ってきたような感覚があった。  そこで針を小生特製の変則チラシに変えてみた。  針を変え先ほどの大石周りを探ると直ぐにツ・ツーっとしたハッキリしたアタリで掛かった。  慎重に下がりながら取り込んだのは18cmの背掛かりの野アユだった。  下の針に掛かっており追いがイマイチ弱い証拠だ!  見事に針が的中し、先ほどの流れを徐々に上流に移動しながらオトリを操作すると直ぐにアタリが来てまたも18cmの追い星鮮やかなアユだ!  これも下針。

 オトリを変え先ほどの流れに誘導したとたんに目印が1mほど下流に走った。  直ぐに小さく合わせたが掛かっていない。  気を取り直しオトリを止めたままアタリを待つも変化しない。  オトリを上流に誘導しようとしたときに急に魚信が来て掛かりアユが下流に走った。  どうやら先ほどの目印が大きく下流に走った時に掛かかりアユが上流に移動してアタリを見逃したようだ。  

 その後暫く沈黙が続いたが、小一時間が過ぎたころ小さなアタリがあったが掛からなかった。  オトリを手元に取り込んで点検すると何んと1.2号のハリスが切られていて針がない。  先ほどはハヤが掛かったのでニゴイか何かが掛かったのか?  それとも大物が掛かって切られたか?

 その後は更に上流に上りながら3匹を掛け6匹になったところで12時になり昼食タイム。  13時過ぎまでコーヒー入れながらゆっくりと昼食をとる。


 午後からは右岸側の流れを攻めるつもりでいたが先行者が多いので再び真ん中の流れに入り再度朝のポイントからスタート。  しかし全然掛からない。  下流の瀬の中で時折竿を曲げている人がいるもこちら側では10人ほどいる釣り人誰一人として掛からなかった。
 こうして時間ばかりかかり2時半になり場所移動をすることにした。 

 まずは気になっている富谷橋の状況を見ることにしたが、道路から見ると数人の釣り人の姿が見えるだけ。  ここも渋そうなので、さらに上流の小川に向かった。  ここも釣り人が数人いるだけで閑散としている。  減水が激しく岸辺の川底の石が全部出ている。  こんな減水の那珂川を見たのは初めてである。  

 休憩中の釣り人に状況を聞くとやっと7匹とか。 下流域の瀬の中で掛けたとのこと。  ひそかにこの瀬を狙っていた小生はここでガックリ。 竿を7.5mの短いやつに変え減水中の流心を探るも反応なし。 念のため瀬の中もやってみたが全然掛からなかった。

 5時過ぎに上流域のイケスを埋める場所付近で竿を出したら大石周りで16cmを口が掛かりで掛けた。  やはり追いは良くないようだ。  オトリを野アユに変え隣の大石付近を探ると直ぐにアタリが来て20cmが掛かった。  これも頭掛かりだ。  その後はアタリが止まったのでここで本日は終了。

 いつもの温泉と道の駅で車中泊。


 翌日は富谷橋の様子を見たが垢が飛んでおりここも掛かりそうもない。  仕方がないので昨日の烏山へ。  場所も同じ橋の下付近。  9mの竿でスタートしたが間もなくオトリが根掛かり。  外そうと竿を煽った瞬間にゆっくりと沖目に引っ張られた。  鯉かサイなどの大型外道が掛かってしまったようだ。  

 昨夜活けたオトリ11匹中3、4匹しか元気なヤツがいなくなっておりオトリの数に不安だった。  川の水温が高すぎて多くがクタバッテしまったようだ。  そんな訳でせめてオトリだけでも回収できないかと、掛かった大物を足元まで誘導して道糸を掴もうとした瞬間に反転し、その反動で竿は「バキーン!!」の音と共に折れてしまった。  ガックリ!!

 反省しながら、力なく車に戻り8m竿で再スタート。  下流の瀬や浅場などの大型外道がいない場所を選んでやるも反応がなかった。  それでも上流部の浅場の大石周りで立て続けて18cmを2匹ゲットして昼食休憩。

 たっぷり休んで13時半ごろから午後の部スタート。  場所は右岸側のヒザ下位の流れ。  対岸に3人の釣り人。  間もなく対岸の3人がバタバタと掛けた。 小生には掛からない。 少々焦りながら下ると瀬頭でツンとしたきれいなアタリ。  抜き上げると14cmのやっとオトリになるサイズ。  このオトリに頑張ってもらい再び瀬頭に誘導すると暫くして小さなアタリ。  静かに合わせると大物の手応え!  また外道か?っとおびえながら引き合ってタモに収めたのは20cmの嫌いな野アユ。  その後ここで1匹追加したところで雷が鳴りだした。 

 雷には勝てない。  ここで早上りとし、帰路に向かった。  昨日8匹、本日5匹の合計13匹の釣果だった。 
 超渇水の川に無理して釣行した結果としてはまあまあの釣果だが、返す返すも竿を折ってしまったことは悔いが残った。  高い、高い釣行となってしまった。






烏山大橋下から上流部を望む





14〜20cmを13匹の釣果





右と真ん中が特製チラシ。
右のチラシがいちばん掛かった。 
左がノーマルな3本ちらし。




超渇水の流れ。

7月21日(金)
〜22日(土)

14
(14〜20cm)
荒川
(塩谷町)

那珂川
(烏山大橋・)


 釣友S氏から久しぶりに鬼怒川へ行こうと言う誘い。  本流は渇水の影響で超不振なので塩谷町の荒川へ釣行。  現地到着は9時半過ぎ。 先月S氏がそこそこ数を上げたポイントへ入川。  S氏が暫くやってみたが、アタリが無いと言いながら下流に行ってしまったので、小生がその後へ入る。
 先行者が上流部に一人おり時々竿を絞っていた。  7.5mの竿に0.05の水中糸と特製の3本チラシの小生だがS氏の言う通り全然オトリが追われる様子がなかった。

 小一時間ここで粘ったが掛かりそうもないので場所移動することとし、上流部の釣り人の脇を通りながら様子を聞くとボチボチ7、8匹とのことだった。  下の小生がやっていたポイントはこれからがいいとのこと!  素直な小生はもう一度先ほどのポイントに戻り再びオトリを入れて野アユを探った。

 これからがいいという言葉を聞いて真剣・慎重にオトリを操作した。  対岸の落ち込み下の小さな溜まりにオトリを入れた瞬間にツンの小さなアタリがあり1匹目をゲット。 18cmのきれいな野アユだった。  その後、同じ流れの2m位下にオトリを入れた瞬間にキラリ野アユが光った。 すかさず竿を立てるとオトリと一緒に掛かりアユが下に流された。  竿を握る手に力を入れて抜き上げたのはこれも立派な18cmだった。

 ここ荒川は源流部に近いので水が冷たく綺麗。  従ってここのアユはあまり大きくならず18cmは大きな方だ。 型は小さいがここのアユは大変美味しい。  
 そんな訳で小さいながらもここの野アユの味が忘れられずに通ってくる人も多いとか! その後2匹ほど掛かり昼休みとした。  昼は久しぶりのS氏とのアユ釣り談義を楽しみながらたっぷりと休憩し午後の部は13時からスタート。 

 午前中のS氏の釣果は上流部と下流部で竿を出すも2匹のみとのことだったので、小生は多少でも実績がある午前の場所で午後も粘ることにした。  午前中にやっていた時に地元の釣り人が入ってきて、渇水状態のこの川の釣り方を教えてくれた。  それによると、 ”オトリアユを自分より上流部で泳がせ、自分はなるべく岸から離れて野アユに自分の影を見せないことだよ!” っとのこと。  言われてみればこれは基本中の基本。  いつの間にか忘れていた。 その釣り人は狭い小生のエリアのすぐ上のところで瞬く間に2、3匹掛けどこかに移動してしまった。

 そんなことがあったので、午後はなるべく岸から離れて釣ることにした。  すると午後もボチボチと掛かり夕方までに10匹となった。  その後5時過ぎに1匹掛かったが、抜き上げようとしたときに高切れしオトリアユと共に掛かりアユは水中にドボンと消えてしまった。  

 この日はS氏と共に矢板の温泉に浸かり、近くの道の駅で車中箔。 翌日はS氏と別れて小生は那珂川の烏山へ。   那珂川も超渇水状況に変わりがなく釣り人もまばらだった。  3本の流れの右側の流れの瀬頭からスタートし、間もなく14cmのチビアユが掛かった。  その後、同じ場所で探るも一向に当たりがなく、周りにいた10数名も竿を絞ることなく時間だけが過ぎていく。

 真ん中の流れや下流部の荒瀬などを責めるも一向に掛からず、時折大きな背中を見せる鯉らしき外道に怯えながら午前中が過ぎてしまった。
 午後の部も朝と同じ右側の流れの瀬頭に入った。  暫く探っていると小さなツンのアタリ。  静かに竿を上げると力強い手応え、慎重に竿を操作し下流に下がりながら抜き上げたのは20cmの綺麗なアユだった。  その後やっとのことで1匹追加し2時過ぎに納竿とした。

 帰宅後、荒川の野アユを塩焼きにして食べたが、やはり荒川の野アユは美味しい!  水が増えた時を狙ってまた荒川に出かけることとしよう!!








14〜20cm14匹







那珂川烏山大橋左岸から上流部

7月28日(金)
4匹
(14〜18cm)

那珂川

(小川・八溝大橋・富谷橋


 7月25日に関東地方全域に大雨が降ったので、かねてから水位が上がったら良いかもしれないと狙いを付けていた荒川に出かけた。 Best水位である1.3mにまではなかなか下がらなかったが、取りあえず様子見方々出かけた。  現地に到着すると川は濁っており、水位もまだまだ高い。  これではダメだと那珂川を目指し方向転換。

 那珂川小川地区に到着したのは10頃。  先行者は20人ほどいたが竿を曲げている人はいない。  今回の大水で垢が流されているとの情報は知っていたが、大石周りの垢は残っていそうだとの判断で皆さん入川しているようだった。
 期待はしなかったが、取りあえずいつのも下流部に入る。  先日折った竿の修理が終わっていたので、その9m竿に0.05mmの水中糸と特製チラシでスタート。  オトリは元気に沖の流心に向かって泳いでいくが野アユに追われるような動きがない。

 流れの筋やポイントを変えながら探ること小一時間。  にわかに目印が流された。  流れ藻かゴミが掛かったかと思い竿をあげると掛かっている。  慎重に取り込んだのは14cmのチビアユ。  これをオトリに付け替え探ると暫くしてツンの明確なアタリ。  手応え十分なので18cm級かと思ったが抜き上げたのは15cmのチビアユだった。  腹掛かりだったので引きが強かったようだ。  腹掛かりアユなのでオトリには使えず14cmの先ほどの野アユに再度頑張ってもらう。 

 しかし、その後の反応は無く時間ばかり過ぎてゆく。  11時半になったので早飯と思い車に戻る。  隣の車の釣り人が弁当を食べながら掛からないとぼやいていた。  当方も食事タイムにし、釣り談義をしながら場所移動を考える。  隣の車の人は場所移動するとのことでどこかに走り去った。 

 小生は取りあえず今年一度も入っていない八溝大橋上流部に入ることにして移動。  ここは先行者2名のみ。  川は垢が飛び、白らっぱくれた流れになっていた。  ここも期待はできそうもないと思いながら急瀬を下流日に向かって下がって行った。  すると瀬の中の黒い大石の裏にオトリを入れ引きあがた時に当たりがあり18cmをゲットした。  そのまま瀬尻まで下るも後が続かず再度場所移動とした。

 移動した先は富谷橋下流部。  すでに時間も1時を過ぎていたのでここで掛からなければやめるつもりで竿を出す。   ここの流れは流心部分が黒くなっており垢が残っているようだったが、流心を狙うためには腰まで流れに浸からなければならない。  水流も強いのでここは安全第一。  流心のはるか手前の筋にオトリを入れて探ったところ、黒い大石の裏からオトリを遡らせたときに当たりがあり16cmをゲットした。

 オトリをこの16cmに変代え、再度大石周りを責めた時に根掛かりして万事休す。  無理して根掛かりを外そうとして竿を折っては元も子もないので、竿を縮めて道糸を引っ張ったらプツンと高切れ。  普通は水中糸の先のつまみ糸から切れるはずが、水中糸を掴んで引っ張らなかったので、水中糸もろとも道糸から先が無くなってしまった。  
 時計を見ると2時半。  糸を張り替え再度トライするか否か考えたが、これから頑張っても入れ掛でもない限り2、3匹だろうと判断し早上りと決めた。

 今回の結果は、14、15、16、18cmが各4匹と貧果に終わったが、早く水が引き、晴れ間が続くような天候になることを願うばかりである。

 




那珂川 
富谷橋下流部の流れ

8月28日(月)
〜29日(火)

11匹
(16〜21cm)

那珂川
(小川地区、
富谷橋)

 
  長雨の影響で2、3週間ほど河川の水位が高いままであったが、先週末ごろからどうにか竿を出せるまでに水位が下がり釣り可能となった。 土日の混雑を避け満を持して那珂川小川地区に釣行っとなった。
 現地到着は7時半過ぎなるも、水位低下を待ち兼ねて集まったのか既に7、8台の車が駐車していた。

 早速支度をして何時もの下流部のポイントに入った。 本日の仕掛けは9mの竿に0.05mmの水中糸と特性の3本錨。
 まだまだ水位が高いので流心のはるか手前の筋にオトリを誘導して釣りを開始。 オトリは真っすぐに沖に向かって泳いでいく。 その後向きを変え上流に上らせていったが野アユからの反応はなかった。  それでも辛抱強くアタリを待ちながら広い範囲を探っていった。 

 すると、仕掛けを入れ直そうとして竿を持ち上げたときに急に竿重くなり掛かった。 慎重に取り込み姿勢に入ったがなかなか掛かりアユが寄ってこない。 竿を伸されそうになるのをしゃがみ込んで必死に堪え、2、3歩下がりながらどうにか取り込んだのは立派な体長の野アユだった。 21cmである。 時間を見ると開始から30分後だった。

 オトリを野アユに変え、再度先ほどのポイントを中心に探っていったが後が続かない。 1時間ほどここを中心にアタリを待って探ったが一向に掛からないので、すぐ下流の瀬を攻めた。  大石下流部のカガミの流れにオトリを入れた瞬間にガ・ガ・ガツっとした大きなアタリで掛かった。 18cmの綺麗な鮎だった。 オトリを付け替え再び流れに入れるとすぐにアタリがあり17cmが掛かった。  入れ掛かりかと期待して直ぐに同じ流れに入れるとこれもすぐアタリ掛かったが合わせると水中バレであった。  その後は瀬の中をいろいろ筋を変えながら探り、1匹を追加し、さらに1匹を掛けたがこれは残念ながらキャッチミスでゲットできなかった。

 11時半過ぎに昼食タイムとした。 午前中は4匹の釣果で終わった。  午後の部は12時半過ぎからスタート。  
午後も同じ下流部に入ったが、開始早々にアタリがあり、静かに合わせるも水中バレでゲットできず。 その後はまた1時間ほどアタリがなく時間ばかりが掛かった。  その後も流れの筋や場所を変えながら探っていた時に強烈なアタリがあり掛かった。  すぐさま合わせた瞬間急に竿が軽くなり、目の前で目印がフラリ・フラリ。  仕掛けを確認すると0.6mmのつまみ糸から先が切れていた。

 その後、上流の深場に移動して1匹掛けたがこれもキャッチミスでゲットできず。 20cmほどの野アユだった。  さらにミスが続き、オトリ交換の時に今朝ほど掛けた21cmを曳舟から逃がしてしまった。
 散々な目にあいながらこの日は温泉につかり道の駅で車中泊。

 翌日も同じ小川地区の上流部の瀬肩に入った。 釣り開始早々、流心手前の大石回りの強い流れにオトリを入れた瞬間アタリがあり掛かった。 慎重に慎重にやり取りをしてゲットしたのは21cmであった。  オトリを変えて再び同じ流れに入れた瞬間にアタリがあったがすぐに水中バレ。  その後は瀬頭の白波の前後や瀬の中を探るも11時過ぎまで野鮎からの追いがなかった。  ここでこの場所を見限り、富谷橋へ移動した。

 富谷橋下流のポイントに着くと先行者が一人。 状況を聞くと午前中は全然ダメだったけど先ほどから3匹掛けたとのこと。 とりあえず昼食をとり12半過ぎに午後の部をスタート。

 オトリを付け、比較的緩やかな流れに入れるもオトリは流れに乗れず下流に流されていく。  そこで、1号の小さな重りを付けて再び流れに戻すとすぐにアタリがあり18cmが掛かった。  オトリが弱ってしまいどうなることかと困っていたがこれで一息つけた。  元気オトリに付け替え、同じ流れを攻めるとすぐにアタリがあり16cmが掛かった。

 その後はこの付近100m位の間を上下して6匹ほど掛け15時過ぎに納竿とした。  今回の釣行は、前日までの多くの釣り人による場荒れ気味ポイントで苦労したが、アユ釣りも終盤になり益々厳しい釣りになりそうだが残ったシーズンを楽しみたいものだ。

 





11匹(16〜21cm)





那珂川小川地区のポイント
(左岸から対岸を望む)


9月14日(木)
8匹
(15〜20cm)

那珂川

(富谷橋




  9月に入り友釣りのシーズンも終了期に入った。  今回は那珂川の富谷橋下流部に釣行した。 現地到着は8時少し前。 先行者はいない。 先行者が皆無ということはここは釣れないのでは?との考えが頭をよぎる。  
 本来なら実績のある烏山大橋あたりに入るのがこの時期のセオリーだが、連日多くの釣り人が烏山に詰めかけているようなので場荒れ気味と判断した。  一方、ホームグランドの小川地区もどうかな?と思ったが、ここも人気がある場所なので場荒れを心配し、富谷橋に入った次第である。

 本日の仕掛けは9mの竿に0.05mmの水中糸と7号の4本イカリ針。 オトリが小さいので魚の負担を考慮して小さな7号針を選択した。  右岸の岸寄りに大石があり、その沖にさらに大きな底石がありその間の比較的緩やかな流れにオトリを入れた。  するとオトリを、大石脇を上らせたときにツンとしたはっきりしたアタリがあり掛かった。  静かに竿を上げて取り込みに入ったが強い引きで掛かりアユが下流に流される。 必死に堪えるもどんどん流され竿が伸されそうになる。  少しづつ下がりながら腰を落として竿をタメ、慎重に取り込んだのは20cmの綺麗な野アユだった。

 開始5分で1匹目が掛かりホッとする。  朝早いうちにまさか直ぐに掛かるとは予想していなかったのでうれしい誤算だった。  オトリを野アユに変え、針も7.5号に変え大型鮎対応にして先ほどの大石の上の流れにオトリを誘導。  すると暫くしてこれもツンっとした綺麗なアタリで掛かった。  今度も慎重に腰を落として掛かりアユを止め無事に取り込んだのは、これも20cmの綺麗な鮎だった。

 その後もこの付近で1匹追加し、そのまま下流に下がりながら探っていくと18cmが掛かった。  先行者がいなかったので今日は掛りが悪いのかと心配したが、どうやらここはあまり人気がないい場所なので場荒れしていないようだ。
 この時点で9時過ぎであったが、相変わらず釣り人はおらず川は貸し切り状態であった。 

 他の釣り人がいないので、上流部のチャラ瀬の様子を見ようと100mほど上流に移動。  チャラ瀬といえどもここは底流れが強いので1号のチビ重りを付けてオトリを入れる。  しかし、オトリが追われる様子がなく徐々に下流に下って追いを待つ。  遠くの対岸の流れで鮎が跳ねた。  野アユはいるようだが一向に追われることはないままチャラ瀬が終わった。
 
 この瀬の下の大石下の比較的緩やかな流れを攻めると目印が流され始めた。  静かに竿を上げると掛かっている。  すぐに取り込みに入り無事ゲットしたのは17cm。  その後、徐々に下がり2匹かけたところで12時になり午前の部終了とした。  ここまでで7匹ゲットし、午後も同様に掛かれば14,5匹はいけるかと期待したがそうは問屋が卸さなかった。

 昼食をとっていると他の場所で釣れなかったのか釣り人が集まってきた。  6、7人が次々と入ってきただろか。
13時まで休み午後の部をスタート。  午前中に入った場所に入ったがオトリが追われる様子が感じられない。  30分ほどこの辺りを探っていると小さなアタリでやっと掛かったのは18cm。
 その後がまた追いがなく時間ばかりが掛かる。  移動しようとしたが上下に釣り人がいて身動きができない。 

 仕方がないのでここで頑張っていると小さなツンのアタリ。  小さく合わせると掛かった模様。  そのまま竿を上げると手ごたえなく軽い。  オトリを引き寄せて確認すると逆さ針が外れており水中バレの跡。  その後も野鮎が寄ってきた気配がオトリの動きで分かったが掛からなかった。  針を特製のチラシ針に変えたりして探っていったが掛からなかった。

 もやもやしたまま15時になり納竿としたが、朝の勢いは何だったのだろう。  ふつうは朝方の水が冷たいうちは野アユの追いが悪く、午後になり水温が上がると魚の活性があがり掛かってくるものだが、本日は期待した午後には全然追いが悪かった。  午後から入ってきた釣り人も良くて1匹程度だったことからシーズン終盤にかかり魚影が薄くなった模様である。

 こうして15時に上がって帰路についたが、この分では月末ごろもう一度来て、最終回にしようと考えていたがそれもままならないか?  取りあえず今後様子を見て再チャレンジするか否か判断しよう。
 今年の鮎は鬼怒川が増水続きで釣りにならなかったので、ほとんど那珂川でやったが、例年より状態は悪く釣果も上がらなかった。  来年はいい釣りができますように・・・・・







  15cm〜20cmを8匹






10月12日(木)
8匹
(16〜21cm)

那珂川

(富谷橋



 
 今週は暖かい日が続き、例年だったら10月に入ると極端に活性が下がる那珂川の鮎たちも、今年は元気に掛かっているようだとの情報が漁協のホームページに載っていた。  週末は雨模様で気温も極端に下がるとの天気予報なのでギリギリのこの日に那珂川にシーズン締めくくりの釣行をした。
 烏山のオトリ屋さんでオトリを3匹調達し、烏山上流の富谷橋に入った。  ホームグランドの小川地区のポイントはここから数キロ上流だが、富谷橋のここのポイントの方が遠浅で釣りやすいので前回に引き続きここに入った。

 現地到着は9時ちょっと前。 先行者はいない。  人気の烏山や小川地区は恐らく10数人は入るはずだがここは何故か人気がなく日頃からあまり人が入らない。  シーズン終了間近のこの時期なのでなおさら人の気配はなかった。
 前回に引き続き釣り場を独占できそうなのでほくそ笑みつつ支度に入る。  本日は9mの竿に0.08の複合メタルの水中糸と掛け針は一角の4本イカリでスタート。

 先ずは駐車した場所のすぐ前の瀬の岸辺に立ち静かにオトリを流れに放つ。  オトリは元気に沖に向かって泳いでいく。  手前の流れの流心にオトリが入ったところでオトリを止めアタリを待つが野アユからの反応はなかった。  そのまま下流にオトリを誘導して行き竿2本分ほど探ったが反応がなかった。
 次に、前回いきなりアタリがあり掛かった上流のポイントに移動し、期待を込めてオトリを入れる。 暫くここを探ったがここでもアタリがない、徐々に下がりながら流心の大石裏にオトリを入れたらオトリが浮いたような反応があり掛かった。
 
 慎重に掛かりアユを手元に誘導し、ゲットしたのは18cmのメス鮎だった。  時計を見ると9時半過ぎ。  オトリを野アユに変え先ほどの下流に誘導し暫く探った。  すると今度はツンっとしたはっきりしたアタリで掛かった。  手応えで先ほどと同じぐらいの型の様だ。  これも慎重に寄せてきて取り込もうとしたときに空中でバレてしまった。  

 1匹目の鮎が尻尾のほうに掛かったので、本日はあまり追いが活発じゃないと感じていたが、やはり針掛かりが悪いようだ。  そこで特製の3本チラシに掛け針を変えてみた。  すると今度はなぜか野アユが寄っているようなのに針掛かりせず蹴られるようなアタリが2回ほどあった。  この時期の野アユは皮膚が固くなっているので、4本イカリより軽いチラシ針は野アユに触れても刺さらず蹴られるようだ。  そこで一角より外れづらいシワリ針に変えてみた。

 針を変え、そのまま下がり最初に入ったポイントの流心の奥の流れにオトリを入れた瞬間にはっきりしたアタリがあり20cmが掛かった。  その後この流れで1匹を追加するも後が続かず時間だけが過ぎていく。
 人気ポイントを避け人がいない場所に入ったので、、ここで本当に釣れるのかと心配したがボチボチと掛かったのでひとまず安心してここでじっくりやってみようと思った。

 暫くこの付近を攻めたが野アユからの反応がなかった。  オトリの泳ぎも良くなかったので水中糸を4号のフロロに変えてみたが糸の浮力が多いのかオトリが流される。  再び水中糸を複合メタルに変えることにしたが、今度はより細い0.05mmに変え流れに入れた。 
 そのまま徐々に上流に移動しながら探ると、流心脇のヨレでドスンとした強烈な当たりで18cmが掛かった。  オトリを変え再び先ほどの流れに入れると直ぐに次が来て同サイズをゲットした。

 その後、この流れで1匹追加し12時半に昼食休憩とした。 ここまでで6匹となり今日はツ抜けできるかと期待したがそうは簡単にいかなかった。 
 午後は小一時間ほど掛からず、やっとゲットできたのは16cmの小型アユ。  その後もあとが続かず苦戦し、オトリを変えたりしながら粘ったすえ、目印が飛ぶような大きなアタリで追加できたのは本日一番の21cmの雄アユだった。

 こうして午後3時頃に納竿とし今シーズンの鮎を終了とした。 今年は8月に増水で釣りにならない日が続いたりしたが、全体的には台風の影響も少なく10回の釣行ができ満足できたシーズンだった。  来年も楽しいアユ釣りができることを願いつつ帰路についた。







16〜21cmを8匹の釣果

掛けた時にはサビはなかったが、
帰宅したらサビが出ているものもいた。






@6月3日(土)
A6月15日(木)
B6月22日(木)
C7月5日(水)
D7月11日(火)
E7月21日(金)
F7月28日(金)
G8月28日(月)
H9月14日(木)
I10月12日(木)